2010年12月31日
アキレス腱の温湿布
<効果>
首の緊張を弛め、眼の疲れに有効です。
左右のアキレス腱のうち硬い方に温湿布を当て、10分間温めます。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
整体室のホームページです
http://www.h4.dion.ne.jp/~shizen-k/
《過去のブログ記事を整理して掲載しています》
『新潟整体室自然健康堂(野口整体)』
新潟市中央区東大通2-2-9 トーカン万代第二ビューハイツ810
TEL 025-243-0287
(胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)
●ご予約のこと、ご質問等ございましたらメールでも受け付けていますので、
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい♪
shizen-k@excite.co.jp
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2010年12月26日
鼻柱の温湿布
<効果>
鼻柱は骨盤の開閉運動の急処であると同時に、呼吸器の急処でもあります。
寝入りばなに出る咳(気管支の異常)など、なかなか咳が抜けないときに有効です。
女性は生理の始まりのときなどに、この鼻柱の温湿布を行ないますと生理痛が軽くて
すみます。
また、生理不順にも効果があります。
脳の血流とも関係があり、頭に昇った血が降りやすくなりますので脳溢血の予防にも
なります。
鼻粘膜が乾燥してきますと胃粘膜が異常を起こし、それが胃痛や食欲亢進の原因に
なることがあるのですが、この鼻柱の温湿布を行ないますと胃が楽になり、過剰な食欲も鎮まります。
*)鼻-①神経系 鼻-②呼吸器系 鼻-③生殖器系
蒸しタオルを小さく折りたたんで当て、鼻柱を6~10分間温めます。
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寝入りばなに出る咳(気管支の異常)など、なかなか咳が抜けないときに有効です。
女性は生理の始まりのときなどに、この鼻柱の温湿布を行ないますと生理痛が軽くて
すみます。
また、生理不順にも効果があります。
脳の血流とも関係があり、頭に昇った血が降りやすくなりますので脳溢血の予防にも
なります。
鼻粘膜が乾燥してきますと胃粘膜が異常を起こし、それが胃痛や食欲亢進の原因に
なることがあるのですが、この鼻柱の温湿布を行ないますと胃が楽になり、過剰な食欲も鎮まります。
*)鼻-①神経系 鼻-②呼吸器系 鼻-③生殖器系
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2010年12月25日
鎖骨窩の温湿布
<効果>
首の捻転運動を支配する急所。 目がよく見えるようになります。
インフルエンザや肺炎、咳の続く風邪の急処でもあります。
左右の鎖骨窩のうち硬い方に温湿布を当て、10分間温めます。
左右どちらが硬いかわからない場合は、右を5分間温めてから次に左を5分間温め、
そして再び右を5分間温めます。
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首の捻転運動を支配する急所。 目がよく見えるようになります。
インフルエンザや肺炎、咳の続く風邪の急処でもあります。
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2010年12月24日
目の温湿布
<効果>
目の疲れ、目の奥の痛み
首・肩・背中・腰にかけての緊張の緩和(特に眼の疲れからくるもの)
呼吸器系が楽になり気持ちも落ち着いてきます。
睡眠前に行ないますとぐっすり眠れます。不眠の方にはお勧めです。
生理の不調にも効果があります。
女性の体は生理前になりますと、後頭骨が弛み、肩甲骨が開いて、更に骨盤が開いてきますと生理が始まるものなのですが、眼の疲れによってこれらの骨の動きが悪く
なることがあるのです。
また目は子宮ノ伸縮ととても深い関係にあり、目の疲れは子宮を緊張させるのです。
すると生理痛や生理不順などの原因になります。
特に生理になると肩こりがひどくなる、頭痛がするというのはそういう方です。
生理期間は身体が敏感になるので余計に異常感を感じやすくなります。
その他、精力の低下やストレスによる過食にもよいです。
温湿布を目に8~10分間当て、気持ちのよいところで終えます。
目の温湿布を終えましたらしばらくは目を閉じて休めてください。
睡眠前に行なうのがお勧めです。熟睡できて翌日に起きたときも気持ちよく目覚めることができます。
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目の疲れ、目の奥の痛み
首・肩・背中・腰にかけての緊張の緩和(特に眼の疲れからくるもの)
呼吸器系が楽になり気持ちも落ち着いてきます。
睡眠前に行ないますとぐっすり眠れます。不眠の方にはお勧めです。
生理の不調にも効果があります。
女性の体は生理前になりますと、後頭骨が弛み、肩甲骨が開いて、更に骨盤が開いてきますと生理が始まるものなのですが、眼の疲れによってこれらの骨の動きが悪く
なることがあるのです。
また目は子宮ノ伸縮ととても深い関係にあり、目の疲れは子宮を緊張させるのです。
すると生理痛や生理不順などの原因になります。
特に生理になると肩こりがひどくなる、頭痛がするというのはそういう方です。
生理期間は身体が敏感になるので余計に異常感を感じやすくなります。
その他、精力の低下やストレスによる過食にもよいです。
温湿布を目に8~10分間当て、気持ちのよいところで終えます。
目の温湿布を終えましたらしばらくは目を閉じて休めてください。
睡眠前に行なうのがお勧めです。熟睡できて翌日に起きたときも気持ちよく目覚めることができます。
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2010年12月22日
温湿布(蒸しタオル)のつくり方
蒸しタオルの作り方を、ご説明します。
タオルを一つ用意します。
タオルを数回折りたたんで細長い状態にします。
細長く折りたたんだものを横に折り曲げ、その折り曲げた部分(タオルの中央部)に熱いお湯をかけます。
お湯
次にタオルの両端を持って余分なお湯を絞ります。
そして、左右の手でパタパタしながら熱すぎない程度の気持ち熱めの温度に冷まして
出来上がりです。
火傷しないように注意してください!
