2010年06月05日

稽古①

 先ずは最初、すぐには手を出さずに、しばらく相手の呼吸のリズムを見て感じてください。

吸う息で背中が盛り上がり、吐く息で背中が沈むので分かると思います。

次に、相手の背中のどこでもよいので、相手が息を吐くのに合わせて、両掌を軽く触れる程度の感じでふわりと乗せます。

このとき、相手の吐く息の速度に合わせて、相手の呼吸のリズムを妨げないように注意してください。

こちら側は、肩・腕に力が入らないようにリラックスを保ちます。

両手を乗せましたら、背中の上で合掌行気をするような感覚で気を通していきます。

手の指先から腰まで息を吸い込み、腰から指先まで息を吐いていくようなイメージで呼吸を行ないます。

合掌行気の手を相手の身体に馴染ませるようなつもりで、同調させるように、しばらくこちら側の呼吸のリズムを相手の呼吸のリズムに合わせ続けます。

しかしこのとき、相手の呼吸に引きずり込まれないよう、こちら側の冷静な深い呼吸の余裕はもっていてください。

そうしてしばらく呼吸の同調を続け、気が相手の身体に通り始めてきますと、あるときを境に相手の呼吸がだんだんと変わり始めます。

そしてしだいに落ち着いた深い呼吸へと変わっていきます。

相手の呼吸が変わり、背中に汗ばんだ感じがでてきましたら、気が通ったという目安になります。

その頃には硬直していた筋肉が弛んでリラックスしているでしょう。

相手の身体から手を離すときは、やはり相手の呼吸のリズムを妨げないように、今度は相手が息を吸うときに、吸う息の速度に合わせて、背中が盛り上がっていくのに合わせて、手を離していきます。


 先入観も、何の意図もなく、ただ相手の呼吸のリズムを感じて、それに合わせて載っていく、という純粋さが必要です。

こちら側の深い呼吸は見失わず、さらに一歩進みますと相手の呼吸をリードしていくことができますが、それは相手との同調・共鳴があってのことなのです。

人生観においてもそうですが、先ずは相手を理解するということが大切です。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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