2009年07月17日
自分の身体の個性を知る
人にはそれぞれ生まれついての身体の事情というものがあります。
背が低かったり、高かったり、細身であったり、太身であったり、猫背であったり、また
身体を部分的に観ても、顔の形、骨盤の形、手の形、足の形など人それぞれ特徴的な
ものがあります。
その身体の事情というものが、固定化し、硬直化すれば、癖となって、身体にとって障害となることもありますが、一定の弾力性、柔軟性といったものがあれば、それは個性と
呼ばれ、長所になりうることもあります。
そう考えますと、私たちは自分の身体の個性にそってしか力を発揮できないものなの
です。
人間にとって自由であるというのは、自分の個性を充分に発揮し、その制限された範囲の中で全力を出しきるということになります。
そして健康を維持する為にも、自分の身体の事情、個性を知るということがとても重要になります。
それにはまず、自分の身体の個性を体感として理解できなければいけません。
お父さんやお母さんの体質を知っておくことも大切です。
ご家族で整体を受けられている方の身体をよく観察していますと、子供さんはお父さんやお母さんの体型・体質を受け継いでいるのがよくわかります。
子供さんによっては、お父さんの方の体型・体質だったり、お母さんの方の体型・体質
だったり、または半々だったり、または部分的であったり、と親から(隔世遺伝の場合も
ありますが)受け継がれています。
そして、自分自身の体感として、どういうような異常を起こしやすいのか、それはどういう状況のときに起こるのか。
また、どういうリズムでそうなりやすいのか。
疲労が蓄積されてくると胃が痛くなる、パソコンに向かっていると目の奥が痛くなる、
嫌いな上司が近づいてくると首・肩が凝ってくる、ストレスがたまってくると過食になって
しまう、生理が近づいてくると便秘になる、など、体調を崩すにも人の数だけ身体の特徴があります。
女性の場合は生理があるので、身体には変調・周期があるというのはわかりやすいの
ですが、男性の場合は、そういうことに対して鈍感になってしまう傾向がります。
特に男性は、日頃の自分の体感をよく観察する必要があります。
ただ、なかなか意識できない、自覚できない、というだけのことで、実は身体はよくわかっているはずなのです。
どういうところまで力を入れたり、頑張ったりしていいのか。
どのあたりで力を抜いたり、やめてしまうのが適当なのか。
また、自分の気力を奮い起こすのに、どういうイメージをもつといいのか。
最悪の事態を考えた方が元気の出る人もいれば、楽しい空想を広げると元気になる人もいます。
また、執着を捨てると気楽になって元気の出る人もいるし、気楽になったとたんに何もやる気がしなくなるという人もいます。
自分の身体が一番よく知っているはずなので、自分自身をよく観察しなければいけません。
ですから、自分の身体の個性に合わないことをやったり、リズムが違ったりすれば、身体は不快に感じます。
その不快感も、持ち主が敏感に察してあげないとわからないことの方が多いものです。
その不快感が重なると身体は不調になって痛みになり、そこでやっと感じることはできるわけです。
また若いときは、若さゆえに、そういう感覚には、無頓着になりがちで、なかなか気が付きづらいものです。
例えば、若いときはお酒の飲み方が乱暴になりがちです。
お酒に飲まれてしまったり、ひどい二日酔いをしたりと、そういう苦い思いを何度も体験しながら、自分のペースや酒の種類との相性などが体感されてくるわけです。
若いときは、自分の内から突き上げてくるエネルギーに突き動かされて、やみくもに突っ走ってしまうわけです。
皆さんも思い当たることはありませんか?