逆に冷まし過ぎますと効果が落ちるのでちょっと熱めの程度が目安です。
タオルを水で絞ってレンジで”チン”でもよいのですが、温度調節が難しく、意外と冷め
やすいので、タオルに熱いお湯をかけて絞る方をお勧めします。
当て方
冷めてきたらまた熱くして再び当て、これを3~4回ほど繰り返します。
必ず1本のタオルで行なってください。
たまに2本のタオルを用意して1本が冷めてきたら間を空けずにもう1本熱いタオルを
当ててしまう方がいらっしゃいますが、これでは効果が半減してしまうのです。
徐々に温度が下がっていくということと、当てて、放して、当てて、放して、の繰り返しが重要で、温めて、冷えて、温めて、冷えて、の刺激によって血管の弾力性がよくなり血液循環がよくなるのです。
最後、終えましたら乾いたタオルで当てた部分の湿気をよく拭き取ってください。
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お湯
次にタオルの両端を持って余分なお湯を絞ります。
そして、左右の手でパタパタしながら熱すぎない程度の気持ち熱めの温度に冷まして
出来上がりです。
火傷しないように注意してください!
逆に冷まし過ぎますと効果が落ちるのでちょっと熱めの程度が目安です。
タオルを水で絞ってレンジで”チン”でもよいのですが、温度調節が難しく、意外と冷め
やすいので、タオルに熱いお湯をかけて絞る方をお勧めします。
当て方
冷めてきたらまた熱くして再び当て、これを3~4回ほど繰り返します。
必ず1本のタオルで行なってください。
たまに2本のタオルを用意して1本が冷めてきたら間を空けずにもう1本熱いタオルを
当ててしまう方がいらっしゃいますが、これでは効果が半減してしまうのです。
徐々に温度が下がっていくということと、当てて、放して、当てて、放して、の繰り返しが重要で、温めて、冷えて、温めて、冷えて、の刺激によって血管の弾力性がよくなり血液循環がよくなるのです。
最後、終えましたら乾いたタオルで当てた部分の湿気をよく拭き取ってください。
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2010年12月18日
脚湯
効果:消化器系の異常(便秘、下痢、食あたり、食べすぎなど。)
①足湯と同様にちょっと熱めの温度で、両膝の上まで両脚をお湯に入れます。
お風呂で浴槽に腰をかけながら行なうとよいです。
②お湯が冷めないように、時々、さし湯をしながら8分間温め続けます。
②8分後、お湯から脚をあげて、左右の脚を乾いたタオルでよく拭いてください。
そして、両脚の色を比べてみて、赤みの薄い方の脚を更にもう2分間温めます。
③左右の脚の赤みがそろいましたらタオルでよく拭いて終了です。
●最後に水を飲んでおくとよいでしょう。
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②お湯が冷めないように、時々、さし湯をしながら8分間温め続けます。
②8分後、お湯から脚をあげて、左右の脚を乾いたタオルでよく拭いてください。
そして、両脚の色を比べてみて、赤みの薄い方の脚を更にもう2分間温めます。
③左右の脚の赤みがそろいましたらタオルでよく拭いて終了です。
●最後に水を飲んでおくとよいでしょう。
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2010年12月17日
足湯
効果:風邪症状のすべて(喉、鼻、目、気管など)、泌尿器の異常、生理痛
①大きめの洗面器またはバケツを用意し、そこに入浴するときの温度よりも少し高めの
温度、ちょっと熱め(45℃位)のお湯を両足の踝がかくれるくらいの高さまで入れます。
②お湯が冷めないように、時々、さし湯をしながら6分間温め続けます。
③6分後、お湯から足をあげて、左右の足を乾いたタオルでよく拭いてください。
そして、左右の足をよ~く見比べてみますと赤みに左右差が出ることがあるのです。
その場合、赤みの薄い方の足を更にもう2分間温めます。
④左右の足の赤みがそろいましたらタオルでよく拭いて終了です。
●最後に水を飲んでおくとよいでしょう。
●就寝前や朝に行なうことをおすすめします。
身体の体温というは、左右均一ではないことがほとんどです。
これは身体に偏り、歪みがあることを示しています。
その左右の偏りが一定以上である場合、病気を引き起こしやすい状態、もしくは既に
何かを患っている状態であると観るのです。
ですが、この足湯を行ない左右の体温の均衡を得ることで病気が経過しやすくなります。
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②お湯が冷めないように、時々、さし湯をしながら6分間温め続けます。
③6分後、お湯から足をあげて、左右の足を乾いたタオルでよく拭いてください。
そして、左右の足をよ~く見比べてみますと赤みに左右差が出ることがあるのです。
その場合、赤みの薄い方の足を更にもう2分間温めます。
④左右の足の赤みがそろいましたらタオルでよく拭いて終了です。
●最後に水を飲んでおくとよいでしょう。
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身体の体温というは、左右均一ではないことがほとんどです。
これは身体に偏り、歪みがあることを示しています。
その左右の偏りが一定以上である場合、病気を引き起こしやすい状態、もしくは既に
