2012年05月04日

風邪時の過ごし方

薬はなるべく飲まない
風邪薬や解熱剤は、風邪の経過を鈍くさせ、身体の機能そのものを鈍くさせてしまいますのでなるべく飲まないことをおすすめします。


発熱のときは普段通りに、平温以下のときは安静に
熱が出ている間は、いつも通りの生活を心がけてください。
熱を怖がって安静にしている人がいますが寝ている必要はありません。
身体の自然良能がスムーズに行なわれるようにする為には普段通りの生活を心がけることが大切です。
ですが、もしだるくて動きたくないときは無理して動く必要はありません。
休養のときと思って、身体を休め、リラックスして、心も休めてください。
熱は下がってきますと、平熱以下にまで下がる時期があります。
平熱以下にまで下がりましたら、平熱に戻るまではなるべく身体を安静に過ごしてください。
熱が出ているときはいくら動いても構いませんが、平熱以下に下がっているこの時期だけは心身をゆったりと休ませてあげることが肝要なのです。
この安静期の時期に、「熱が下がったからもう大丈夫」と安心して、学校に行ったり、仕事に出かけたり、家事を普段どおりにこなしたり、外出したりしますと風邪をこじらせることがあるのです。
この時期はできるだけ安静を心がけてください。
平熱に戻りましたら、平常どおりに動いても大丈夫です。


身体を冷やさない
風邪のときは身体を冷やさないことが大切です。
上半身、特に肩まわりが冷えますと咳が出やすくなりますので注意が必要です。
下半身もくつ下やタイツなどをはいて保温してください。
ご自宅の床がフローリングの場合、スリッパなども常用して足を冷やさないように心がけてください。
身体全体を積極的に温めながら過ごすようにしてください。


汗を冷やさない
風邪の経過を早めるためには汗をかくことが大切です。
そして、汗をかいた身体を風に当てないようにしてください。
風に当ててしまいますと身体を冷やしてしまい、かいた汗が再び身体の内部に内攻してしまうのです。
つまり、出した毒素を身体が再吸収したことになるのです。
汗をかきましたら、乾いたタオルでよく拭いて、温めた下着に取り替えるように努めてください。
汗がネバネバしている間はまだまだ毒素を排泄している状態で、サラッとした汗になりましたら毒素の排泄もひと段落したとみます。


水を積極的に飲む
身体の約7割は水分です。
身体の水分が足りない状態ですと、身体の弾力性がなかなか回復しません。
特に風邪を引いているときは、身体が水を必要としていて、吸収性も高まっています。
こまめに積極的に水を飲むようにしてください。
もし水が飲みにくい場合は、スポーツドリンクを水で倍に薄めて飲んでみてください。
普段からあまり水を飲み慣れていない方は、特に具合が悪いときは、なかなか飲めないものです。
水は飲みにくいという方は、お試しください。

                

目を休ませる
目の疲れは風邪の経過を遅くさせてしまいます。
風邪の間は目を酷使しないよう、なるべく目を休ませるようにしてください。
目の疲れは、特に咳の経過を鈍くさせてしまうのです。
風邪をひいて布団の中に入って何もすることがなく、退屈でテレビばかり見ていた、ずっと本を読んでいた、携帯電話を長時間見ていた、という人は咳が長く続きやすいです。
特に風邪の治りがけに目を使い過ぎてしまいますと咳だけが残ってしまうことがよくあります。
その他にも、眼の疲れが原因で頭痛になったり、また首の緊張が抜けにくくなって、迷走神経の異常を介して胃の不調を起こすこともあるのです。
風邪をひいて休養をとろうとすると逆に普段よりも目を使い過ぎてしまうという方は、無理のない範囲で普段どおりの生活で過ごす方がよいかもしれません。
そして一日の最後に目の温湿布を行なっておいてください。
               