年をとるということは、内なるエネルギーと身体とのバランスがをうまくつり合い保ってくる状態といえます。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
整体室のホームページです
http://www.h4.dion.ne.jp/~shizen-k/
《過去のブログ記事を整理して掲載しています》
『新潟整体室自然健康堂(野口整体)』
新潟市中央区東大通2-2-9 トーカン万代第二ビューハイツ810
TEL 025-243-0287
(胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)
背が低かったり、高かったり、細身であったり、太身であったり、猫背であったり、また
身体を部分的に観ても、顔の形、骨盤の形、手の形、足の形など人それぞれ特徴的な
ものがあります。
その身体の事情というものが、固定化し、硬直化すれば、癖となって、身体にとって障害となることもありますが、一定の弾力性、柔軟性といったものがあれば、それは個性と
呼ばれ、長所になりうることもあります。
そう考えますと、私たちは自分の身体の個性にそってしか力を発揮できないものなの
です。
人間にとって自由であるというのは、自分の個性を充分に発揮し、その制限された範囲の中で全力を出しきるということになります。
そして健康を維持する為にも、自分の身体の事情、個性を知るということがとても重要になります。
それにはまず、自分の身体の個性を体感として理解できなければいけません。
お父さんやお母さんの体質を知っておくことも大切です。
ご家族で整体を受けられている方の身体をよく観察していますと、子供さんはお父さんやお母さんの体型・体質を受け継いでいるのがよくわかります。
子供さんによっては、お父さんの方の体型・体質だったり、お母さんの方の体型・体質
だったり、または半々だったり、または部分的であったり、と親から(隔世遺伝の場合も
ありますが)受け継がれています。
そして、自分自身の体感として、どういうような異常を起こしやすいのか、それはどういう状況のときに起こるのか。
また、どういうリズムでそうなりやすいのか。
疲労が蓄積されてくると胃が痛くなる、パソコンに向かっていると目の奥が痛くなる、
嫌いな上司が近づいてくると首・肩が凝ってくる、ストレスがたまってくると過食になって
しまう、生理が近づいてくると便秘になる、など、体調を崩すにも人の数だけ身体の特徴があります。
女性の場合は生理があるので、身体には変調・周期があるというのはわかりやすいの
ですが、男性の場合は、そういうことに対して鈍感になってしまう傾向がります。
特に男性は、日頃の自分の体感をよく観察する必要があります。
ただ、なかなか意識できない、自覚できない、というだけのことで、実は身体はよくわかっているはずなのです。
どういうところまで力を入れたり、頑張ったりしていいのか。
どのあたりで力を抜いたり、やめてしまうのが適当なのか。
また、自分の気力を奮い起こすのに、どういうイメージをもつといいのか。
最悪の事態を考えた方が元気の出る人もいれば、楽しい空想を広げると元気になる人もいます。
また、執着を捨てると気楽になって元気の出る人もいるし、気楽になったとたんに何もやる気がしなくなるという人もいます。
自分の身体が一番よく知っているはずなので、自分自身をよく観察しなければいけません。
ですから、自分の身体の個性に合わないことをやったり、リズムが違ったりすれば、身体は不快に感じます。
その不快感も、持ち主が敏感に察してあげないとわからないことの方が多いものです。
その不快感が重なると身体は不調になって痛みになり、そこでやっと感じることはできるわけです。
また若いときは、若さゆえに、そういう感覚には、無頓着になりがちで、なかなか気が付きづらいものです。
例えば、若いときはお酒の飲み方が乱暴になりがちです。
お酒に飲まれてしまったり、ひどい二日酔いをしたりと、そういう苦い思いを何度も体験しながら、自分のペースや酒の種類との相性などが体感されてくるわけです。
若いときは、自分の内から突き上げてくるエネルギーに突き動かされて、やみくもに突っ走ってしまうわけです。
皆さんも思い当たることはありませんか?
年をとるということは、内なるエネルギーと身体とのバランスがをうまくつり合い保ってくる状態といえます。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています

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『新潟整体室自然健康堂(野口整体)』
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TEL 025-243-0287
(胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)
2009年03月25日
健康サンダルについて
よく健康サンダルを履いている方がいます。
足底にたくさんの突起が付いていて足のツボを刺激して健康になれるというサンダルです。
私の勝手なイメージかもしれませんが健康サンダルを履いている世代というのは中年の男性がほとんどで、健康を意識して会社で働いているときに一日中履いているという方が多かったように思えます。
ですが最近は、若い女性にも履いている方が多く、キティちゃんやディズニーのキャラクターなどのかわいい絵が付いていたりして、世代の違いを感じたりしますが、最近の流行でしょうか?
キャラクターの絵は好いとしまして、問題に感じますのは健康サンダルなのです。
私としては健康サンダルはあまりオススメしません。
足の裏には首・肩・腰などの筋肉のツボや心臓・胃・肝臓・腎臓などの内臓のツボも多数集まっています。
それらを刺激することによって健康を図るというものだと思うのですが、刺激というのは短い時間にまたは瞬間的だからこそ効果があるのです。
一日中足の裏を刺激し続けることは身体の負担になります。
刺激しているツボと関連している部分に、逆の効果が出てしまうことがあります。
つまり、心臓や胃、肝臓や腎臓などの機能低下にもなりうるのです。
過刺激は危険なのです。
履き始めの頃は、足の裏が痛く掃き心地もよくないのですが、数日も経ちますとその痛みも感じられなくなります。
そうなると、履いている本人は『これで健康に近づいた』と思われるようなのですが、私の立場からしますとそれは誤解、錯覚です。
はっきり言ってしまってごめんなさい。
健康サンダルを履いている方のほとんどは、足の裏がカチカチに硬く、皮膚が分厚くガサガサしています。
血行も悪そうです。
本来は足の裏は柔らかくないといけないのです。
健康サンダルの突起が足の裏を鈍くさせてしまっているのです。
先ほど、筋肉を強く揉むことの危険性の説明をしましたが、足の裏もサンダルの突起によって慢性的に硬くなってしまうのです。
せいぜい1日5分くらいで止めておいてください。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
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足底にたくさんの突起が付いていて足のツボを刺激して健康になれるというサンダルです。
私の勝手なイメージかもしれませんが健康サンダルを履いている世代というのは中年の男性がほとんどで、健康を意識して会社で働いているときに一日中履いているという方が多かったように思えます。
ですが最近は、若い女性にも履いている方が多く、キティちゃんやディズニーのキャラクターなどのかわいい絵が付いていたりして、世代の違いを感じたりしますが、最近の流行でしょうか?
