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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2009年05月23日

病気とは学びの機会

”病気とは学びの機会”というタイトルをつけてしまいましたが、病気で苦しんでいる方には不謹慎な表現に聞こえてしまうかと思いますが、整体の病気に対する考え方として
どうかご了承ください。

私たちの身体の中で、日々様々な自律調整作用が行なわれ健康を保持しようとしているわけですが、考えてみますと私たちが恐れている病気にも意味があることに気付くのです。

異常の積み重ねが病気に成長して現れるのですが、その蓄積された悪いものが表面に出てきたという意味では病気自体は悪いことではないのです。

問題は大きな病気に成長してから表面化するか、小さな病気のままで表面化するか、
それは普段どれだけ自律調整作用を通して身体と対話できているかによるのです。

鈍い身体ほど病気がなかなか表面化せずギリギリになって表れ、気が付けば生命の
維持に影響するほどの病気に発展していることがあります。

身体の自律性を高め、病気を小さな状態で外へ出し、自分の身体の状況をよく観察
(内観)し、身体と対話することです。

どうしてそのような病気を引き起こしたのか?

食べ過ぎ、飲み過ぎ、筋肉の使い過ぎまたは運動不足、頭の使い過ぎ、ストレス、
目の使い過ぎ、眠り過ぎなど・・・

何が悪かったのか?

身体は様々な症状で表現しながら危険信号を発しています。

薬を飲んで落ち着いたからといってそれでおしまいではないのです。

それでは同じことを何度も繰り返してしまいます。

なるべく、同じ過ちを繰り返さない為に病気から学びを得なければいけません。

やはり、病気とは身体と心にとって学びの機会ともいえるのです。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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『新潟整体室自然健康堂(野口整体)』
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Posted by 心羽 at 07:27Comments(0)整体の健康観

2009年03月31日

身体の自然が行なう自律調整

もし何か悪いもの、腐っているものを食べて吐いてしまったらみなさんはどうされますか?

おそらく薬を飲んでしまう方が多いと思います。

整体の立場からしますと、それは身体にとって良くない行為なのです。

何ぜかといいますと、身体が悪いものを吐いて排出しようとしているところを薬を飲むことによって排出を止めさせているのです。

胃は懸命に悪いものを外へ出そうとしているのに、薬を飲んで胃を鈍らせて悪いものを無理矢理に胃に消化させているのです。

胃のことを思いますととても胸が痛む行為なのです。

下痢もそうです。

腸が懸命に悪いものを吸収しないように外へ排泄しようとしているのに、薬を飲んで腸を鈍らせて悪いものを無理矢理に腸に吸収させているのです。

腸のことを思いますととても胸が痛む行為なのです。

嘔吐や下痢を薬で止めたときはその苦しみからの開放感で楽になりあまり気付かないのですが、この悪いものを吸収してしまった身体はかなりの負担を背負うことになります。

体質が変わり、病気の原因になります。

私たちが”良かれ”と思っていることが実は身体にとっては逆ということがあり、気付かないうちに身体が本来もっている自律調整を乱したり壊したりしていることがあるのです。

例えば、扁桃腺が腫れる現象もそうです。

特に呼吸器系の弱い方は扁桃腺が腫れて熱が出ます。

かなりの痛みを伴うのでとても不快な状態ですが、扁桃腺からすれば肺や気管に菌が行かないように必死に菌と戦ってくい止めているのです。

その大切な門番である扁桃腺を切ってしまう方がいます。

医師との相談の上、考えに考えての最終決断としての結果だと思いますが、確かに扁桃腺を切りますとその痛みは軽減して悩むことはなくなります。

しかし、その代償は後になってから身体に現れる場合があるのです。

ときには、薬が必要な場合があるでしょう。

ときには、最終決断として手術をせざるをえないこともあります。

薬や手術で助けられることはたくさんあり、やはり必要なものだと思います。

ただ、私たちの身体にはもともと備わっている自律調整作用があり、その身体の恩恵を病気として誤解せずに自然治癒力の働きによって経過させ、自律調整作用が激しく出ないように日ごろから身体を育てていくという意識も必要ではないかと思うのです。