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2010年12月16日
話しかけの際の注意②
『既に子供さんのいらっしゃる妊婦さんへ』
もうすぐ自分に弟や妹ができる子供さんは、心が不安定になりがちです。
自分に弟や妹ができることに期待感を抱く子供さんもいらっしゃいますが、多くの場合、今まで親の愛情を一身に受け、自由に思いのままに行動できたことが、そうはいかなくなるかもしれないという今までになかった不安を経験するようになってきます。
お母さんがお腹の赤ちゃんに話しかけをしているのを見るのは子供さんにとってちょっと辛いはずです。
お母さんは子供さんの赤ちゃんがえりを防ぐために、お腹の赤ちゃんに話しかけを行なう際はこんなふうに話しかけてあげてください。
「お兄ちゃんのお気に入りの飛行機のシャツ、かっこいいね。」
「お姉ちゃんが書いたお花の絵、上手だね。」
「お兄ちゃんと一緒にご飯を食べましょう!」
「お姉ちゃんと一緒に散歩に行こうか!」
つまり、話しかけの内容に子供さんを登場させてあげるのです。
すると子供さんに孤立感を与えずにお腹の赤ちゃんに話しかけが行なえます。
それもなるべく子供さんが良い気分になれる言葉を使ってあげてください。
『上手だね』『かっこいいね』『かわいいね』などの単語を多く使うとよいでしょう。
子供さんにとっても嬉しく、お兄ちゃんお姉ちゃんとしての自覚を自然と高めていくことにもなります。
決して、このような内容の話しかけ方はしないでください。
「お兄ちゃんのなのに、ママに甘えてダメね。」
「お姉ちゃんなんだから、一人でお片付けして欲しいわね。」
「赤ちゃんの真似して恥ずかしいわね!」
上の子供さんを孤立させてしまうような話しかけ方はしないように注意してください。
お母さんが自分自身に照らし合わせて感じてみれば、注意するにもどういう言葉が
ふさわしいのか、きっと理解できるはずです。
上の子供さんを登場させてあげる話しかけを行なっていますと、今度は子供さん自ら
話しかけに参加してくるようになってきます。
「この車の絵、お兄ちゃんが書いたんだよ!」
「お姉ちゃんのお人形かわいいでしょ!」
「一緒におやつを食べよう!」
「一緒にお風呂に入ろう!」
お腹の赤ちゃんもお兄ちゃんやお姉ちゃんとお話できるのはとても嬉しいはず。
子供さんが話しかけを行なうとお腹の赤ちゃんが喜んで胎動で表現することはよくある
ことです。
世代の近いお兄ちゃんやお姉ちゃんが自分に話しかけてくれると嬉しくてジッとしていられないようです。
こうしてお腹の中にいるうちからお兄ちゃんやお姉ちゃんにも話しかけをしてもらうことに
よって心を通わせておきますと赤ちゃんが生まれてからの兄弟間のコミュニケーションが
とてもスムーズで、お兄ちゃんやお姉ちゃんに不安を与えるようなことにはなりません。
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もうすぐ自分に弟や妹ができる子供さんは、心が不安定になりがちです。
自分に弟や妹ができることに期待感を抱く子供さんもいらっしゃいますが、多くの場合、今まで親の愛情を一身に受け、自由に思いのままに行動できたことが、そうはいかなくなるかもしれないという今までになかった不安を経験するようになってきます。
お母さんがお腹の赤ちゃんに話しかけをしているのを見るのは子供さんにとってちょっと辛いはずです。
お母さんは子供さんの赤ちゃんがえりを防ぐために、お腹の赤ちゃんに話しかけを行なう際はこんなふうに話しかけてあげてください。
「お兄ちゃんのお気に入りの飛行機のシャツ、かっこいいね。」
「お姉ちゃんが書いたお花の絵、上手だね。」
「お兄ちゃんと一緒にご飯を食べましょう!」
「お姉ちゃんと一緒に散歩に行こうか!」
つまり、話しかけの内容に子供さんを登場させてあげるのです。
すると子供さんに孤立感を与えずにお腹の赤ちゃんに話しかけが行なえます。
それもなるべく子供さんが良い気分になれる言葉を使ってあげてください。
『上手だね』『かっこいいね』『かわいいね』などの単語を多く使うとよいでしょう。
子供さんにとっても嬉しく、お兄ちゃんお姉ちゃんとしての自覚を自然と高めていくことにもなります。
決して、このような内容の話しかけ方はしないでください。
「お兄ちゃんのなのに、ママに甘えてダメね。」
「お姉ちゃんなんだから、一人でお片付けして欲しいわね。」
「赤ちゃんの真似して恥ずかしいわね!」
上の子供さんを孤立させてしまうような話しかけ方はしないように注意してください。
お母さんが自分自身に照らし合わせて感じてみれば、注意するにもどういう言葉が
ふさわしいのか、きっと理解できるはずです。
上の子供さんを登場させてあげる話しかけを行なっていますと、今度は子供さん自ら
話しかけに参加してくるようになってきます。
「この車の絵、お兄ちゃんが書いたんだよ!」
「お姉ちゃんのお人形かわいいでしょ!」
「一緒におやつを食べよう!」
「一緒にお風呂に入ろう!」
お腹の赤ちゃんもお兄ちゃんやお姉ちゃんとお話できるのはとても嬉しいはず。
子供さんが話しかけを行なうとお腹の赤ちゃんが喜んで胎動で表現することはよくある
ことです。
世代の近いお兄ちゃんやお姉ちゃんが自分に話しかけてくれると嬉しくてジッとしていられないようです。
こうしてお腹の中にいるうちからお兄ちゃんやお姉ちゃんにも話しかけをしてもらうことに
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2010年12月15日
発熱
どうして熱が出るのでしょうか?
