2010年10月28日
逆子
妊娠初期は、お腹の赤ちゃんもまだ小さく、お腹の中でコロコロと動き回っているので、この時期に頭が上を向いていても特に心配する必要はありませんが、妊娠も後期に入り、自然と下がるはずの頭が、この時期になっても下がらずに逆子の状態でいますと医師から帝王切開の可能性を告げられることがあります。
どうして頭が下がらないのでしょうか?
逆子の原因として西洋医学では、母親の子宮の形状異常、子宮筋腫、前置胎盤、子宮の中の羊水が多すぎて胎児が安定できず、頭を下にすることができない、などが考えられるそうです。
では、整体では逆子をどのように考えているのかといいますと、
整体では、母体の腰椎2番という椎骨が捻れて可動性のない状態にあると、逆子になりやすいといわれています。
ですが、腰椎2番が捻れるとすぐに逆子になるというわけではなく、そこに様々な条件が重なることで逆子になるようです。
その様々な条件とは・・・
①お腹の環境が窮屈で居心地が悪い
これは背骨や骨盤の歪み、それによって生じる子宮の緊張によって起こります。
骨盤に歪みがあって子宮が硬いということは、つまり赤ちゃんの過ごしている部屋が傾いていて、部屋の壁が赤ちゃんを圧迫しているということなのです。
ちょっと深刻な表現になってしまいましたが、赤ちゃんの身体の成長につれて子宮の中は更に居心地の悪い空間となっていきます。
そこで赤ちゃんは居心地の悪い空間の中で、居心地の良い姿勢を探そうとするわけです。
その結果、逆子になってしまうと考えられます。
また、妊娠中期の時期に逆子の状態で過ごしているうちに、骨盤の歪みによって頭を下げたいのに下げられないという状況になっていることも考えられます。
これらの場合、背骨や骨盤の歪みを整え、子宮の緊張を弛めてあげますと、その場で動き出して定位置に戻ってくれることが多いです。
本来の定位置が本当は赤ちゃんにとって楽な位置なのです。
環境さえ整えてあげれば赤ちゃんは喜んで元の位置に戻るのです。
②お母さんの打撲や怪我による衝撃
お母さんの打撲が原因で逆子になることがあります。
たとえば、妊娠中のときに雪道などを滑ってお尻を打ったりすると、お腹の赤ちゃんはびっくりしてパニック状態になり、クルリと位置を変えてしまうことがあるのです。
お母さんにとっては打ったのがお尻であっても、赤ちゃんにとっては頭になります。
打撲の衝撃と驚きから避けるように位置を変えてしまうのも無理はありません。
肉厚の温かい子宮で守られているとはいいましても打撲の衝撃は身体の中を浸透していきますので、赤ちゃんにとってはかなりの影響になるのです。
③お母さんの心境が影響する
お母さんとお腹の赤ちゃんは肉体だけでなく、心理的にも一心同体です。
お母さんが何かに対して驚いたり、心を痛めたりすると、それがきっかけとなって逆子になることがあるのです。
たとえば、打撲までいかなくても転びそうになったり、ホラー系の映画を見たり、テレビで残酷なシーンや悲しい場面を見たりするとお腹の赤ちゃんも一緒に心理的に影響を浮け、場合によっては逆子になることがあるのです。
それから夫婦喧嘩もいけません。
お腹の赤ちゃんにとって目の前でお母さんとお父さんに喧嘩をされることほど辛いものはありません。
どちらかが大きな声で怒鳴ったり、叫んだり、泣いたりしたら、お腹の赤ちゃんは恐怖と心配で、お腹の中で落ち着くことができず、位置を変えてしまうことがあるのです。
④赤ちゃんの性別の告知による両親の心理の変化
このケースも実際、多いのではないかと思うのですが、医師の検診によってお腹の赤ちゃんの性別が伝えられたとき、その性別がお母さんやお父さんの望んでいた性別ではないことがあります。
『男の子が欲しい』、『女の子が欲しい』、それぞれあると思いますが、たとえ希望していた性別ではなくても、すぐに気持ちを切り替えて、お腹の赤ちゃんを愛してあげてください。
どうしてかといいますと『本当は男の子が欲しかったのに』『女の子じゃなくてガッカリ』という気持ちもすべて赤ちゃんに伝わっているのです。
お腹の赤ちゃんにとってこんな惨めなことはありません。
