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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2013年05月15日

腰痛の治し方:温湿布による処置

 一般的に「痛いところは湿布をして冷やす」というのが常識のようになっています。
確かに、痛みのある部分に湿布をあてますと痛みが和らぐことがあります。
ですがそれは、症状が改善しているというより、湿布独特の冷たさ・刺激によって患部の感覚を麻痺させているだけにすぎないのです。
炎症や痛みは落ち着いたとしても、冷やして鈍くさせてしまった分、血流は悪くなり、筋肉は硬くなってしまいます。
するとこの硬くなってしまった筋肉が、今度は頑固な痛みの芯のようになり、そのまま慢性腰痛の原因になってしまうことが起こるのです。
整体では痛みのあるところには『温湿布』、つまり蒸しタオルをあてることをおすすめしています。
その方が、患部の炎症を内部からとり除き、硬くなった筋肉を弛ませ、痛みの原因も根本からとれていき、症状が改善しやすいのです。
もし腰を痛めましたら、蒸しタオルを痛みのあるところに、肌に直接あててみてください。
蒸しタオルの作り方は、こちらをご参照ください。 http://seitai.niiblo.jp/e112128.html
タオルが冷めてきましたら、再び熱くして、またあてます。
1本のタオルで3回ほど繰り返し行なってください。
痛みが辛いときは、1日に何回か繰り返し行なってください。
痛みの程度によって個人差はありますが、痛みが軽減してくるはずです。

患者さんに、『痛みの出ている部分に蒸しタオルをあててください』とお話すると、
『では、温めた方が良いということですね』と誤解されてしまうのですが、蒸しタオルの利点というのは“温める”ということではなく、“最初は温かくても、だんだんと冷めてくる”という温度変化にあるのです。
だんだんと冷めてくることによって内部の熱を抜き、炎症を和らげ、患部の再生を助けるのです。
ですので、数本のタオルを用意して冷めてきたらすかさずあてる、というよりも、1本のタオルで繰り返し間を空けながらあてた方が効果的なのです。
自分で自分の身体を愉気したくてもなかなかできないときは、この蒸しタオルがおすすめです。

また、腰が痛いときに、腰の筋肉を強めに揉んでもらっている方がいらっしゃいますが、整体の立場からすれば、身体にとってあまり良いことではありません。
筋肉は刺激を与えれば与えるほど、それに抵抗しようとする働きが起こります。
強めの力で筋肉をグイグイと揉みますと翌日に筋肉がパンパンになって「揉み返し」となって痛みが起こります。
これを習慣的に続けますと、筋肉はどんどん硬直していき、それが慢性腰痛をつくってしまうこともあるのです。
それから、腰に子供さんに乗ってもらっている方がいらっしゃいますが、これも危険です。
一歩間違えますと、腰のムチ打ち状態となって、本格的に痛めてしまうことがあります。
強い刺激というのは、患部を麻痺させてしまい、悪化させてしまうことが多いので気を付けてください。
愉気以外の方法で、身体が反発しないで受け入れてくれる処置方法としては、蒸しタオルがもっともおすすめです。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

                     整体室のホームページですicon25
                http://www.h4.dion.ne.jp/~shizen-k/
                 《過去のブログ記事を整理して掲載しています》

『新潟整体室自然健康堂(野口整体)』
新潟市中央区東大通2-2-9 トーカン万代第二ビューハイツ810
                     TEL 025-243-0287
      (胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)

ご予約のこと、ご質問等ございましたらメールでも受け付けていますので、
 どうぞお気軽にお問い合わせ下さい♪
                           shizen-k@excite.co.jp
  


Posted by 心羽 at 11:52Comments(0)腰痛の治し方

2013年04月15日

腰痛の治し方:手順⑦

⑦再び、腰椎の2側の硬直を弛める
相手には、またうつ伏せで寝てもらいます。
背骨の観察ができる方は、確認のために椎骨の状況を読み取ってみてください。
最初と比べてみますと、椎骨の状況に変化がでているはずです。
相手の身体を跨いで、硬直していた腰椎の2側を再び押さえてみます。
最初に押さえたときと比べてみますと硬直が弛んでいるはずです。
まだ硬直が残っている場合、ここで改めて押さえて愉気をしていきます。
相手の呼吸を感じながら、相手が息を吐くのに合わせて押さえていき、吸うのに合わせて押さえた力を弛めていきます。
気持ちのよい、軽めの程度の強さで押さえ、これを数回繰り返し行ないます。
最初よりも弛みやすくなっていて、気が通りやすく、指が吸い込まれるように入りやすくなっているはずです。

