2010年09月18日

風邪とは・・・

野口整体の風邪に対する考え方は、既に「風邪は自然の整体法」で詳しく述べていますが、ここでもう一度簡単に繰り返し述べさせていただきながら具体的な『自己処置法』へと展開していきたいと思います。

整体では、風邪を病気とは捉えずに、身体のどこかに潜んでいた溜まっていた疲労や身体の歪みが様々な風邪症状という形で表面化し、その結果、身体がリセット、リフレッシュ、されていく自律的な調整作用であると考えています。

実際、風邪をひいた後の身体を観察しますと骨格の歪みが整って、可動性があり、筋肉にも柔軟性があり、生まれたてのような、サッパリとした感じの身体になります。

風邪をひいた本人も、身体がサッパリとして、いかにも爽やかで、清々しい感じになります。

大掃除の後のような気分です。

風邪をひいた後に肌が綺麗になるということもよくあります。

ですが、薬で風邪を抑え込んだ場合、身体はそのような快適な身体にはなりません。

骨格の歪みや筋肉の硬直をそのまま吸収して、硬直化した、鈍く、重い感じの身体になり、頭の中もボヤーっとしてスッキリしません。

ですから、整体では風邪を薬で治すという発想はしないのです。

つまり風邪とは、自分自身で行なえる効率の良い健康法といえ、風邪特有の喉の痛み、熱、咳やくしゃみ、鼻水、下痢、身体の節々の痛みなどは、身体が骨格の歪みや筋肉の硬直を弛め、消去して、元気を快復しようとしている一時的な過程であって、病気ではないということなのです。

風邪は身体の不調が極限状態まで達したときの不調のガス抜きとでもいいましょうか、それを乗り越えて正常に戻すために、不快ではありますがこれらの症状を引き起こしているわけなのです。

風邪をこのように理解しますと、いわゆる風邪の症状というものは恐れる必要はないということがわかります。

逆に心配なのは「風邪ひとつひいたことのない身体」で、それをよく自慢する人です。

こういう人は、自分は健康体だと自信を持っている人に多いのですが、実は案外身体の不調を外に出せないだけで、風邪をひけない鈍い身体だったりするのです。

そういう鈍い身体は、ガン、脳溢血、心筋梗塞など大きな病気を引き起こすことをしてしまう可能性があるのです。

長生きしている人をみますと、よく風邪を引いたり、小さい病気を繰り返してきたりと、いわゆる病み抜いて生きてきた人に多いのです。

ですが、環境にきちんと適応した生活を送っている人は、身体も整っていて、風邪をひく必要性がないということになります。

ですが風邪は、身体の大掃除となるので年に1度でもひいておくとよいでしょう。

その方が、風邪をひいてもひどくならずに済みます。

風邪というのはしっかり経過させずに、途中で止めてしまえば、身体の中にどんどんゴミを溜めてしまうことになり、溜まれば溜まるほど、もっと大がかりな大掃除が必要になってしまうという結果になるのです。

風邪で済まされないような命がけの大掃除にはならないようにしたいものです。

整体が考える本来の意味での健康体とは、感受性をもち、そのうえ免疫力も高く、たとえ風邪をひいても軽症のまま、ひき終わらせることのできる身体のことをいいます。

風邪をひくにも人それぞれにテーマがあり、それはその人のもっている偏り疲労の内容によって風邪の内容や経過が変わってきます。

頭を使いすぎて頭が疲れている人、食べすぎて消化器に余分な負担をかけている人、お酒を飲みすぎて肝臓に負担をかけている人、余分な栄養物を取りすぎて腎臓に負担をかけている人、絶えず心配をして神経を使い過ぎている人など、人によって抱えている身体の偏り疲労は様々です。

風邪は、それに合わせて調整すべく風邪をひいていきます。

そうして人それぞれの風邪をひいていきますと、その使いすぎて硬くなったところ、歪んだところ、循環の悪くなったところが弛んで、弾力性が回復してきて、血液循環が良くなり、風邪を経過した後はスッキリと整った身体になるのです。