心が素直で優しい赤ちゃんは、『自分は望まれていないんだ』『生まれてはいけないんだ』と思い、自らへその緒を首に巻いたり、逆子になったりすることがあるのです。
できれは、妊娠が判った時点で、男の子でも女の子でもどちらでも構わないという大らかな気持ちでお腹の赤ちゃんを愛してあげて欲しいです。
お腹の赤ちゃんは、自分がお母さんやお父さんの望んでいる性別ではない場合、それが医師からお母さんお父さんに伝えられるまで、『もし本当のことがわかったらどうしよう?』と日々をビクビク心配しながら過ごすことになります。
そういうストレスを赤ちゃんに与えてはいけません。
とにかく、望んでいた性別ではなかったとしても、すぐに気持ちを切り替えて、お腹の赤ちゃんを愛してあげてください。
⑤下腹部や足の冷え
下腹部や足の冷えは、下腹部の血流を悪くし、子宮を硬直させて、胎児にとって居心地の良くない空間となります。
冷えの部分がお母さんにとっては下腹部や足であっても、お腹の赤ちゃんにとっては頭になります。
冷たくて、硬直した子宮は赤ちゃんにとってとても不快なはずです。
その居心地の悪い下腹部を避けるために逆子になっている場合も考えられます。
⑥お母さんの呼吸が浅い
お母さんの呼吸が浅いということは、肺の下にある横隔膜が下がりにくく、上腹部に余計な空間を作ってしまうことになります。
これも結局は背骨や骨盤の歪みが原因になるのですが(特に首・肩・背中が凝っている方は注意!)、お腹の赤ちゃんは新たにできた空間に身体の位置を変え、逆子になることがあるようです。
⑦眼や頭の神経的な疲れ
眼の疲れ、頭の疲れ、これらの症状も子宮を緊張させ、骨盤の空間を狭めてしまうことがあります。
眼や頭を過敏に働かせることをやめて休養し、心を穏やかにして、温かく柔らかい子宮作りを心がけましょう。
<操法>
妊婦さんには正座をしてもらい、愉気する人は後ろから腰椎2番を観察し、左右の1側のうち、どちらが硬直しているかを調べます。
次に、愉気をする人は妊婦さんの左側に正座をします。
そして、右手の掌や指を腰椎2番の左右1側の硬直側に当て、左手を臍に当てます。
つまり、お腹の赤ちゃんを両手で挟むような状態になります。
右手で腰椎2番の動きを感じながら、両手を合わせるような角度を探し出し、そのつもりになってしばらく愉気をします。
両手が合わさったような、ひとつにまとまるような感じになりましたら、
お腹の赤ちゃんに向かって「逆さになっているから元の位置に戻ろうね」と話しかけをします。
声を出さなくても、心の中で呼びかけるだけでも通じますが、実際に声に出して話しかけてあげるとよいでしょう。
お腹の赤ちゃんと気が通じ合いますとその場でクルリと元の位置に戻ります。
そのときにクルリと変わらなくても翌日~数日で元の位置に戻ることもありますので慌てないで焦らないようにしてください。
<補助的な操法>
頭部第4に愉気をするとよいでしょう。
骨盤の歪みを整え、子宮の緊張を緩和させてくれます。
子宮の緊張が緩和されると、お腹の中にゆとりができるため、お腹の赤ちゃんの動く空間が確保されます。
また、腹筋もリラックスしている時は柔らかく、そして緊張しなければならない時は力強く、という弾力性を取り戻し、出産の時にとてもいきみやすくなります。
自分でできる方法として以下のことを積極的に行なうとよいでしょう。
【話しかけ】
お腹に手を当て、じーっと愉気をしながら、またはナデナデしながら、お腹の赤ちゃんに話しかけてあげてください。
大げさに話しかける必要はありません。
『逆さになっているから頭を下に戻してね』と穏やかに普段どおりの口調で話しかけるだけでよいのです。
お腹の赤ちゃんに気持ちを向けながら、お腹に向かって話しかけてあげてください。
テレビを見ながらとかではいけません。
きちんとお腹の赤ちゃんに気持ちを向けて欲しいのです。
上記の操法を行なわなくても、話しかけを行なうことによって、それだけで逆子が改善することもあります。
もしお腹の赤ちゃんに悲しい思い、寂しい思い、嫌な思いをさせていると感じたら、まずはお腹の赤ちゃんに『ごめんね、安心してね』と謝ってください。