特別なことをしなくても元気なのが本当の元気なのです。

何もしないで自然に任せた方がよいのです。

薬に頼りすぎずに本来もっている自律調整作用を通して回復を繰り返してきた身体は強いです。

免疫力があります。

健康な身体とは様々な経験を通して育まれていくものなのです。


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Posted by 心羽 at 10:00Comments(0)整体の健康観

2009年03月23日

元気について

元気がなかったり不調を感じて活気が出なかったりすると栄養ドリンクなどを飲んで
元気を得ようとする方がいますが、本当は元気とは外から得ようとしても得られるもの
ではなく、私達の身体の中で常に生命の働きを支え続けているものなのです。

元気とは、元の気、根源の気の状態のことをいいます。

つまり、人間は本来が元気そのものなのです。

ですから、”元気がない”ということはありえないのです。

患者さんが治療室に入って来られると『先生!、元気をもらいに来ました!』とたまに
言われることがあります。

私もついノリで『ハーイ!』と答えてしまうのですが、でも本来は元気とはそういうもの
ではないのです。

他人からもらうということではなく、いかにして、自身の元気を発揮していくかということ
なのです。

そこが目指したいところ!

でも元気をもらえることってあるんですよね。

私の師匠もそういう存在でしたが、その人のそばにただいるだけで元気が沸いてくる。

相手の元気がこちらの停滞している気に感応して元気を誘導してくれるのでしょう。

いつの間にかそれまであったこちらのなんとなく重い気持ちが晴れていて身体の動き
までよくなってしまう。

そういう存在の人っていますよね。

でも皆さんもそうなれるはずなのです!

それは、心の方向性を見つめ直したり、身体の使い方を改めることから始まります。

そこに元気に戻れる、元気を発揮するカギがあります。

元気に笑って、元気に泣いて、元気に遊んで、元気に仕事をして、元気に悩んで、
元気に疲れて、元気に食べて、元気に眠って、元気に目覚める。

そして、最後は元気に死んでいく・・・、自分の元気を発揮して生きていくのが整体の
理想です。


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Posted by 心羽 at 11:09Comments(0)整体の健康観

2009年03月14日

健康という名の恒常性

テレビや雑誌などを見ますと健康に関する内容のものを多く目にします。

その多さに、私達が振りまわされているような・・・、氾濫していると言ってもいいかも
しれません。

ですが、それによって健康な人が増えているのかというと現実はまだ遠いように
思えます。

そもそも健康とは何なのでしょうか?

分野によって健康に対する考え方・定義も様々にあると思いますが、ここでは整体から
みた健康について説明していきたいと思います。

健康といいますと何か遠い存在のように考えてしまいがちですが、実はそうではなく
私達の身体の中で常に働いている”ちから”というか引力のようなもので、特別に意識
しなくても身体は健康という調和の状態、ベストコンディションへ常に導こう、維持しようと
しているのです。

その身体の恩恵に対して私達はいつも反抗して逆らっているのです。

ですから、健康に遠い体、不健康な身体になってしまう。

食べ過ぎ、飲み過ぎ、眠り過ぎ、筋肉の使い過ぎ、頭の使い過ぎ、眼の使い過ぎ、、、原因を挙げますとキリがありません。

私たちは健康を考慮しているつもりでも、それ以上に負担をかけている方が上回って
いるのです。

・・・一応、こうして健康の定義を簡単に述べてみましたが、皆さんの中では既に
分かっていらっしゃることだと思います。

仕事の都合、勉強の都合、スポーツの勝敗の都合、子育ての都合、介護の都合など
世の中にはいろいろな都合があり、本当はこうしたい、と思ってもなかなかそうはいかなかったりします。

それを考慮しながら少しずつでも、本当に身体を壊してしまうことがないように健康に
対する考え方をご一緒に見直していただけたらと思います。


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Posted by 心羽 at 19:14Comments(2)整体の健康観