それは、身体が免疫力を高め、体内に入り込んだウイルスやばい菌を煮沸消毒している働きなのです。
また骨格の歪みを整え、筋肉の硬直を弛める目的もあります。
一般的に熱が出ますと冷やして熱を抑え込もうとしますが、野口整体ではその逆で、
熱が出たときは発汗を誘導する処置を行ないます。
発汗によって身体の内側の熱を発散させてあげますと熱が下がりやすいのです。
ということで、ご紹介する処置法は発汗の誘導法ということになります。
熱が出ましたら、38度ぐらいまででしたら、足湯だけでよいです。
先ずは、それで様子をみてください。
身体が温まって身体の節々が弛んできますとそれで熱が下がる場合があります。
ですが、熱が下がらずに逆に上がって以下の体温を越えてきましたら、後頭部の温湿布(後頭部の真ん中、飛び出ている部分に蒸しタオルを当てる)を行なってください。
●大人の場合:38度5分を超えるようでしたら、後頭部を15~40分間。
●子供の場合(3歳以上):39度を超えるようでしたら、後頭部を6分間(~20分間
以内)。
タオルが冷めてきましたらまた熱くして当て、これを数回繰り返します。
すると汗がどんどん出てきて、次第に熱が下がってきます。
発汗によって、熱がそのまま下がる場合と、いったん上がってから一気に下がる場合があります。
後者の場合は、身体がまだ発熱しきっていなかった為に残りの熱によって一時的に
上がるだけですので心配はありません。
その後は急速に下がります。
汗をかくことによって、身体のあちこちにあった歪み・硬張りが弛んでいきます。
汗をかくということは、とても重要な経過なのです。
かいた汗は、こまめに拭いてください。
もし着ている下着などが、汗でしっとりになってきましたら着替えるように努めてください。
汗が皮膚の汗腺をふたのようにしてしまい、更なる汗を出しにくくさせてしまうのです。
また、かいた汗で身体を冷やしてしまいますと、かいた汗を身体が再吸収してしまいます(汗の内攻)
ですので、きちんと汗を拭き取るように心がけてください。
<熱が40度を超えた場合>
もし、熱が40度を超えましたら、鼻柱の温湿布を10分間行ない、その後で小鼻に愉気をしてみてください。
熱が下がりやすくなります。
<熱がなかなか下がらない場合>
熱がなかなか下がらない場合、胸椎7番の1側に愉気をしますと経過が促されます。
それでも、なかなか熱が下がらず不安な時は、とりあえず今回は熱の発散は断念して、額の真ん中の髪の生え際から指3本分上がった部分に「ひよめき」という処があります。
そこを冷たい水で絞ったタオルで冷やしてください。
お願い!:<3歳未満の幼児や60歳以上のご年配の方向けの熱の処理>
熱が出たときの後頭部の温湿布は、3歳未満の幼児や60歳以上のご年配の方、または体力が著しく低下している方には行なわないでください。
高熱を出している状況とは身体にとって必要性があって出ているわけですが、熱を出し
きるにも体力がいるものです。
念のために、あまり体力のない、3歳未満の幼児や60歳以上のご年配の方は無理を
せずに、額の真ん中の髪の生え際から指3本分上がった部分の「ひよめき」という処を
冷たい水で絞ったタオルで冷やしてください。
くれぐれも誤って後頭部を冷やすということだけは絶対にしないでください。
熱が出ている時はいくら動いても構いません。
仕事も学校も休む必要はありません。
ですが、細かい字を凝視したり、パソコンに長時間向かったり、TVを長時間観たりなど、目を酷使するようなことは熱の経過を妨げますので使いすぎないよう心がけてください。
熱は下がってきますと、平熱以下にまで下がる時期があります。
たとえば、36.5度が平熱の人が、36.2度や36度とかにまで下がります。
整体ではこの時期を「安静期」と呼んでいますが、この時期は熱が平熱に戻るまでは、なるべく身体を冷やさないようにして安静に過ごしてください。
熱が出ているときはいくら動いても構いませんが、平熱以下に下がっているこの安静期は心身をゆったりと休ませることが肝要なのです。
この安静期の期間は、個人差もありますが、およそ2時間~半日です。
なるべく安静の時間を確保してください。
この安静期の時期に、「熱が下がったからもう大丈夫」と安心して学校に行かせたり、
仕事に出かけたり、家事を普段どおりにこなしたり、外出したりなどは、できるだけしないようにしてください。
安静期の“安静”の意味ですが、絶対安静でずっと寝ていなければならないというわけではなく、音・光・人・水(冷え)などの過剰な刺激を避けて、心穏やかにして身体を休めるということです。
実際この安静期は、脈も落ち着いてきて、身体は休養を必要としていて、実際に休みたくなるものです。
安静期は退屈かもしれませんが、熱の経過を鈍くさせないために、目を酷使しないよう、テレビを見たり、本を読んだりすることは避け、目を休めるようにしてください。
「安静期」を過ぎて平熱に戻りましたら、今度は起きて平常どおりに動いても大丈夫です。
平熱に戻ったときに、体温を測ってみますとまた平熱よりもちょっと高くなっていることがあり、戸惑う方がいらっしゃいますが、
身体が最後の熱の微調整を行なっているときなので、またすぐに下がります。
心配いりません。
熱が高くなっていく時期というのは実は体力的には充実している時で、逆に熱が下がってきて平温以下になっている時期は、体力が最も消耗している時期なのです。
ですから、この平温以下である「安静期」の時期に無理をしますと身体にとって負担に
なり、身体の自然を乱すことになります。
すると、ダラダラとまた熱が続いてしまったりして却って長引いたりすることがあるのです。
ですが、この「安静期」の時期を穏やかに過ごして経過しますと、身体は軽く顔もスッキリと透明感が出てきます。
そして以前よりも身体の免疫力がレベルアップします。
熱が出ているときは、水分補給をこまめに行なってください。
水分は常温の生水で摂ります。
水分をしっかり摂ることが大切です。
普段、あまり水を飲み慣れていない方は、この調子の悪いときに水を飲むのは飲みづらいようなので、そういう方はスポーツドリンクを水で倍に薄めて飲むとよいでしょう。
そのまま原液で飲みますと糖分が過剰になりますので、水で薄めることをお勧めします。