そして、次は楽しいコミュニケーションを心がけましょう。
お腹の赤ちゃんが楽しくなるように、家族のこと、食事のこと、天気のこと、景色のこと、何でも話して聞かせてあげてください。
【散歩】
散歩をすることを心がけてください。
時間を気にせず、お母さんの気持ちの良い速度で散歩をするのです。
お母さんにとっての気持ちの良い速度というのは、お腹の赤ちゃんにとっても気持ちの良い速度なのです。
なので、ウォーキングのように歩いてはいけません。
散歩なのです。季節を感じながら、道端の植物を眺めながら、鳥のさえずりを聞きながら、散歩をするのです。
同時に話しかけをするとよいでしょう。
【目の温湿布】
目の温湿布を行ないますと、目の疲れや頭の緊張が弛み、子宮も柔らかくなって骨盤の可動性も良くなってきます。
【冷えに気を付ける】
足湯などで冷え対策を行なってください。
クーラーの冷えやフローリングなどの床下からの冷えにも気を付け、服装や部屋の空調管理に気を使ってください。
下腹部や足の冷えが改善しますと、子宮の中が赤ちゃんにとって心地よい空間になります。
温かくてやわらかい子宮を保つよう心がけましょう。
【注意!】
逆子を治すために、お腹の上から赤ちゃんの頭をグイグイと押し込むように下げるようなことはしないでください。
お母さんの焦る気持ちも分かりますが、お腹の赤ちゃんからすれば理由があってその位置になっているのです。
赤ちゃんの気持ちを無視して、それを強引に動かして矯正しようとするのは母体にもよくありません。
難産の原因にもなります。
上記のことを、まず試していただきたいと思います。
どうして頭が下がらないのでしょうか?
逆子の原因として西洋医学では、母親の子宮の形状異常、子宮筋腫、前置胎盤、子宮の中の羊水が多すぎて胎児が安定できず、頭を下にすることができない、などが考えられるそうです。
では、整体では逆子をどのように考えているのかといいますと、
整体では、母体の腰椎2番という椎骨が捻れて可動性のない状態にあると、逆子になりやすいといわれています。
ですが、腰椎2番が捻れるとすぐに逆子になるというわけではなく、そこに様々な条件が重なることで逆子になるようです。
その様々な条件とは・・・
①お腹の環境が窮屈で居心地が悪い
これは背骨や骨盤の歪み、それによって生じる子宮の緊張によって起こります。
骨盤に歪みがあって子宮が硬いということは、つまり赤ちゃんの過ごしている部屋が傾いていて、部屋の壁が赤ちゃんを圧迫しているということなのです。
ちょっと深刻な表現になってしまいましたが、赤ちゃんの身体の成長につれて子宮の中は更に居心地の悪い空間となっていきます。
そこで赤ちゃんは居心地の悪い空間の中で、居心地の良い姿勢を探そうとするわけです。
その結果、逆子になってしまうと考えられます。
また、妊娠中期の時期に逆子の状態で過ごしているうちに、骨盤の歪みによって頭を下げたいのに下げられないという状況になっていることも考えられます。
これらの場合、背骨や骨盤の歪みを整え、子宮の緊張を弛めてあげますと、その場で動き出して定位置に戻ってくれることが多いです。
本来の定位置が本当は赤ちゃんにとって楽な位置なのです。
環境さえ整えてあげれば赤ちゃんは喜んで元の位置に戻るのです。
②お母さんの打撲や怪我による衝撃
お母さんの打撲が原因で逆子になることがあります。
たとえば、妊娠中のときに雪道などを滑ってお尻を打ったりすると、お腹の赤ちゃんはびっくりしてパニック状態になり、クルリと位置を変えてしまうことがあるのです。
お母さんにとっては打ったのがお尻であっても、赤ちゃんにとっては頭になります。
打撲の衝撃と驚きから避けるように位置を変えてしまうのも無理はありません。
肉厚の温かい子宮で守られているとはいいましても打撲の衝撃は身体の中を浸透していきますので、赤ちゃんにとってはかなりの影響になるのです。
③お母さんの心境が影響する
お母さんとお腹の赤ちゃんは肉体だけでなく、心理的にも一心同体です。
