2010年11月23日
好転反応の誤解
他の治療技術で、強い力で揉みほぐされたり、強い力で身体を伸ばされたり、強い力で骨を動かされたりして、症状が強くなってしまい、しばらく調子が悪かった、というお話を聞くことがあります。
こういう経験をお持ちの方が好転反応と聞くとつい怖がってしまうのですが、それらは好転反応ではありません。
それは身体の状況を無視して、症状に沿わない、無理な押圧や矯正をしたため、身体を痛めてしまったのです。
患者さん側としてはどれが好転反応なのか、そうではないのか、区別がつかないかもしれませんが、大きな違いは好転反応を乗り越えますと、それまでの身体とは違った生まれ変わった感じがあるのです。
今まで悩んでいた症状が以前よりも軽減していなければ、その反応は好転の為のものとは言えないことになると思います。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
整体室のホームページです
http://www.h4.dion.ne.jp/~shizen-k/
《過去のブログ記事を整理して掲載しています》
『新潟整体室自然健康堂(野口整体)』
新潟市中央区東大通2-2-9 トーカン万代第二ビューハイツ810
TEL 025-243-0287
(胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)
こういう経験をお持ちの方が好転反応と聞くとつい怖がってしまうのですが、それらは好転反応ではありません。
それは身体の状況を無視して、症状に沿わない、無理な押圧や矯正をしたため、身体を痛めてしまったのです。
患者さん側としてはどれが好転反応なのか、そうではないのか、区別がつかないかもしれませんが、大きな違いは好転反応を乗り越えますと、それまでの身体とは違った生まれ変わった感じがあるのです。
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2010年11月22日
排泄反応
第3期 排泄反応
身体の老廃物や悪いものが体外に排泄される時期です。
身体の硬張りが弛むと同時に汗ばんできたりとか、色の変わった大便や小便が出たりとか、下痢をしたりとか、鼻水が出たり、出血(鼻血、痔、おりもの等)など、身体中の排泄機能が高まって、体内の要らないものを身体のどこかの出口を使って体外へ出そうとします。
たとえば、ちょっと驚くかもしれませんが、頭の打撲の後遺症が鼻血や下痢で排泄されることは、整体ではよくみられる排泄反応のひとつです。
また日頃から薬を常用している人や体内に公害物質を摂り込んでしまった人は排泄反応として、ひどく臭いのある汗や尿を出すことがあります。
神経系や呼吸器系に異常があった場合、アレルギー体質の場合、皮膚病のような発疹症状が出たりすることもあります。
また、体内に石を持っている人、胆石でも、腎臓結石でも、膀胱結石でも、排泄しようとします。
このような場合、石が臭い尿になって排泄されることが多いのですが、たまに石のまま出る人もいます。
歯に痛みのあった場合は、よだれがたくさん出てきます。
その他、髪や爪が伸びやすくなったりなど、反応は様々です。
身体の深部から硬張っている、普通ではなかなか弛まない部分が排泄によって弛んできます。
【過ごし方】
基本的には、自然の働きに任せてください。
そして、次のような変動があった場合、以下の処置を行なっておきますと経過が早くなります。
○喉や泌尿器系に反応が現われた場合は、足湯を行ないます。
○消化器系に反応が現われた場合は、脚湯を行ないます。
○高い熱が出た場合は、後頭部の温湿布を行ないます。
好転反応は、必ずしもこの「弛緩-過敏-排泄」という3つの過程を経るとは限りません。
弛緩反応のみの場合、過敏反応のみの場合、排泄反応のみの場合もあります。
また、3つの反応があったとしても本人の気付かない程度の軽微なもので経過している場合もあります。
人によって、病気の内容や、身体の歪み、過去の古傷(打撲・骨折・捻挫・手術痕)によって経過の仕方は様々です。
好転反応は、初めは変化に戸惑うかもしれませんが、動いていなかったものが動く感じがして、どこか快感のあるものです。
焦らずに、楽しむぐらいの気持ちで経過を見守るのがコツです。
反応期間中はとにかく体を冷やさないことです。
反応が終わりましたら、すぐに動き出さず、休養期として身体をゆっくり休めてください。
そして少しずつ、動きたくなってから動き出すことが望ましいです。反応をきちんと経過することによって身体は生まれ変わったように変化し、そして進化していきます。
身体にはもともと健康を維持しようとする働きがあります。
その自然の働きに気付き、身をゆだねることの大切さを好転反応は教えてくれています。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
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身体の老廃物や悪いものが体外に排泄される時期です。
