2010年12月02日

悪寒(寒気)

 どうして悪寒(寒気)が出るのでしょうか?

           悪寒(寒気)

血管に入ったウイルスやばい菌を外に追い出そうとして静脈が振動します。
これが悪寒として感じられるのです。
特に感情のうっ滞からくる過食の人に多い傾向があります。
その場合、右側の背中が盛り上がっています。

~処置法~
相手はうつ伏せに寝てもらい、胸椎8番-9番の硬直を弛めます。

方法①:胸椎8番-9番の擦過法
     相手の左側に身体と平行にして真横に正座します。
     (つまり、相手の頭の方向とこちらの膝の方向が同じ方向を向くことになります)
     胸椎8番-9番に硬張りがあるので、胸椎8番-9番の間に右手の手根部の
     凹み部分を当て、そこを擦ります。
     すると胸椎8番-9番が弛んでしだいに悪寒も治まり、ジワジワと身体が温かく
     なってきます。
     熱が内攻している場合、いったん熱が上がりますが、汗が出やすくなって、
     その後は熱も経過しやすくなります。
 
     <擦過のコツ!>
     胸椎8番と9番の間を手根部の凹み部分でやや強調するように一定の圧で
     押さえ、指先を左右に振るようにしながら擦ります。
     このとき、なるべく胸椎8番-9番から手根部をずらさないようにしてください。
     左手は膝の上に置いておきます。

方法②:胸椎8番-9番の息吹法
     片方の手を拳骨にして立てた状態で軽く胸椎8番-9番に当てます。
     拳骨は握らずに、少し空洞をつくります。
     その空洞に口を当て、ゆっくり「フゥ―」っと息を吹きかけます。
     その処が温かく感じられるまで数回、繰り返します。
     この方法も効果的です。


胸椎8番は胃と関連した椎骨で、胸椎9番は肝臓と関連した椎骨です。
その硬張りを弛めようとする身体の働きとして悪寒がしてくるのですが、意図的にこの
胸椎8番-9番(メインは胸椎8番)をさすってあげますと、短い時間で悪寒がとれてきます。
胸椎8番-9番が硬張るということは、食べ過ぎで胃や肝臓がくたびれているということなので、減食をした方がよいでしょう。
胸椎8番が調整されてきますと腰椎1番も連動して変化してきて、感情のうっ滞や不安が抜けてきます。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 10:21│Comments(0)風邪
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