お母さんが何かに対して驚いたり、心を痛めたりすると、それがきっかけとなって逆子になることがあるのです。
たとえば、打撲までいかなくても転びそうになったり、ホラー系の映画を見たり、テレビで残酷なシーンや悲しい場面を見たりするとお腹の赤ちゃんも一緒に心理的に影響を浮け、場合によっては逆子になることがあるのです。
それから夫婦喧嘩もいけません。
お腹の赤ちゃんにとって目の前でお母さんとお父さんに喧嘩をされることほど辛いものはありません。
どちらかが大きな声で怒鳴ったり、叫んだり、泣いたりしたら、お腹の赤ちゃんは恐怖と心配で、お腹の中で落ち着くことができず、位置を変えてしまうことがあるのです。
④赤ちゃんの性別の告知による両親の心理の変化
このケースも実際、多いのではないかと思うのですが、医師の検診によってお腹の赤ちゃんの性別が伝えられたとき、その性別がお母さんやお父さんの望んでいた性別ではないことがあります。
『男の子が欲しい』、『女の子が欲しい』、それぞれあると思いますが、たとえ希望していた性別ではなくても、すぐに気持ちを切り替えて、お腹の赤ちゃんを愛してあげてください。
どうしてかといいますと『本当は男の子が欲しかったのに』『女の子じゃなくてガッカリ』という気持ちもすべて赤ちゃんに伝わっているのです。
お腹の赤ちゃんにとってこんな惨めなことはありません。
心が素直で優しい赤ちゃんは、『自分は望まれていないんだ』『生まれてはいけないんだ』と思い、自らへその緒を首に巻いたり、逆子になったりすることがあるのです。
できれは、妊娠が判った時点で、男の子でも女の子でもどちらでも構わないという大らかな気持ちでお腹の赤ちゃんを愛してあげて欲しいです。
お腹の赤ちゃんは、自分がお母さんやお父さんの望んでいる性別ではない場合、それが医師からお母さんお父さんに伝えられるまで、『もし本当のことがわかったらどうしよう?』と日々をビクビク心配しながら過ごすことになります。
そういうストレスを赤ちゃんに与えてはいけません。
とにかく、望んでいた性別ではなかったとしても、すぐに気持ちを切り替えて、お腹の赤ちゃんを愛してあげてください。
⑤下腹部や足の冷え
下腹部や足の冷えは、下腹部の血流を悪くし、子宮を硬直させて、胎児にとって居心地の良くない空間となります。
冷えの部分がお母さんにとっては下腹部や足であっても、お腹の赤ちゃんにとっては頭になります。
冷たくて、硬直した子宮は赤ちゃんにとってとても不快なはずです。
その居心地の悪い下腹部を避けるために逆子になっている場合も考えられます。
⑥お母さんの呼吸が浅い
お母さんの呼吸が浅いということは、肺の下にある横隔膜が下がりにくく、上腹部に余計な空間を作ってしまうことになります。
これも結局は背骨や骨盤の歪みが原因になるのですが(特に首・肩・背中が凝っている方は注意!)、お腹の赤ちゃんは新たにできた空間に身体の位置を変え、逆子になることがあるようです。
⑦眼や頭の神経的な疲れ
眼の疲れ、頭の疲れ、これらの症状も子宮を緊張させ、骨盤の空間を狭めてしまうことがあります。
眼や頭を過敏に働かせることをやめて休養し、心を穏やかにして、温かく柔らかい子宮作りを心がけましょう。
<操法>
妊婦さんには正座をしてもらい、愉気する人は後ろから腰椎2番を観察し、左右の1側のうち、どちらが硬直しているかを調べます。
次に、愉気をする人は妊婦さんの左側に正座をします。
そして、右手の掌や指を腰椎2番の左右1側の硬直側に当て、左手を臍に当てます。
つまり、お腹の赤ちゃんを両手で挟むような状態になります。
右手で腰椎2番の動きを感じながら、両手を合わせるような角度を探し出し、そのつもりになってしばらく愉気をします。
両手が合わさったような、ひとつにまとまるような感じになりましたら、
お腹の赤ちゃんに向かって「逆さになっているから元の位置に戻ろうね」と話しかけをします。
声を出さなくても、心の中で呼びかけるだけでも通じますが、実際に声に出して話しかけてあげるとよいでしょう。
お腹の赤ちゃんと気が通じ合いますとその場でクルリと元の位置に戻ります。