もし、38度5分以上の熱が3日以上続いて上記の処置を行なっても変化がみられない場合、無理をせずに医療機関を受診することを考慮してください。
症状が出ているときは不安が募るものです。
特に子供さんの場合は、安心する意味も含めまして、いつもと違った異変を感じましたら3日間経たなくても、薬を飲む飲まないは後で考えるとしまして、医者に行くことをお勧めします。
一応の目安ですが、この熱の一連の経過を要する期間は、39度以上の熱が出た場合は4日間ぐらいが標準です。
38度台の熱しか出せない人は1週間くらい、37度台の熱しか出せない人は2週間くらいの経過をとるとみてよいでしょう。
そして、熱が高くなるピークが1回で済んでしまう人は意外と少なく、ピークが2回という場合が多いようです。
風邪をひきこむタイミングというのは身体の重心の偏りが極度になった状態でひきこむことが多いので、その左右の偏り調整として熱の高まりのピークが2回あると思われます。
参考!:発熱したとき、体温経過の観察をするときの目安の為に、日頃の平常時の体温を測って知っておくようにしましょう。
皮膚症状のある方は、この熱の期間に一気に出ることがありますが、熱の経過とともに短期間で終息し、肌がきれいになります。
後頭部の温湿布を行なうには正確なタイミングというものあります。
熱がどんどん上がってきて、もうひとつ熱が上がろうという感じのときに温湿布を行ない
ますと、熱は一気にきれいに下がります。
その正確なタイミングの判断は、発熱の経験を積み重ねていませんと『今だ!』という
見極めはとても難しいと思います。
身体の感じと照らし合わせながら、とりあえずは、上記の体温を目安にして後頭部に
温湿布を当ててみてください。
◎脈を読んで熱の経過を観察する
身体に変動が起きているとき、それが自然な方向への経過なのか、それとも不自然な方向への経過なのか、判別に悩むときがあります。
これを判別する方法として、整体には「一息四脈」の観察法があります。
いろいろなトラブルのときに、その状況を判別することができます。
発熱の場合も、自然な経過に任せてよい熱か、それとも医療機関を受診すべき緊急な深刻な熱かが、判別できますので、覚えておくととても便利です。
皆さんにもできる方法ですので、ぜひ活用していただきたいと思います。
詳しくはこちらをご参考ください→一息四脈
熱が1℃上がりますと脈拍は四つ増えます。
これは自然な熱の状態を意味していますが、逆に脈拍が上っても体温が下がる場合、
これは危険な状態を意味しています。
医療機関を受診することをお勧めします。
その人の身体の状況によって熱の経過の仕方は様々で、なかなかスムーズに経過
しない場合もあります。
そんなとき、不安感が募ってしまうものですが、この「一息四脈」の観察法を使うことに
よって冷静に判断することができます。
安静期を経過して、体温を測って平熱に戻っていたとしても、一息四脈を観察してみて、もし一息四脈以下でしたらまだ安静が必要ですので、ご注意ください。
<熱が上がったり下がったりを繰り返す場合>
胸椎10番という背骨が捻れていますと、熱が上がったり下がったりを繰り返すことがあります。熱の経過をスムーズにするべく胸椎10番の捻れをとる調整として、側腹に愉気をするとよいです。
方法は、左右の側腹をつまんでみて、どちらか硬く分厚くなっている方の側腹をつまんで引っ張るようにしながら愉気をします。
側腹の中でも特に硬直している処を選んで愉気してみてください。
ある程度、弛んできましたら、次は左右の側腹に同時に手を当て、揃えるようなつもりで愉気をしてください。
左右の側腹の柔らかさ、温かさが揃ってきますと胸椎10番の捻れがとれてきて、すると熱が一気に上がり始め、下がりやすくなります。
<熱に変動がみられない場合>
熱がくすぶっていてなかなか変動を起こさないことがあります。
そういう場合、大腿部(もも)の裏の筋肉が縮んで硬くなっているので、弛めて伸ばして
あげるとよいです。
方法は、うつ伏せの状態で左右の大腿部(もも)の裏の筋肉を押さえてみて硬く縮んで
いる方、または仰向けの状態で足の長さを比べてみて短い方の足を選びます。
選んだ方の足の足首を片手で下から持上げ、軽く抵抗感を感じる高さまで持ち上げて
いきます。
そしてもう一方の手を膝に当て、グイーッと引き寄せることによって大腿部(もも)の裏の筋肉を伸ばしていきます。
イメージとしては、運動選手が足がつったときによくやっている対処法です。
すると滞っていた熱に変動が表れ始め、下がりやすくなります。
一般的な熱に対する考え方とは真っ向から逆となりますが、これが野口整体の熱の
経過法です。
決して氷枕のようなもので冷やして無理に熱を下げるというようなことはしないでください。
冷やすということは、身体が一生懸命に体内のウイルスやばい菌を煮沸消毒して良い
方向へ生まれ変わろうとしている作業を中止させ、無理やりに病状を身体の中に吸収
させてしまうということになるのです。
するとその抑え込んだ病状は、いずれ、もっとひどい病気に成長して、本人を苦しめる
ことになります。
身体にとって冷やすということは身体の循環機能を低下させ、鈍化させることになるので、本当によくないことなのです。
熱に対するこのような考え方は他の手技療法や自然療法にもみられます。
また患者さんから聞いた話によりますと、風邪をひいて病院に行ったとき、先生から
「本当は、熱は体力のある証拠なんだから、薬で簡単に止めてはいかん」と言われたことがあるそうです。
そのようにおっしゃる先生はきっと珍しいと思いますが、昔と比べますと少しずつ熱に
対する考え方が変わってきているのかもしれません。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
整体室のホームページです
http://www.h4.dion.ne.jp/~shizen-k/
《過去のブログ記事を整理して掲載しています》
『新潟整体室自然健康堂(野口整体)』
新潟市中央区東大通2-2-9 トーカン万代第二ビューハイツ810
TEL 025-243-0287
(胎内市でも隔週の日曜日にて活動中)