          

ここまで腰痛に対する愉気のポイントをいくつかご紹介してきましたが、ここまでのことを行なえば、腰の痛みは以前よりも改善しているはずです。
たとえ、1回の操作で痛みが全部とれなくても焦らずに、以前よりも軽くなっていれば良しとみなしてください。
数日後にまた行ないますと、さらに痛みがとれやすくなっていることが多いです。
特に頑固な腰痛の方を相手にする場合は、数回繰り返し行なってみてください。


過去の『腰痛の治し方』の記事です http://seitai.niiblo.jp/c9304.html


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Posted by 心羽 at 13:43Comments(0)腰痛の治し方

2013年04月11日

腰痛の治し方:手順⑥

今回は前々回の記事の続きに戻って腰痛の手当てです。

⑥臍(へそ)に愉気をする
腰痛の最大の急所、それは『へそ』なのです。
ここでいう『へそ』とは、へそそのものというよりもへそを中心とした『お腹』というように捉えてください。
腰に異常がおきているときは、へそに力がなく、息が深く入っていません。
へそに力がないということは、腰に力が入らない、つまり腰がきちんと定まっていない状態を意味しています。
そのままの状態で行動すれば、腰椎はズレやすく、腰痛をおこしやすくなります。
言い換えますと、腰の背骨がズレているということはへその力にも歪みがある、ということなのです。
そこで整体では、腰痛の人にへそに愉気することをよく行ないます。
へそに愉気をするといいますと、腰とは関係のないことをしているように思えるかもしれませんが、実はとても重要な腰痛の調整点であり、また予防点でもあるのです。

          

愉気を続ける目安は、相手の呼吸が深くなるまでです。
呼吸が深くなってきますと、へそに当てているこちらの手にへその気が満ちてきて充実した感じ、という感覚がわかってくると思います。
すると腰も本来の力を取り戻し、改善が早くなります。
へそに弾力がある、気で満たされている、ということはとても大切なことなのです。


過去の『腰痛の治し方』の記事です http://seitai.niiblo.jp/c9304.html


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Posted by 心羽 at 12:23Comments(0)腰痛の治し方

2013年03月21日

腰痛の治し方:手順⑤

⑤太ももの内側の筋肉の硬直を弛める
相手には、そのまま仰向けで寝てもらいます。
太ももの内側の筋肉の硬直を股関節の方から膝の方にかけて、3ヶ処ほど弾き上げるように押さえながら愉気をします。
このときも相手の吐く息に合わせながら、弾いてください。
基本は3度繰り返し行ないますが、硬直が弛むまで数回繰り返して行なってみてください。
          例:右の場合
              

基本的には、左右の太もものうち硬直している側だけを行ないます。
もし、両方とも硬直しているようでしたら両側とも行なってみてください。
最後に最も硬かった部位と逆側の同じ位置の部位の両方に手を当て、左右の柔らかさを揃えるようなイメージで愉気をします。


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Posted by 心羽 at 13:09Comments(0)腰痛の治し方

2013年03月19日

腰痛の治し方:手順④

④側腹の硬直を弛める
今度は、相手に仰向けで寝てもらいます。
簡単なやり方は、左右の側腹を挟むように手を当て、愉気をします。
側腹の奥にある硬直を掌で感じとりながら、または硬直の弛みやすい方向を探りながら、手の当てている角度を微妙に変え、丹念に愉気をしていきます。

技術的なやり方としては、左右の側腹をつまんでみて、左右の側腹のうち、どちらが分厚く腫れぽったく硬くなっているかを観察します。
側腹をつまむ時、相手の吐く息に合わせながらつまむと硬直がわかりやすいです。

                

分厚い側の側腹を相手の吐く息に沿ってつまみ、そしてまた相手の吐く息に合わせながら、側腹の奥の硬直した部分を外へギューっと引っ張り、息を吐ききったところでフッと弛めます。
基本は3度繰り返し行ないますが、奥の硬直が弛むまで数回繰り返して行なってみてください。
基本的には片側の分厚く硬い側のみを行なうのですが、ポイントによっては両側を愉気して弛めてみて、いろいろ試してみて下さい。
最後に左右の側腹を挟むようにして手を当て、左右の柔らかさを揃えるようなイメージで愉気をします。
相手の呼吸の息の入り方が左右均等にゆったりと深く入るまで愉気を行なってください。