そのときにクルリと変わらなくても翌日~数日で元の位置に戻ることもありますので慌てないで焦らないようにしてください。
<補助的な操法>
頭部第4に愉気をするとよいでしょう。
骨盤の歪みを整え、子宮の緊張を緩和させてくれます。
子宮の緊張が緩和されると、お腹の中にゆとりができるため、お腹の赤ちゃんの動く空間が確保されます。
また、腹筋もリラックスしている時は柔らかく、そして緊張しなければならない時は力強く、という弾力性を取り戻し、出産の時にとてもいきみやすくなります。
自分でできる方法として以下のことを積極的に行なうとよいでしょう。
【話しかけ】
お腹に手を当て、じーっと愉気をしながら、またはナデナデしながら、お腹の赤ちゃんに話しかけてあげてください。
大げさに話しかける必要はありません。
『逆さになっているから頭を下に戻してね』と穏やかに普段どおりの口調で話しかけるだけでよいのです。
お腹の赤ちゃんに気持ちを向けながら、お腹に向かって話しかけてあげてください。
テレビを見ながらとかではいけません。
きちんとお腹の赤ちゃんに気持ちを向けて欲しいのです。
上記の操法を行なわなくても、話しかけを行なうことによって、それだけで逆子が改善することもあります。
もしお腹の赤ちゃんに悲しい思い、寂しい思い、嫌な思いをさせていると感じたら、まずはお腹の赤ちゃんに『ごめんね、安心してね』と謝ってください。
そして、次は楽しいコミュニケーションを心がけましょう。
お腹の赤ちゃんが楽しくなるように、家族のこと、食事のこと、天気のこと、景色のこと、何でも話して聞かせてあげてください。
【散歩】
散歩をすることを心がけてください。
時間を気にせず、お母さんの気持ちの良い速度で散歩をするのです。
お母さんにとっての気持ちの良い速度というのは、お腹の赤ちゃんにとっても気持ちの良い速度なのです。
なので、ウォーキングのように歩いてはいけません。
散歩なのです。季節を感じながら、道端の植物を眺めながら、鳥のさえずりを聞きながら、散歩をするのです。
同時に話しかけをするとよいでしょう。
【目の温湿布】
目の温湿布を行ないますと、目の疲れや頭の緊張が弛み、子宮も柔らかくなって骨盤の可動性も良くなってきます。
【冷えに気を付ける】
足湯などで冷え対策を行なってください。
クーラーの冷えやフローリングなどの床下からの冷えにも気を付け、服装や部屋の空調管理に気を使ってください。
下腹部や足の冷えが改善しますと、子宮の中が赤ちゃんにとって心地よい空間になります。
温かくてやわらかい子宮を保つよう心がけましょう。
【注意!】
逆子を治すために、お腹の上から赤ちゃんの頭をグイグイと押し込むように下げるようなことはしないでください。
お母さんの焦る気持ちも分かりますが、お腹の赤ちゃんからすれば理由があってその位置になっているのです。
赤ちゃんの気持ちを無視して、それを強引に動かして矯正しようとするのは母体にもよくありません。
難産の原因にもなります。
上記のことを、まず試していただきたいと思います。
2010年10月15日
頸椎3番
首の捻り運動の焦点になります。
鼻の機能(鼻粘膜や嗅覚)に関連します。
頸椎3番が捻れますと、捻れている側の鼻が詰まってきます。
ですが、愉気をしていますと鼻の通りが良くなります。
1側は花粉症、3側は鼻づまり、蓄膿症と深い関係があります。
鼻というのは生殖器の機能と関連が深く、例えば、卵巣に何か異常が起こりますと匂いの感覚が鈍くなることがあります。
性行為の後はこの椎骨が弛んできます。
そして、自慰行為の後はこの椎骨が逆に萎縮します。
毎日のように続けて自慰行為を行ないますと今度はこの椎骨がブヨブヨとした感じになってきます。
性エネルギーが鬱滞してきますと二度寝をしやすくなることがあり、その場合この頸椎3番が突出してきます。
肺との関連も深く、咳が出るときにこの椎骨に愉気をしますと咳が緩和します。
眼と耳の機能にも関連します。
迷走神経と関連しています。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
整体室のホームページです