それは、身体が免疫力を高め、体内に入り込んだウイルスやばい菌を煮沸消毒している働きなのです。
また骨格の歪みを整え、筋肉の硬直を弛める目的もあります。
一般的に熱が出ますと冷やして熱を抑え込もうとしますが、野口整体ではその逆で、
熱が出たときは発汗を誘導する処置を行ないます。
発汗によって身体の内側の熱を発散させてあげますと熱が下がりやすいのです。
ということで、ご紹介する処置法は発汗の誘導法ということになります。
熱が出ましたら、38度ぐらいまででしたら、足湯だけでよいです。
先ずは、それで様子をみてください。
身体が温まって身体の節々が弛んできますとそれで熱が下がる場合があります。
ですが、熱が下がらずに逆に上がって以下の体温を越えてきましたら、後頭部の温湿布(後頭部の真ん中、飛び出ている部分に蒸しタオルを当てる)を行なってください。
●大人の場合:38度5分を超えるようでしたら、後頭部を15~40分間。
●子供の場合(3歳以上):39度を超えるようでしたら、後頭部を6分間(~20分間
以内)。
タオルが冷めてきましたらまた熱くして当て、これを数回繰り返します。
すると汗がどんどん出てきて、次第に熱が下がってきます。
発汗によって、熱がそのまま下がる場合と、いったん上がってから一気に下がる場合があります。
後者の場合は、身体がまだ発熱しきっていなかった為に残りの熱によって一時的に
上がるだけですので心配はありません。
その後は急速に下がります。
汗をかくことによって、身体のあちこちにあった歪み・硬張りが弛んでいきます。
汗をかくということは、とても重要な経過なのです。
かいた汗は、こまめに拭いてください。
もし着ている下着などが、汗でしっとりになってきましたら着替えるように努めてください。
汗が皮膚の汗腺をふたのようにしてしまい、更なる汗を出しにくくさせてしまうのです。
また、かいた汗で身体を冷やしてしまいますと、かいた汗を身体が再吸収してしまいます(汗の内攻)
ですので、きちんと汗を拭き取るように心がけてください。
<熱が40度を超えた場合>
もし、熱が40度を超えましたら、鼻柱の温湿布を10分間行ない、その後で小鼻に愉気をしてみてください。
熱が下がりやすくなります。
<熱がなかなか下がらない場合>
熱がなかなか下がらない場合、胸椎7番の1側に愉気をしますと経過が促されます。
それでも、なかなか熱が下がらず不安な時は、とりあえず今回は熱の発散は断念して、額の真ん中の髪の生え際から指3本分上がった部分に「ひよめき」という処があります。
そこを冷たい水で絞ったタオルで冷やしてください。
お願い!:<3歳未満の幼児や60歳以上のご年配の方向けの熱の処理>
熱が出たときの後頭部の温湿布は、3歳未満の幼児や60歳以上のご年配の方、または体力が著しく低下している方には行なわないでください。
高熱を出している状況とは身体にとって必要性があって出ているわけですが、熱を出し
きるにも体力がいるものです。
念のために、あまり体力のない、3歳未満の幼児や60歳以上のご年配の方は無理を
せずに、額の真ん中の髪の生え際から指3本分上がった部分の「ひよめき」という処を
冷たい水で絞ったタオルで冷やしてください。
くれぐれも誤って後頭部を冷やすということだけは絶対にしないでください。
熱が出ている時はいくら動いても構いません。
仕事も学校も休む必要はありません。
ですが、細かい字を凝視したり、パソコンに長時間向かったり、TVを長時間観たりなど、目を酷使するようなことは熱の経過を妨げますので使いすぎないよう心がけてください。
熱は下がってきますと、平熱以下にまで下がる時期があります。
たとえば、36.5度が平熱の人が、36.2度や36度とかにまで下がります。
整体ではこの時期を「安静期」と呼んでいますが、この時期は熱が平熱に戻るまでは、なるべく身体を冷やさないようにして安静に過ごしてください。
熱が出ているときはいくら動いても構いませんが、平熱以下に下がっているこの安静期は心身をゆったりと休ませることが肝要なのです。
この安静期の期間は、個人差もありますが、およそ2時間~半日です。
なるべく安静の時間を確保してください。
この安静期の時期に、「熱が下がったからもう大丈夫」と安心して学校に行かせたり、
仕事に出かけたり、家事を普段どおりにこなしたり、外出したりなどは、できるだけしないようにしてください。
安静期の“安静”の意味ですが、絶対安静でずっと寝ていなければならないというわけではなく、音・光・人・水(冷え)などの過剰な刺激を避けて、心穏やかにして身体を休めるということです。
実際この安静期は、脈も落ち着いてきて、身体は休養を必要としていて、実際に休みたくなるものです。
安静期は退屈かもしれませんが、熱の経過を鈍くさせないために、目を酷使しないよう、テレビを見たり、本を読んだりすることは避け、目を休めるようにしてください。
「安静期」を過ぎて平熱に戻りましたら、今度は起きて平常どおりに動いても大丈夫です。
平熱に戻ったときに、体温を測ってみますとまた平熱よりもちょっと高くなっていることがあり、戸惑う方がいらっしゃいますが、
身体が最後の熱の微調整を行なっているときなので、またすぐに下がります。
心配いりません。
熱が高くなっていく時期というのは実は体力的には充実している時で、逆に熱が下がってきて平温以下になっている時期は、体力が最も消耗している時期なのです。
ですから、この平温以下である「安静期」の時期に無理をしますと身体にとって負担に
なり、身体の自然を乱すことになります。
すると、ダラダラとまた熱が続いてしまったりして却って長引いたりすることがあるのです。
ですが、この「安静期」の時期を穏やかに過ごして経過しますと、身体は軽く顔もスッキリと透明感が出てきます。
そして以前よりも身体の免疫力がレベルアップします。
熱が出ているときは、水分補給をこまめに行なってください。
水分は常温の生水で摂ります。
水分をしっかり摂ることが大切です。
普段、あまり水を飲み慣れていない方は、この調子の悪いときに水を飲むのは飲みづらいようなので、そういう方はスポーツドリンクを水で倍に薄めて飲むとよいでしょう。
そのまま原液で飲みますと糖分が過剰になりますので、水で薄めることをお勧めします。
