2010年03月10日

子供の打撲:「お腹の愉気」

 次に、臍に愉気をしてください。

特に頭部を打撲したとき、打った処以外にもう一つ大事なのは、お腹なのです。

臍を中心としたお腹の弾力を観察してみてください。

もし臍の両脇の腹筋が筋金のようにビーンと硬直している場合、それはかなり強い衝撃を受けていることを意味しています。

とにかく臍に手を当て愉気をして、息が大きく入ってくるまで続けてください。

お腹の硬直が弛み、お腹で呼吸をするようになりましたら、とりあえずは安心とみます。

そしてこれは特別な例ですが、もっとも危険なのは「犬腹」と呼ばれているもので、お臍が異様にペシャンと痩せたように凹んで、犬のお腹のような感じになるのです。

息を吸ってもお腹が上がってこなくて、小さく息をしているのが特徴です。

このようなときは、一刻も早く、処置を必要とする状態です。

この「犬腹」になるとき、その多くは頭に問題が起きたときで、頭の病気があるときもこうなることがあるようです。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 12:03│Comments(1)子供の打撲
この記事へのコメント
はじめまして。乳児の額を棚にぶつけてしまい、こちらにたどり着きました。このような有益な情報にただ感謝いたします。
Posted by かず at 2017年02月20日 08:42
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