http://www.h4.dion.ne.jp/~shizen-k/
《過去のブログ記事を整理して掲載しています》
『新潟整体室自然健康堂(野口整体)』
新潟市中央区東大通2-2-9 トーカン万代第二ビューハイツ810
TEL 025-243-0287
(胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)
鼻の機能(鼻粘膜や嗅覚)に関連します。
頸椎3番が捻れますと、捻れている側の鼻が詰まってきます。
ですが、愉気をしていますと鼻の通りが良くなります。
1側は花粉症、3側は鼻づまり、蓄膿症と深い関係があります。
鼻というのは生殖器の機能と関連が深く、例えば、卵巣に何か異常が起こりますと匂いの感覚が鈍くなることがあります。
性行為の後はこの椎骨が弛んできます。
そして、自慰行為の後はこの椎骨が逆に萎縮します。
毎日のように続けて自慰行為を行ないますと今度はこの椎骨がブヨブヨとした感じになってきます。
性エネルギーが鬱滞してきますと二度寝をしやすくなることがあり、その場合この頸椎3番が突出してきます。
肺との関連も深く、咳が出るときにこの椎骨に愉気をしますと咳が緩和します。
眼と耳の機能にも関連します。
迷走神経と関連しています。
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2010年10月13日
風邪のひき始め
はっきりとした風邪症状まで出ていなくても、なんとなく「あれっ!?風邪をひいたかな?」と感じるときがあります。
そういうときはぜひ足湯をやってみてください。
風邪のひき始めでしたら、一晩で治ることもよくあり、本格的な風邪にならずに済みます。
ここで重要なのは、「あれっ!?風邪をひいたかな?」という感じに気付いたときに、足湯を行なうということです。
なぜならば、その時点で既に風邪をひいている状態なのですが、不必要な風邪の場合、その時点でシャットダウンすることができるからです。
例えば、私が時々やってしまうのですが、机に向かって本を読んでいますと気が付くといつの間にか畳の上で寝転がっていることがあります(そんなつもりはないのに・・・)。
すると寒気で目が覚め、身体が既に冷えきってしまっていることがあります。
『やってしまった!』と思い、とても後悔するのですが、そんなときに足湯をしておきますと風邪にならずに済みます。
ですが、『疲れているから、明日やろう』とか『眠いから布団で温まって寝れば同じだ』などと面倒がって足湯をしないで寝てしまいますと次の日の朝、喉の痛みで眼が覚め、一連の風邪の経過を味わうことになってしまいます。
単なる冷えの影響だけで、身体全体が風邪をひくまでもない状態でしたら、足湯だけで風邪は抜けていきます。
お風呂とは効果が違いますので、お風呂に入った後でも構いません、でぜひ試していただきたいと思います。
二度差入浴法も効果的です。
もし、足湯を行なっても風邪になってしまった場合、これは風邪を引く必要がある、身体が風邪を通してリセットしなければならない状態になっているとご理解ください。
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そういうときはぜひ足湯をやってみてください。
風邪のひき始めでしたら、一晩で治ることもよくあり、本格的な風邪にならずに済みます。
ここで重要なのは、「あれっ!?風邪をひいたかな?」という感じに気付いたときに、足湯を行なうということです。
なぜならば、その時点で既に風邪をひいている状態なのですが、不必要な風邪の場合、その時点でシャットダウンすることができるからです。
例えば、私が時々やってしまうのですが、机に向かって本を読んでいますと気が付くといつの間にか畳の上で寝転がっていることがあります(そんなつもりはないのに・・・)。
すると寒気で目が覚め、身体が既に冷えきってしまっていることがあります。
『やってしまった!』と思い、とても後悔するのですが、そんなときに足湯をしておきますと風邪にならずに済みます。