もし、38度5分以上の熱が3日以上続いて上記の処置を行なっても変化がみられない場合、無理をせずに医療機関を受診することを考慮してください。
症状が出ているときは不安が募るものです。
特に子供さんの場合は、安心する意味も含めまして、いつもと違った異変を感じましたら3日間経たなくても、薬を飲む飲まないは後で考えるとしまして、医者に行くことをお勧めします。
一応の目安ですが、この熱の一連の経過を要する期間は、39度以上の熱が出た場合は4日間ぐらいが標準です。
38度台の熱しか出せない人は1週間くらい、37度台の熱しか出せない人は2週間くらいの経過をとるとみてよいでしょう。
そして、熱が高くなるピークが1回で済んでしまう人は意外と少なく、ピークが2回という場合が多いようです。
風邪をひきこむタイミングというのは身体の重心の偏りが極度になった状態でひきこむことが多いので、その左右の偏り調整として熱の高まりのピークが2回あると思われます。
参考!:発熱したとき、体温経過の観察をするときの目安の為に、日頃の平常時の体温を測って知っておくようにしましょう。
皮膚症状のある方は、この熱の期間に一気に出ることがありますが、熱の経過とともに短期間で終息し、肌がきれいになります。
後頭部の温湿布を行なうには正確なタイミングというものあります。
熱がどんどん上がってきて、もうひとつ熱が上がろうという感じのときに温湿布を行ない
ますと、熱は一気にきれいに下がります。
その正確なタイミングの判断は、発熱の経験を積み重ねていませんと『今だ!』という
見極めはとても難しいと思います。
身体の感じと照らし合わせながら、とりあえずは、上記の体温を目安にして後頭部に
温湿布を当ててみてください。
◎脈を読んで熱の経過を観察する
身体に変動が起きているとき、それが自然な方向への経過なのか、それとも不自然な方向への経過なのか、判別に悩むときがあります。
これを判別する方法として、整体には「一息四脈」の観察法があります。
いろいろなトラブルのときに、その状況を判別することができます。
発熱の場合も、自然な経過に任せてよい熱か、それとも医療機関を受診すべき緊急な深刻な熱かが、判別できますので、覚えておくととても便利です。
皆さんにもできる方法ですので、ぜひ活用していただきたいと思います。
詳しくはこちらをご参考ください→一息四脈
熱が1℃上がりますと脈拍は四つ増えます。
これは自然な熱の状態を意味していますが、逆に脈拍が上っても体温が下がる場合、
これは危険な状態を意味しています。
医療機関を受診することをお勧めします。
その人の身体の状況によって熱の経過の仕方は様々で、なかなかスムーズに経過
しない場合もあります。
そんなとき、不安感が募ってしまうものですが、この「一息四脈」の観察法を使うことに
よって冷静に判断することができます。
安静期を経過して、体温を測って平熱に戻っていたとしても、一息四脈を観察してみて、もし一息四脈以下でしたらまだ安静が必要ですので、ご注意ください。
<熱が上がったり下がったりを繰り返す場合>
胸椎10番という背骨が捻れていますと、熱が上がったり下がったりを繰り返すことがあります。熱の経過をスムーズにするべく胸椎10番の捻れをとる調整として、側腹に愉気をするとよいです。
方法は、左右の側腹をつまんでみて、どちらか硬く分厚くなっている方の側腹をつまんで引っ張るようにしながら愉気をします。
側腹の中でも特に硬直している処を選んで愉気してみてください。
ある程度、弛んできましたら、次は左右の側腹に同時に手を当て、揃えるようなつもりで愉気をしてください。
左右の側腹の柔らかさ、温かさが揃ってきますと胸椎10番の捻れがとれてきて、すると熱が一気に上がり始め、下がりやすくなります。
<熱に変動がみられない場合>
熱がくすぶっていてなかなか変動を起こさないことがあります。
そういう場合、大腿部(もも)の裏の筋肉が縮んで硬くなっているので、弛めて伸ばして
あげるとよいです。
方法は、うつ伏せの状態で左右の大腿部(もも)の裏の筋肉を押さえてみて硬く縮んで
いる方、または仰向けの状態で足の長さを比べてみて短い方の足を選びます。
選んだ方の足の足首を片手で下から持上げ、軽く抵抗感を感じる高さまで持ち上げて
いきます。
そしてもう一方の手を膝に当て、グイーッと引き寄せることによって大腿部(もも)の裏の筋肉を伸ばしていきます。
イメージとしては、運動選手が足がつったときによくやっている対処法です。
すると滞っていた熱に変動が表れ始め、下がりやすくなります。
一般的な熱に対する考え方とは真っ向から逆となりますが、これが野口整体の熱の
経過法です。
決して氷枕のようなもので冷やして無理に熱を下げるというようなことはしないでください。
冷やすということは、身体が一生懸命に体内のウイルスやばい菌を煮沸消毒して良い
方向へ生まれ変わろうとしている作業を中止させ、無理やりに病状を身体の中に吸収
させてしまうということになるのです。
するとその抑え込んだ病状は、いずれ、もっとひどい病気に成長して、本人を苦しめる
ことになります。
身体にとって冷やすということは身体の循環機能を低下させ、鈍化させることになるので、本当によくないことなのです。
熱に対するこのような考え方は他の手技療法や自然療法にもみられます。
また患者さんから聞いた話によりますと、風邪をひいて病院に行ったとき、先生から
「本当は、熱は体力のある証拠なんだから、薬で簡単に止めてはいかん」と言われたことがあるそうです。
そのようにおっしゃる先生はきっと珍しいと思いますが、昔と比べますと少しずつ熱に
対する考え方が変わってきているのかもしれません。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
整体室のホームページです
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新潟市中央区東大通2-2-9 トーカン万代第二ビューハイツ810
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2010年12月02日
悪寒(寒気)
どうして悪寒(寒気)が出るのでしょうか?