身体の硬張りが弛むと同時に汗ばんできたりとか、色の変わった大便や小便が出たりとか、下痢をしたりとか、鼻水が出たり、出血(鼻血、痔、おりもの等)など、身体中の排泄機能が高まって、体内の要らないものを身体のどこかの出口を使って体外へ出そうとします。
たとえば、ちょっと驚くかもしれませんが、頭の打撲の後遺症が鼻血や下痢で排泄されることは、整体ではよくみられる排泄反応のひとつです。
また日頃から薬を常用している人や体内に公害物質を摂り込んでしまった人は排泄反応として、ひどく臭いのある汗や尿を出すことがあります。
神経系や呼吸器系に異常があった場合、アレルギー体質の場合、皮膚病のような発疹症状が出たりすることもあります。
また、体内に石を持っている人、胆石でも、腎臓結石でも、膀胱結石でも、排泄しようとします。
このような場合、石が臭い尿になって排泄されることが多いのですが、たまに石のまま出る人もいます。
歯に痛みのあった場合は、よだれがたくさん出てきます。
その他、髪や爪が伸びやすくなったりなど、反応は様々です。
身体の深部から硬張っている、普通ではなかなか弛まない部分が排泄によって弛んできます。
【過ごし方】
基本的には、自然の働きに任せてください。
そして、次のような変動があった場合、以下の処置を行なっておきますと経過が早くなります。
○喉や泌尿器系に反応が現われた場合は、足湯を行ないます。
○消化器系に反応が現われた場合は、脚湯を行ないます。
○高い熱が出た場合は、後頭部の温湿布を行ないます。
好転反応は、必ずしもこの「弛緩-過敏-排泄」という3つの過程を経るとは限りません。
弛緩反応のみの場合、過敏反応のみの場合、排泄反応のみの場合もあります。
また、3つの反応があったとしても本人の気付かない程度の軽微なもので経過している場合もあります。
人によって、病気の内容や、身体の歪み、過去の古傷(打撲・骨折・捻挫・手術痕)によって経過の仕方は様々です。
好転反応は、初めは変化に戸惑うかもしれませんが、動いていなかったものが動く感じがして、どこか快感のあるものです。
焦らずに、楽しむぐらいの気持ちで経過を見守るのがコツです。
反応期間中はとにかく体を冷やさないことです。
反応が終わりましたら、すぐに動き出さず、休養期として身体をゆっくり休めてください。
そして少しずつ、動きたくなってから動き出すことが望ましいです。反応をきちんと経過することによって身体は生まれ変わったように変化し、そして進化していきます。
身体にはもともと健康を維持しようとする働きがあります。
その自然の働きに気付き、身をゆだねることの大切さを好転反応は教えてくれています。
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2010年11月16日
過敏反応
第2期 過敏反応
身体の皮膚の下に何かソワソワと水が流れるような感じ、ピリピリした感じ、あるいは少し寒気を感じるようになりましたら、過敏反応の時期に入ったとみます。
この時期に入りますと、風邪になって熱が出たり、身体が汗ばんできたり、もともとあった異常感が強まったり、治ったと思っていた異常が再び現れたり、また身体中の関節の節々に痛みが生じるというような変動が起こることがあります。
また過去の古傷(打撲・骨折・捻挫・手術痕)が痛み出したりすることもあります。
すなわち、今まで身体の中の働いていなかった処が動き出して、痛み、熱、異常感が高まり、過敏状態になるのがこの時期の特徴です。
【過ごし方】
特別に寝たりしないで、起きて普通に過ごして結構です。
熱が出たとしても、熱が出ているうちは心配ありません。
起きていて結構です。
熱の出る前は、身体を休めて温めている必要があるのですが、熱が出始めましたら、かえって寝ていたりする方が経過がよくありません。
熱が出始めましたら起きて普通に過ごす方が良いのです。
その方が快感があるはずです。
この時期はあまり不快を偲んで休んでいる必要はありません。
もし汗をかいた場合は、その汗を冷やさないように拭き取ってください。
身体を冷やすことはなるべく避けてください。
初めての方にとっては、寒気を感じたり、痛くなったり、熱っぽくなってみたりと少し驚かれるかもしれませんが、これは次の排泄反応への準備段階で、身体の老廃物を体外へ排出するために必要な過程なのです。
ときに、好転反応にご理解のない方はこの変動に驚いて、この反応を薬を使ったりして止めてしまうことがあります。
そうしますと、潜在化していた異常がやっと表面に出てきて、身体が変わろうとしているところを抑え付けてしまうことになり、治ろうとしているものが治らなくなってしまうのです。
そして、身体はまた循環の悪い、鈍い状態へ逆戻りしてしまいます。
これは私からすればとてももったいないことなのです。
整体の後に、思わぬ症状が出ますと、「逆に悪くなってしまったのではないか」と疑われると思いますが、整体の愉気による好転反応はいつまでも身体にとどまるということはありません。
どうか不安にならずに心を落ち着かせ、身体に現れた異常感を冷静に見つめ、身体はどんどん良い方向へ向かっているということを、身体自身で観察しながら確かめてください。