ですが、『疲れているから、明日やろう』とか『眠いから布団で温まって寝れば同じだ』などと面倒がって足湯をしないで寝てしまいますと次の日の朝、喉の痛みで眼が覚め、一連の風邪の経過を味わうことになってしまいます。
単なる冷えの影響だけで、身体全体が風邪をひくまでもない状態でしたら、足湯だけで風邪は抜けていきます。
お風呂とは効果が違いますので、お風呂に入った後でも構いません、でぜひ試していただきたいと思います。
二度差入浴法も効果的です。
もし、足湯を行なっても風邪になってしまった場合、これは風邪を引く必要がある、身体が風邪を通してリセットしなければならない状態になっているとご理解ください。
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(胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)
2010年10月08日
頸椎2番
この椎骨も頸椎1番と同じく脳の血液循環に関連します。
左側が硬いと脳に血液が昇っていかず、右側が硬いと血液が降りてきません。
頭痛や頭重感は、この頸椎2番の異常が原因で起こることが多く、左にズレている場合は左側の偏頭痛、そして脳に血液が昇らなくなることによって立ちくらみやめまいの原因になったりします。
右にズレている場合は右側の偏頭痛、そして脳の血液が降りなくなることによって高血圧や脳溢血、脳梗塞の原因になったりもします。
風邪による頭痛や高熱が下がりにくいとき、この椎骨を調整することで経過が早くなります。
高い熱が出るような風邪の場合、この頸椎2番が硬直していると頭痛になるのですが、薬を飲まずに熱を経過させますと頸椎2番が弛んで頭痛が治まります。
と同時に後頭部の緊張が弛んで、全身の硬直が弛み、とてもリラックスした状態になります。
ですが、この頸椎2番がなかなか弛まない状況にありますと、熱が下がりにくく、頭痛や頭重感が続き、つまり風邪がなかなか経過しづらいという状況が起こります。
つまり頸椎2番の弾力性が、風邪の経過を左右することがあるのです。
熱は本来、身体が必要として出しているものなので、自然に任せて熱を出させてあげるのがよいのですが、熱の経過をスムーズに促すためには頸椎2番の弾力性がとても重要で、ときにその弾力性を誘導してあげることが大切になってきます。
頸椎2番がとても硬直した状態の場合、高熱が予想以上に出続け、身体の体力をどんどん消耗させてしまうこともありうるので、場合によっては、単純に熱が出ればいいというわけでもないということになります。
頸椎2番は眼との関連も深く、眼が疲労しているときにこの頸椎2番の状態を観察して、左右どちらが硬直しているかによって、どちらの眼がより疲労しているかということも分かります。
この椎骨の2側は脳活点と言われる処で、失神、癲癇(てんかん)、意識不明、ひきつけ、日射病のけいれん、ガス中毒など、「息はあるけれども意識がない」という状態のときに脳活起神法という操作を行なう急処でもあります。
その他の関連性としては、記憶力の低下、首の異常感、歯痛など首から上の異常によく使います。
歯科治療で、抜歯をしますと頸椎2番がズレて頭に影響が出ることがあります。
顎関節症は、ほとんどの人が頸椎2番が外に飛び出していることが多いです。
脈の安定性と関係しています。
アルコールを摂りますと頸椎2番が右に倒れます。
全身の運動、筋肉が緊まったり・弛んだりの動きに関連が深いです。
頸椎2番の1側には花粉症の調整点があり、愉気をしていますと鼻の通りが良くなります。
また鼻の温湿布によって頸椎2番を弛めることもできます。
手の親指に力を入れますと、頸椎2番が硬くなります。
親指をよく使うような仕事をされている方は頸椎2番の硬直、それによって起こる脳の血行異常の病変(脳溢血・脳梗塞・めまいなど)には気を付けなければいけません。
足の親指も頸椎2番と関連しています。
頸椎2番が硬くなりますと、神経的にも硬直し、頑固になりやすく、怒りっぽく、攻撃的になるなど、心理的にも影響が出ます。
