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2010年10月08日

頸椎2番

 この椎骨も頸椎1番と同じく脳の血液循環に関連します。

左側が硬いと脳に血液が昇っていかず、右側が硬いと血液が降りてきません。

頭痛や頭重感は、この頸椎2番の異常が原因で起こることが多く、左にズレている場合は左側の偏頭痛、そして脳に血液が昇らなくなることによって立ちくらみやめまいの原因になったりします。

右にズレている場合は右側の偏頭痛、そして脳の血液が降りなくなることによって高血圧や脳溢血、脳梗塞の原因になったりもします。

風邪による頭痛や高熱が下がりにくいとき、この椎骨を調整することで経過が早くなります。

高い熱が出るような風邪の場合、この頸椎2番が硬直していると頭痛になるのですが、薬を飲まずに熱を経過させますと頸椎2番が弛んで頭痛が治まります。

と同時に後頭部の緊張が弛んで、全身の硬直が弛み、とてもリラックスした状態になります。

ですが、この頸椎2番がなかなか弛まない状況にありますと、熱が下がりにくく、頭痛や頭重感が続き、つまり風邪がなかなか経過しづらいという状況が起こります。

つまり頸椎2番の弾力性が、風邪の経過を左右することがあるのです。

熱は本来、身体が必要として出しているものなので、自然に任せて熱を出させてあげるのがよいのですが、熱の経過をスムーズに促すためには頸椎2番の弾力性がとても重要で、ときにその弾力性を誘導してあげることが大切になってきます。

頸椎2番がとても硬直した状態の場合、高熱が予想以上に出続け、身体の体力をどんどん消耗させてしまうこともありうるので、場合によっては、単純に熱が出ればいいというわけでもないということになります。

頸椎2番は眼との関連も深く、眼が疲労しているときにこの頸椎2番の状態を観察して、左右どちらが硬直しているかによって、どちらの眼がより疲労しているかということも分かります。

この椎骨の2側は脳活点と言われる処で、失神、癲癇(てんかん)、意識不明、ひきつけ、日射病のけいれん、ガス中毒など、「息はあるけれども意識がない」という状態のときに脳活起神法という操作を行なう急処でもあります。

その他の関連性としては、記憶力の低下、首の異常感、歯痛など首から上の異常によく使います。

歯科治療で、抜歯をしますと頸椎2番がズレて頭に影響が出ることがあります。

顎関節症は、ほとんどの人が頸椎2番が外に飛び出していることが多いです。

脈の安定性と関係しています。

アルコールを摂りますと頸椎2番が右に倒れます。

全身の運動、筋肉が緊まったり・弛んだりの動きに関連が深いです。

頸椎2番の1側には花粉症の調整点があり、愉気をしていますと鼻の通りが良くなります。

また鼻の温湿布によって頸椎2番を弛めることもできます。

手の親指に力を入れますと、頸椎2番が硬くなります。

親指をよく使うような仕事をされている方は頸椎2番の硬直、それによって起こる脳の血行異常の病変(脳溢血・脳梗塞・めまいなど)には気を付けなければいけません。

足の親指も頸椎2番と関連しています。

頸椎2番が硬くなりますと、神経的にも硬直し、頑固になりやすく、怒りっぽく、攻撃的になるなど、心理的にも影響が出ます。

脳活点:二側(椎骨から指2本くらい外側の位置)、上頸:三側(椎骨から指3本くらい外側の位置)

頸椎1番は外から指で触れることが難しい骨ですが、頸椎2番は触りやすくとてもわかりやすい骨です。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 14:09Comments(0)椎骨と各器官の関係