また冬の時季は、暖房の使用によって空気が乾燥し、さらに目に負担をかけやすくなります。
なるべく目のケアを心がけてください。


食事について
もし食欲がなければ無理に食べる必要はありません。
特に病気のときに胃に何かを入れますと消化作業によって体力を消耗させてしまい、それによって菌に対する抵抗力、免疫力が低下してしまうため、治癒力が鈍って風邪の経過を遅くしてしまうのです。
身体の全エネルギーを風邪の経過に集中させるには、お腹になるべくものを入れない方がよいのです。
よく「風邪の時は積極的に栄養を摂りなさい」と言われますが、それは栄養価の高い物があまり食べられなかった昔の話で、現代人は余分な栄養を摂り過ぎていて、逆にそれで身体を壊している人の方が多いです。
多くの場合、風邪の時は自然と食欲がなくなるものです。
そういう状態が1週間以上も続くのでしたら、これはまた問題ですが、身体が欲しがっていないものを無理に食べることが身体にとって良いはずがありません。
動物はきちんとそれをわかっていて、体調がよくないときは、極端に食事の量を少なくし、活動を控えてじっとしているものです。
その方が早く治るということを本能的に知っているのです。
人間だけが、身体の要求に反して食べたくないのに食べることをするのです。
ですから、病気のときこそ自らの食欲というものに意識を向けてみましょう。 
ただ水分だけはこまめに補給するように心がけてください。


入浴について
「風邪をひいたときに、お風呂に入ると風邪が悪化するので入ってはいけません」とよく言われますが、野口整体ではお風呂の入り方を工夫することによって逆に風邪の経過を促すことをします。
お風呂に入ったことによって風邪をこじらせてしまったという人は、お風呂の入り方に問題があったのです。
では、どういうお風呂の入り方が良いのか?
風邪をひいたときのお風呂の入り方を説明させていただきます。
少し熱めの温度のお湯に、3~5分間入ります。
少し熱めの温度とは、普段入る温度よりも2~3度くらい熱くするということです。
3分間も入っていますとしだいに身体は赤くなってきます。
時間が経過しましたら、さっと上がり、身体表面の水分をきちんと拭き取ります。
以上です。
これが風邪をひいたときのお風呂の入り方です。
疲労している物質をとるという意味では、ぬるいお湯に長く入るのは良いことですが、風邪をひいている時にこのようなお風呂の入り方をしますと、身体が弛み過ぎて、力が抜けてしまい、体力が低下して、風邪の経過を悪くさせてしまうのです。
風邪をひいた時の入浴の目的は、少し熱めの温度のお湯で皮膚を刺激して、身体の働きを高め、排泄作用を促し、汗を出しやすくさせる、というのが狙いなのです。
身体を弛めてリラックスさせるというよりは、身体を引き締めて、身体の内部を活動的にしたいのです。
ですから、野口整体の立場としては風邪をひいたときこそ大いにお風呂に入ってほしいのです。

ここで注意点です!
注意点①寝る直前にはお風呂に入らないでください。
人は起きている時は体温の調整をコントロールできますが、寝ているときは起きている時ほどの調整が利きません。
お風呂で温まっている間は気持ちよいのですが、身体というのは温められますと体温のバランスを保つために、今度は体温を下げようという働きが起こります。
これが寝ている最中ですと一気に身体が冷えて、後冷えをしてしまうのです。
結果、それによって身体が湯冷めし、風邪を悪化させることになります。
寝る前に入るのは、極度に身体が疲労したときで、筋肉を弛め、身体を休めるときに限られます。
注意点②身体は洗わないでください。
風邪をひいているときは身体を洗うことは控えてください。
お風呂に入って温まっても身体を洗っているときに冷やしてしまうことがあります。
風邪のときでも普通に頭や身体を洗ったりしている方が多いと思いますが、下手をするとそのときに身体を冷やして風邪をこじらせかねないのです。
風邪の間は、身体を洗わずに湯船につかるだけにしておいてください。
            
また、お風呂の後に「足湯」を行なっておきますと更に効果が上がります。
                
このとき、足以外はきちんと服を着た状態で行なってください。発汗を誘導できます。
「足湯」の後は、充分に水を飲んでおいてください。
風邪をひいているときは、毎日「足湯」を行なっても構いません。
ただし、「足湯」は10分間以上行ないますと身体が弛緩して、逆に冷えやすくなってしまいますので、せいぜい10分間以内というのは守ってください。

また「二度差入浴法」も効果的です。
この入浴法を行なえば、風邪のひき始めならば一晩で治ることも多くあります。


以上、風邪をひいているときのお風呂の活用法について説明させていただきましたが、高熱で身体がフラフラして動けないようなときに、頑張ってお風呂に入る必要はありません。
そのときの身体の要求に従ってください。



★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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