            


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Posted by 心羽 at 13:30Comments(0)腰痛の治し方

2013年01月25日

腰痛の治し方:手順③

③太ももの裏の筋肉の硬直を弛める
相手には、そのままうつ伏せで寝てもらいます。
太ももの裏の筋肉の硬直をお尻の方から膝裏の方にかけて、弾くように押さえながら愉気をします。
基本的には、左右の太もものうち硬直している側だけを行ないます。
ですが、両方とも硬直しているようでしたら両側とも行なってください。

              


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Posted by 心羽 at 12:14Comments(0)腰痛の治し方

2013年01月21日

腰痛の治し方:手順②

②お尻の硬直を弛める
相手には、そのままうつ伏せで寝てもらいます。
左右のお尻を外側から挟むようにして手を当て、愉気をします。
お尻の奥にある硬直を掌で感じとり、硬直の弛みやすい方向を探りながら、手の当てている角度を微妙に変え、丹念に愉気をしていきます。
するとお尻が柔らかくなって、腰の筋肉の緊張が弛み、腰・骨盤の歪みが正されていきます。
腕の力だけでお尻を柔らかくしようとしますと、腰の硬直が弛みにくく、腰・骨盤の歪みが正されにくいので、愉気で弛めていくことを意識してください。

              


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Posted by 心羽 at 17:01Comments(0)腰痛の治し方

2012年12月12日

腰痛の治し方:手順①

              
 腰痛は、人それぞれの身体の問題があり、原因も様々です。
当然、その人によって適切な処置は変わります。
どんな腰痛に対しても劇的に効く治療点というものはありません。
ですが、腰痛が表れるにはいくつかのパターンがあり、そこに共通した急処というものがあります。
これから、どの腰痛に対しても共通して比較的効果のある急処をご紹介していきたいと思います。
痛いところに手を当てる、ということが手当ての基本ではありますが、これからご紹介させていただく急処に愉気を行なえば、痛みの出ているところにだけ手を当てるよりも効果が期待できます。
腰痛は、そのほとんどが腰椎や骨盤の歪みが影響しています。
腰痛を改善させるには、腰椎・骨盤の歪みを正すことが基本になります。

では最初に、相手に腰の痛みは腰のどの辺りにあるのか、どういう動きをすると痛むのか、痛みの状況を確認しておいてください。

①腰椎の2側の硬直を弛める
相手には、うつ伏せで寝てもらいます。
背骨の観察ができる方は、椎骨の状況を読み取ってみてください。
相手の身体を跨いで、腰椎の2側(椎骨から指2本くらい外側の位置)の硬直しているところを探し、親指を当て、愉気をしていきます。

                 
腰椎の2側の硬直しているところは、必ずしも痛みのあるところと一致するとは限りません。
痛みのあるところよりも硬直しているところを選んで愉気をしていきます。
その方が効果が出やすく、実際、痛いところを一生懸命に押さえても、押さえているときは相手は気持ちがよいかもしれませんが、痛みが思ったように取れていない場合が多いのです。
腰痛を治すコツ、それは痛みのあるところよりも硬直しているところに着目することなのです。
硬直しているところを弛めていきますと、腰椎・骨盤の歪みが正され、根本から腰痛を治すことができます。
腰椎の2側を押さえていくときのコツですが、愉気をしながら相手の呼吸を見つつ、相手が息を吐くのに合わせて押さえていき、吸うのに合わせて押さえた力を弛めていきます。
気持ちのよい、軽めの程度の強さで押さえ、これを数回繰り返し行ないます。
相手の呼吸を無視して、腕の力だけで無理に押さえるようなことはしないでください。
試してみるとわかると思いますが、腕の力だけで押さえ弛めようとしても、腰椎・骨盤の歪みは思ったようにはなかなか正されていないのです。
この時点では、2側の硬直が少しでも弛んできましたら、とりあえずそこで止めておきます。
後ほど、また同じ操作を行ないますので、ここで硬直を全部弛めることができなくても大丈夫です。
          


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Posted by 心羽 at 18:26Comments(0)腰痛の治し方