脳活点:二側(椎骨から指2本くらい外側の位置)、上頸:三側(椎骨から指3本くらい外側の位置)
頸椎1番は外から指で触れることが難しい骨ですが、頸椎2番は触りやすくとてもわかりやすい骨です。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
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新潟市中央区東大通2-2-9 トーカン万代第二ビューハイツ810
TEL 025-243-0287
(胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)
左側が硬いと脳に血液が昇っていかず、右側が硬いと血液が降りてきません。
頭痛や頭重感は、この頸椎2番の異常が原因で起こることが多く、左にズレている場合は左側の偏頭痛、そして脳に血液が昇らなくなることによって立ちくらみやめまいの原因になったりします。
右にズレている場合は右側の偏頭痛、そして脳の血液が降りなくなることによって高血圧や脳溢血、脳梗塞の原因になったりもします。
風邪による頭痛や高熱が下がりにくいとき、この椎骨を調整することで経過が早くなります。
高い熱が出るような風邪の場合、この頸椎2番が硬直していると頭痛になるのですが、薬を飲まずに熱を経過させますと頸椎2番が弛んで頭痛が治まります。
と同時に後頭部の緊張が弛んで、全身の硬直が弛み、とてもリラックスした状態になります。
ですが、この頸椎2番がなかなか弛まない状況にありますと、熱が下がりにくく、頭痛や頭重感が続き、つまり風邪がなかなか経過しづらいという状況が起こります。
つまり頸椎2番の弾力性が、風邪の経過を左右することがあるのです。
熱は本来、身体が必要として出しているものなので、自然に任せて熱を出させてあげるのがよいのですが、熱の経過をスムーズに促すためには頸椎2番の弾力性がとても重要で、ときにその弾力性を誘導してあげることが大切になってきます。
頸椎2番がとても硬直した状態の場合、高熱が予想以上に出続け、身体の体力をどんどん消耗させてしまうこともありうるので、場合によっては、単純に熱が出ればいいというわけでもないということになります。
頸椎2番は眼との関連も深く、眼が疲労しているときにこの頸椎2番の状態を観察して、左右どちらが硬直しているかによって、どちらの眼がより疲労しているかということも分かります。
この椎骨の2側は脳活点と言われる処で、失神、癲癇(てんかん)、意識不明、ひきつけ、日射病のけいれん、ガス中毒など、「息はあるけれども意識がない」という状態のときに脳活起神法という操作を行なう急処でもあります。
その他の関連性としては、記憶力の低下、首の異常感、歯痛など首から上の異常によく使います。
歯科治療で、抜歯をしますと頸椎2番がズレて頭に影響が出ることがあります。
顎関節症は、ほとんどの人が頸椎2番が外に飛び出していることが多いです。
脈の安定性と関係しています。
アルコールを摂りますと頸椎2番が右に倒れます。
全身の運動、筋肉が緊まったり・弛んだりの動きに関連が深いです。
頸椎2番の1側には花粉症の調整点があり、愉気をしていますと鼻の通りが良くなります。
また鼻の温湿布によって頸椎2番を弛めることもできます。
手の親指に力を入れますと、頸椎2番が硬くなります。
親指をよく使うような仕事をされている方は頸椎2番の硬直、それによって起こる脳の血行異常の病変(脳溢血・脳梗塞・めまいなど)には気を付けなければいけません。
足の親指も頸椎2番と関連しています。
頸椎2番が硬くなりますと、神経的にも硬直し、頑固になりやすく、怒りっぽく、攻撃的になるなど、心理的にも影響が出ます。
脳活点:二側(椎骨から指2本くらい外側の位置)、上頸:三側(椎骨から指3本くらい外側の位置)
頸椎1番は外から指で触れることが難しい骨ですが、頸椎2番は触りやすくとてもわかりやすい骨です。
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