血管に入ったウイルスやばい菌を外に追い出そうとして静脈が振動します。
これが悪寒として感じられるのです。
特に感情のうっ滞からくる過食の人に多い傾向があります。
その場合、右側の背中が盛り上がっています。
~処置法~
相手はうつ伏せに寝てもらい、胸椎8番-9番の硬直を弛めます。
方法①:胸椎8番-9番の擦過法
相手の左側に身体と平行にして真横に正座します。
(つまり、相手の頭の方向とこちらの膝の方向が同じ方向を向くことになります)
胸椎8番-9番に硬張りがあるので、胸椎8番-9番の間に右手の手根部の
凹み部分を当て、そこを擦ります。
すると胸椎8番-9番が弛んでしだいに悪寒も治まり、ジワジワと身体が温かく
なってきます。
熱が内攻している場合、いったん熱が上がりますが、汗が出やすくなって、
その後は熱も経過しやすくなります。
<擦過のコツ!>
胸椎8番と9番の間を手根部の凹み部分でやや強調するように一定の圧で
押さえ、指先を左右に振るようにしながら擦ります。
このとき、なるべく胸椎8番-9番から手根部をずらさないようにしてください。
左手は膝の上に置いておきます。
方法②:胸椎8番-9番の息吹法
片方の手を拳骨にして立てた状態で軽く胸椎8番-9番に当てます。
拳骨は握らずに、少し空洞をつくります。
その空洞に口を当て、ゆっくり「フゥ―」っと息を吹きかけます。
その処が温かく感じられるまで数回、繰り返します。
この方法も効果的です。
胸椎8番は胃と関連した椎骨で、胸椎9番は肝臓と関連した椎骨です。
その硬張りを弛めようとする身体の働きとして悪寒がしてくるのですが、意図的にこの
胸椎8番-9番(メインは胸椎8番)をさすってあげますと、短い時間で悪寒がとれてきます。
胸椎8番-9番が硬張るということは、食べ過ぎで胃や肝臓がくたびれているということなので、減食をした方がよいでしょう。
胸椎8番が調整されてきますと腰椎1番も連動して変化してきて、感情のうっ滞や不安が抜けてきます。
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血管に入ったウイルスやばい菌を外に追い出そうとして静脈が振動します。
これが悪寒として感じられるのです。
特に感情のうっ滞からくる過食の人に多い傾向があります。
その場合、右側の背中が盛り上がっています。
~処置法~
相手はうつ伏せに寝てもらい、胸椎8番-9番の硬直を弛めます。
方法①:胸椎8番-9番の擦過法
相手の左側に身体と平行にして真横に正座します。
(つまり、相手の頭の方向とこちらの膝の方向が同じ方向を向くことになります)
胸椎8番-9番に硬張りがあるので、胸椎8番-9番の間に右手の手根部の
凹み部分を当て、そこを擦ります。
すると胸椎8番-9番が弛んでしだいに悪寒も治まり、ジワジワと身体が温かく
なってきます。
熱が内攻している場合、いったん熱が上がりますが、汗が出やすくなって、
その後は熱も経過しやすくなります。
<擦過のコツ!>
胸椎8番と9番の間を手根部の凹み部分でやや強調するように一定の圧で
押さえ、指先を左右に振るようにしながら擦ります。
このとき、なるべく胸椎8番-9番から手根部をずらさないようにしてください。
左手は膝の上に置いておきます。
方法②:胸椎8番-9番の息吹法
片方の手を拳骨にして立てた状態で軽く胸椎8番-9番に当てます。
拳骨は握らずに、少し空洞をつくります。
その空洞に口を当て、ゆっくり「フゥ―」っと息を吹きかけます。
その処が温かく感じられるまで数回、繰り返します。
この方法も効果的です。
胸椎8番は胃と関連した椎骨で、胸椎9番は肝臓と関連した椎骨です。
その硬張りを弛めようとする身体の働きとして悪寒がしてくるのですが、意図的にこの
胸椎8番-9番(メインは胸椎8番)をさすってあげますと、短い時間で悪寒がとれてきます。
胸椎8番-9番が硬張るということは、食べ過ぎで胃や肝臓がくたびれているということなので、減食をした方がよいでしょう。
胸椎8番が調整されてきますと腰椎1番も連動して変化してきて、感情のうっ滞や不安が抜けてきます。
★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝しています
整体室のホームページです
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2010年12月01日
のどの痛み・扁桃腺炎
どうして喉の痛みが出るのでしょうか?
それは、身体が外からのウイルスやばい菌を体内に入れないように喉でせき止めるために戦っているからなのです。
身体に捻れの歪みが生じますと、この“戦い”が起きやすい傾向があります。
~処置法~
①相手は仰向けに寝てもらいます。
左右の足の裏の土踏まず(足の内縁の部分:親指のライン)を押さえてみて、硬い方、
ボタッと腫れている方の足を選び、両手の親指を重ねて押さえ、しばらく愉気をします。
喉に響かせるように愉気するのがコツです。
片方の足だけを行なってください。
喉に響かせるように愉気するのがコツ!
例:右足の内縁
硬直の処が少しずつ弛んできますと、喉の痛みが軽減し、その場ですぐに喉の痛みが
取れることもあります。
②その後に、足湯を行なうと更に効果があります。
足湯の後には、たっぷり水を飲んでおいてください。
上記のことを試してみてもなかなか変化が出ないときは、
左右の手首を回してみて、動きの悪い方の手首を丹念に回して弛めます。
その後に、恥骨の愉気を行なうとよいでしょう。
西洋医学では、扁桃腺の炎症を繰り返しますと扁桃腺の摘出手術を行なうことがありますが、扁桃腺は鼻・口から入ってくる細菌を体内に侵入させないように門番としての役割を担っているので、医師に手術を勧められている方はよく考慮しなければいけません。
喉の辛い痛みからは解放されますが、門番がいなくなった分、それだけ身体に無防備な状態を作ってしまうということになります。
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身体に捻れの歪みが生じますと、この“戦い”が起きやすい傾向があります。
~処置法~
①相手は仰向けに寝てもらいます。
左右の足の裏の土踏まず(足の内縁の部分:親指のライン)を押さえてみて、硬い方、
ボタッと腫れている方の足を選び、両手の親指を重ねて押さえ、しばらく愉気をします。
喉に響かせるように愉気するのがコツです。
片方の足だけを行なってください。
喉に響かせるように愉気するのがコツ!
例:右足の内縁
硬直の処が少しずつ弛んできますと、喉の痛みが軽減し、その場ですぐに喉の痛みが
取れることもあります。
②その後に、足湯を行なうと更に効果があります。
足湯の後には、たっぷり水を飲んでおいてください。
上記のことを試してみてもなかなか変化が出ないときは、
左右の手首を回してみて、動きの悪い方の手首を丹念に回して弛めます。
その後に、恥骨の愉気を行なうとよいでしょう。
西洋医学では、扁桃腺の炎症を繰り返しますと扁桃腺の摘出手術を行なうことがありますが、扁桃腺は鼻・口から入ってくる細菌を体内に侵入させないように門番としての役割を担っているので、医師に手術を勧められている方はよく考慮しなければいけません。
喉の辛い痛みからは解放されますが、門番がいなくなった分、それだけ身体に無防備な状態を作ってしまうということになります。
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