ですから、風邪というものは治療するのでなく、経過するものでなくてはならないのです。

整体からみますと、季節の変わり目にひく風邪が理想的な風邪といえるでしょう。

四季のある日本では、季節の変化に合わせて身体もそれに合わせて適応させていく必要があり、次の季節を迎える準備として、前の季節の不調を、風邪という症状によって外に出すことになるからです。

ですから、これからご紹介する処置法も、薬の代用として症状を抑え込み、異常感を消失させ、早く治すことを目的としたものではありません。

風邪の症状をスムーズに経過させることを目的としたものになります。

ですが結局のところ、それが風邪を早く治すという結果につながるのです。

薬を使わずに自然に風邪を経過させた後の気持ちの良さ、生まれ変わったような新鮮な感覚というものを、ぜひ体験していただきたいと思います。


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Posted by 心羽 at 12:35Comments(0)風邪

2010年09月08日

お腹の赤ちゃんに気持ちを向ける

妊婦さんに最も心がけていただきたいこと、それは『お腹の赤ちゃんに気持ちを向ける』ということです。

「そんなの簡単!」と思われますか?

でも一番大切なことなのです。

妊娠に関する本をたくさん読んでいろんな知識を身に付けても、この『お腹の赤ちゃんに気持ちを向ける』ということを忘れてしまっていては、その知識の吸収は中身のない努力、お母さんだけが空回りしているように、私には見えてしまいます。

妊娠中の基本は、『お腹の赤ちゃんに気持ちを向ける』、これが妊娠生活の土台となってほしいのです。

お腹の赤ちゃんはいつもお母さんに気持ちを向けてもらうことを望んでいます。

気持ちを向けてもらうとお腹の赤ちゃんはとても安心するのです。

次にご紹介する『話しかけ』を日頃からしてもらって、お母さんから気持ちを向けてもらっている赤ちゃんは、私が手を当てて気持ちを向けていきますと「トントントン、トン!」と胎動で表現してくれて、お腹の中でとても幸せに過ごしている様子が伝わってきます。

しかし、あまり気持ちを向けてもらっていない赤ちゃんは、閉鎖的な感じで、あまり楽しそうではありません。

緊張しているのか、私が気持ちを向けても返答がなく、なんだか消極的で閉ざしている印象を受けてしまいます。

コミュニケーションに慣れていないせいもあるでしょう。

ぜひ、お腹の赤ちゃんに気持ちを向けて語りかけてあげてください。

きっとお腹の赤ちゃんは嬉しくなって、お母さんの気持ちに応えて動き出すことでしょう。

妊娠中も産後も、お腹の内側にいるか外側にいるかの違いだけで、赤ちゃんの存在、そして赤ちゃん自体の認識はほとんど変わらないのです。

どうか、お腹の赤ちゃんと楽しい妊娠生活を送ってあげてください。

お母さんに気持ちを向けてもらいながら幸せな胎児生活を過ごしてきた赤ちゃんと、あまり気持ちを向けてもらえずに寂しく過ごしてきた赤ちゃんとでは、生まれてきてからの人格にも大きく影響してきます。

気持ちを向けてもらいながら愛情を受けて生まれてきた赤ちゃんは、とても穏やかで表情も愛情に満ちています。

そうではない赤ちゃんは、なんだかビクビクしていて、いつもそばにお母さんがいないと不安な様子、ちょっと離れただけでもすぐに泣き出してしまいます。

育児は妊娠中から始まるということをどうかご理解ください。

それが親としての自覚を育てることにもつながり、生まれてきた赤ちゃんを大切な我が子として心から愛情をもって迎えてあげられることにもつながるのです。


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Posted by 心羽 at 13:15Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年09月06日

9月の身体

セミの声が少なくなりますと夏が過ぎ去っていくことを実感し、なんとなく寂しく感じられるものですが、今年はまだまだ残暑の厳しい日が続く影響で、寂しさはあまり感じませんね。