するとやがて、痛みや熱のその奥から、曇り空から光が差し込むように、身体が回復しようとしている明るい光が感じられることでしょう。
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身体の皮膚の下に何かソワソワと水が流れるような感じ、ピリピリした感じ、あるいは少し寒気を感じるようになりましたら、過敏反応の時期に入ったとみます。
この時期に入りますと、風邪になって熱が出たり、身体が汗ばんできたり、もともとあった異常感が強まったり、治ったと思っていた異常が再び現れたり、また身体中の関節の節々に痛みが生じるというような変動が起こることがあります。
また過去の古傷(打撲・骨折・捻挫・手術痕)が痛み出したりすることもあります。
すなわち、今まで身体の中の働いていなかった処が動き出して、痛み、熱、異常感が高まり、過敏状態になるのがこの時期の特徴です。
【過ごし方】
特別に寝たりしないで、起きて普通に過ごして結構です。
熱が出たとしても、熱が出ているうちは心配ありません。
起きていて結構です。
熱の出る前は、身体を休めて温めている必要があるのですが、熱が出始めましたら、かえって寝ていたりする方が経過がよくありません。
熱が出始めましたら起きて普通に過ごす方が良いのです。
その方が快感があるはずです。
この時期はあまり不快を偲んで休んでいる必要はありません。
もし汗をかいた場合は、その汗を冷やさないように拭き取ってください。
身体を冷やすことはなるべく避けてください。
初めての方にとっては、寒気を感じたり、痛くなったり、熱っぽくなってみたりと少し驚かれるかもしれませんが、これは次の排泄反応への準備段階で、身体の老廃物を体外へ排出するために必要な過程なのです。
ときに、好転反応にご理解のない方はこの変動に驚いて、この反応を薬を使ったりして止めてしまうことがあります。
そうしますと、潜在化していた異常がやっと表面に出てきて、身体が変わろうとしているところを抑え付けてしまうことになり、治ろうとしているものが治らなくなってしまうのです。
そして、身体はまた循環の悪い、鈍い状態へ逆戻りしてしまいます。
これは私からすればとてももったいないことなのです。
整体の後に、思わぬ症状が出ますと、「逆に悪くなってしまったのではないか」と疑われると思いますが、整体の愉気による好転反応はいつまでも身体にとどまるということはありません。
どうか不安にならずに心を落ち着かせ、身体に現れた異常感を冷静に見つめ、身体はどんどん良い方向へ向かっているということを、身体自身で観察しながら確かめてください。
するとやがて、痛みや熱のその奥から、曇り空から光が差し込むように、身体が回復しようとしている明るい光が感じられることでしょう。
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2010年11月13日
弛緩反応
整体を受けられて身体の循環が良くなりますと、身体の感性が高まることによって自然治癒力が発揮され、それによって自身の体力で健康を保とうとする働きが強くなります。
すると、身体が良い方向へ向かう過程として、その人に合わせた様々な変動が身体に起こることがあります。
その変動のことを転好反応と呼びます。
好転反応には、弛緩反応、過敏反応、排泄反応と三つの反応に分けられます。
第1期 弛緩反応
眠くなったり、身体がなんとなくだるくなったり、妙に疲れたような感じになります。
この弛緩状態のときはどんなに眠っても眠り足りないような、実際にいくらでも眠れてしまいますが、とても眠くなるのがこの時期の特徴です。
身体全体がすっかり弛んで、お風呂に入っているようなホワーンとした心地よい感じになります。
快感があって不快な感じではありません。
【過ごし方】
眠ければ身体を休めて睡眠をとってください。
だるくなったら無理して身体を動かさずに横になってください。
食べたくなければ無理して食べなくても大丈夫です。
この弛緩反応期は、ともかく身体の要求に沿って弛めることが大切です。
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すると、身体が良い方向へ向かう過程として、その人に合わせた様々な変動が身体に起こることがあります。
その変動のことを転好反応と呼びます。
好転反応には、弛緩反応、過敏反応、排泄反応と三つの反応に分けられます。
第1期 弛緩反応
眠くなったり、身体がなんとなくだるくなったり、妙に疲れたような感じになります。
この弛緩状態のときはどんなに眠っても眠り足りないような、実際にいくらでも眠れてしまいますが、とても眠くなるのがこの時期の特徴です。
身体全体がすっかり弛んで、お風呂に入っているようなホワーンとした心地よい感じになります。
快感があって不快な感じではありません。
【過ごし方】
眠ければ身体を休めて睡眠をとってください。
だるくなったら無理して身体を動かさずに横になってください。
食べたくなければ無理して食べなくても大丈夫です。
この弛緩反応期は、ともかく身体の要求に沿って弛めることが大切です。
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