キャラクターの絵は好いとしまして、問題に感じますのは健康サンダルなのです。
私としては健康サンダルはあまりオススメしません。
足の裏には首・肩・腰などの筋肉のツボや心臓・胃・肝臓・腎臓などの内臓のツボも多数集まっています。
それらを刺激することによって健康を図るというものだと思うのですが、刺激というのは短い時間にまたは瞬間的だからこそ効果があるのです。
一日中足の裏を刺激し続けることは身体の負担になります。
刺激しているツボと関連している部分に、逆の効果が出てしまうことがあります。
つまり、心臓や胃、肝臓や腎臓などの機能低下にもなりうるのです。
過刺激は危険なのです。
履き始めの頃は、足の裏が痛く掃き心地もよくないのですが、数日も経ちますとその痛みも感じられなくなります。
そうなると、履いている本人は『これで健康に近づいた』と思われるようなのですが、私の立場からしますとそれは誤解、錯覚です。
はっきり言ってしまってごめんなさい。
健康サンダルを履いている方のほとんどは、足の裏がカチカチに硬く、皮膚が分厚くガサガサしています。
血行も悪そうです。
本来は足の裏は柔らかくないといけないのです。
健康サンダルの突起が足の裏を鈍くさせてしまっているのです。
先ほど、筋肉を強く揉むことの危険性の説明をしましたが、足の裏もサンダルの突起によって慢性的に硬くなってしまうのです。
せいぜい1日5分くらいで止めておいてください。
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2009年03月18日
筋肉を強く揉むことの危険性
首や肩などが凝ったりするとその凝った部分をよく揉んでもらっている方がいらっしゃい
ますが、整体的観点から観ますとそれはあまり身体にとって良くないことなのです。
何ぜかといいますと、筋肉とは揉んだり押したり叩いたりと刺激を与え続けますと骨格や内臓を守る為に防御反応として硬直する習性があるのです。
経験のある方はご存知かと思いますが、筋肉を揉む回数を重ねていきますと”もっと
強く、もっと強く”揉んでもらいたくなります。
これは身体がかなり鈍くなっている状態で、自虐的な心理状態に陥っているとも言え
ます。
揉む刺激によって筋肉が鍛え上げられて身体の感覚が麻痺してエスカレートしている
のです。
身体の感覚が鈍くなりますと内臓などの病気が生じても感じることができず、悪化して
から気付くということになります。
そういう方の身体を観させていただきますと身体が鋼のように硬くなっていて、24時間
重い鎧を背負っているかのようです。
揉んだ直後は一時的には柔らかくなりますが、しかしそれは正常な柔らかさではありま
せん。
筋肉が痛めつけられて元気を失っている、筋肉が”へたっている”状態なのです。
血液循環が良くなっているようにみえてもそれは一時的で、筋肉の状態を観察して
みますと、ちょっと大げさかもしれませんが筋肉の悲痛な叫びが聞こえてくるかのよう
です。
一時的に柔らかくなったようにみえても筋肉にも自己回復力があり、刺激に対する
抵抗力も増してきます。
すると、以前にも増して筋肉の硬直状態を作り出してしまうのです。
マッサージのお店などに頻繁に通っている方、奥さんや旦那さんによく揉んでもらって
いる方、子供さんに背中に乗って足で踏んでもらっている方!
お気を付けください。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
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ますが、整体的観点から観ますとそれはあまり身体にとって良くないことなのです。
何ぜかといいますと、筋肉とは揉んだり押したり叩いたりと刺激を与え続けますと骨格や内臓を守る為に防御反応として硬直する習性があるのです。
経験のある方はご存知かと思いますが、筋肉を揉む回数を重ねていきますと”もっと
強く、もっと強く”揉んでもらいたくなります。
これは身体がかなり鈍くなっている状態で、自虐的な心理状態に陥っているとも言え
ます。
揉む刺激によって筋肉が鍛え上げられて身体の感覚が麻痺してエスカレートしている
のです。
身体の感覚が鈍くなりますと内臓などの病気が生じても感じることができず、悪化して
から気付くということになります。
そういう方の身体を観させていただきますと身体が鋼のように硬くなっていて、24時間
重い鎧を背負っているかのようです。
揉んだ直後は一時的には柔らかくなりますが、しかしそれは正常な柔らかさではありま
せん。
筋肉が痛めつけられて元気を失っている、筋肉が”へたっている”状態なのです。
血液循環が良くなっているようにみえてもそれは一時的で、筋肉の状態を観察して
みますと、ちょっと大げさかもしれませんが筋肉の悲痛な叫びが聞こえてくるかのよう
です。
一時的に柔らかくなったようにみえても筋肉にも自己回復力があり、刺激に対する
抵抗力も増してきます。
すると、以前にも増して筋肉の硬直状態を作り出してしまうのです。
マッサージのお店などに頻繁に通っている方、奥さんや旦那さんによく揉んでもらって
いる方、子供さんに背中に乗って足で踏んでもらっている方!
お気を付けください。
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