ですが、9月も中旬にもなりますと朝晩が涼しくなって、身体は秋の体勢へと移っていきます。

特に明け方の冷え込みにより、皮膚が引き締まって代謝が鈍り、寝汗を内攻させたりなどして身体を冷やすことがあります。

その対処法として、朝起きましたら、後頭部の温湿布を行なうことや足湯をおすすめします。

足湯は行なう前に、冷えの急処である足の3・4趾間を押し開くようにして弛めてから行なうとよいでしょう。

この時期は、朝に行なうのが効果的です。

                                   
それから、日焼けをした方は秋口になりますと風邪をひくことがあります。

日焼けによって硬直した皮膚を調整するために、夏の疲労の調整として風邪をひくのです。

薬を飲まずに風邪を経過させれば、皮膚が調整され、夏の疲れも解消し、身体がスッキリとします。

風邪を短期間で経過させるために、やはり足湯をするとよいでしょう。

足の裏には腎臓の急処があり、足湯によって腎臓の働きが活発になりますと風邪による喉の腫れ・痛みも治まります。

喉に腫れ・痛みがある場合は、足湯を行なう前に、足の内縁部(土踏まずの筋)の硬いところをよく押さえて弛めてから足湯を行なうとよいでしょう。

そして水分の補給も忘れないようにしてください。


また、夏の疲れの解消として塩を舐めて塩分を補給したり、ハチミツを小さじ1杯ほど舐めるのもよいです。

これから汗による代謝が少なくなる分、泌尿器系に変動を起こしやすくなります。

そろそろ温かい汁物をとるようにしてください。

夏は生野菜など大雑把な食べ方の方が身体に適していますが、これからの時季は味覚が敏感になり、さっぱりとした細やかな味のものを好むようになります。

                  
また、夏の間、活発だった発汗が少なくなることによって、腎臓に負担がかかってきます。

排尿のときに尿が二つに割れる方は腰が捻れていますので、思い当たる方は腰(腰椎3番・へその真裏)を中心に身体をよく捻っておくとよいでしょう。

腰椎3番(泌尿器系)に可動性が出てきて、小便の排泄作用を促し、腎臓やその他の泌尿器系の臓器も機能が回復してきます。

            
9月は台風のシーズンとも言えます。

気圧の変動により、特に呼吸器の弱い方は、不安になったり、息苦しくなったり、いろいろと影響を受けやすい傾向があります。

心臓活点に愉気をするとよいでしょう。


 初秋、身体は夏の躍動的なリズムから秋に向けて静かなリズムとなり感受性が細やかになってきます。

するとやはり、秋は芸術に向いている季節と言えるのですが、秋も深まってきますと腰が捻れやすく、すると感受性が鈍くなってくることがあります。

これから訪れる!?、、、かもしれない、食欲の秋も感受性を鈍くさせます。

心の落ち着いたちょっと寂しくもあるこの細やかな感覚の時季を味わいたいものです。


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Posted by 心羽 at 17:47Comments(0)季節と身体

2010年09月03日

頸椎1番

 脳の血液循環に影響する処で、頭痛、めまい、脳の障害、痴呆といった症状にも関連します。

神経系統に対しての影響が大きく、うつ、パニック、不安、神経衰弱、ヒステリーなど心が不安定な人はこの椎骨が異常を起こしていることが多いです。

気分が乗らなかったり、気力が出ないというときもこの椎骨が影響している場合があります。

この頸椎1番は、左右の後頭骨と連動していて、左の後頭骨を上げる操作をしますと思考力が増して頭の中がスッキリとします。

右の後頭骨を上げる操作をしますと副交感神経の働きが増長して脳内の血行がスムーズになります。

眼の見え方とも関係していて、ものが二重に見えたり、斜視の人もこの椎骨が異常を起こしていることが多いです。

また耳の聞こえとも関係して、難聴や耳鳴りもこの椎骨の調整で回復することがあります。

延髄の働きに関連するため、熱の調整や不眠症のときに有効なポンイントとなります。
     
     *)延髄の機能とは:発熱の調整機能、睡眠中枢、呼吸の働き、嚥下運動、
       唾液や涙の分泌など

その他としては、顕在意識と潜在意識とのつながりと関連しています。

この椎骨は愉気によっての調整は可能ですが、頭蓋骨の中に隠れているために直接、手で触れることはできません。


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Posted by 心羽 at 19:20Comments(0)椎骨と各器官の関係