2010年05月11日

漏気法

<効果>
 気を丹田に集めるための呼吸法で、野口整体でよく使用される最初に訓練する呼吸法です。

合掌行気法の始めと終わりや活元運動を終えるときなどの締めとしてよく行ないます。

例えば、活元運動を途中で止めて、すぐに立ち上がろうとしますと、立ちくらみのような眩暈を起こしたりすることがあるのですが、この呼吸法を行ないますとそれを防ぐことができるのです。

それから、気が上がっているときや気が散漫になっているときなどにこれを行ないますと、物事を冷静に観ることができるようになります。

何かを心に決断する時、そして実行に移す時に気の集中力を増すことができます。


<方法>
正座で行ないます。

足に不具合のある方は椅子に座ってでも構いませんが、正座は背骨にかかる不必要な力を取り外し、それによってお腹の筋肉が適度に弛んで呼吸のしやすい姿勢となるので、呼吸法を行なうのに向いています。

下腹部に両手を重ねて軽く当て(どちらの手が上でも下でも構いません)、瞑目します。

鼻から大きく息を吸い込みます。

このとき、肩・胸が上へ上がるくらいまで大きく息を吸い込みます。

息を吸い込むとき、胸式か複式かなどと限定せず自然の吸気に任せてください。

そして、吸い込んだ息を飲み込むようなつもりで「ウーム」という声とともに(声に漏らしながら)、肩・胸の力を一気に抜いて、下腹へ集めます(下腹に落とします)。

「ム」で、下腹が充実する感じになり、お腹は自然とグッと前に突き出された感じで膨らみます。

少し息をこらえ、耐えた後に(丹田の充実感を味わい)、ゆっくりと鼻から息を吐きます。

これを、2~3回繰り返します。


吸い込んだ息を落とすことによって下腹部(丹田)に充実感が出てきます。

そしてゆっくり息を吐くことによって腹部から身体全体に気の拡がりを感じることができます。

「ウーム」と息を漏らすところから漏気法という名前が付いています。

実践にあたっては鼻から息を漏らすのが重要で、これを行なわないと腹圧が高まり、脱腸や脱肛を起こすことがあるといわれています。

息を漏らすことでそれらを防ぐことができます。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 15:29Comments(0)呼吸法