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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2012年04月04日

妊娠中の夫婦喧嘩

 夫婦喧嘩が母胎に与える影響はとても大きいです。
夫婦喧嘩の後にお腹の赤ちゃんに手を当てますと、精神的なショックを受けた影響で、必ずと言っていいほど小さく硬くなっています。
お腹の赤ちゃんには外の音が聞こえていますので、大きな声で喧嘩をしてしまいますと、赤ちゃんは不安になってしまいます。
また、妊婦さんの感情はすべてお腹の赤ちゃんに伝わっていて、お母さんがイライラして怒っていたり、悲しい気分になっていたりすると、お腹の赤ちゃんはとても心配な気持ちになってしまうのです。
せめて喧嘩の後は、「びっくりさせちゃって、ごめんね」とお腹に手を当てながら、お腹の赤ちゃんに話しかけてあげてください。

喧嘩は赤ちゃんと同時に母体に与える影響も大きいです。
本来、妊婦さんというのは心も身体もリラックスしていなければいけないのですが、喧嘩ではかなり不利になってしまい、必ずどこかの椎骨に異常が表れます。
頸椎4番、胸椎4、7、9、11番。腰椎3番。
妊婦さんにとって、これらの椎骨はとても大切なポイントですので、喧嘩の後は丹念に愉気をして調整しておくことが大切です。
それから腹部第四調律点にも愉気をしておいてください。
言いたいことを言い切れずに我慢していますと、この腹部第四調律点が硬くなっています。
妊婦さんに精神的にショックな出来事があってストレスがたまっていたりすると、それが原因でお腹の赤ちゃんが逆子になってしまうこともあります。
身体にストレスを残さないために、お腹の赤ちゃんにこれ以上心配をかけないために、この腹部第四調律点を丹念に愉気して弛めておいてください。
医学的に、感情が高ぶって興奮すると心拍数が上がり、血中のアドレナリンが増え、怒ると血圧も上がります。
そうなりますと、胎盤を通じて赤ちゃんの心臓がドキドキしたり、胎盤の血液量が減って、赤ちゃんに十分な酸素や栄養分が届きにくくなったりすることもあるようです。

女性は、妊娠特有の体調の変化や産婦人科への通院など、日々赤ちゃんの生きる力を感じることで、心身ともに「母親」になることを実感し、無意識のうちにも親としての心構えの準備を始めています。
それに対して男性は、身体の変化がない分、女性よりも実感しにくいものです。
二人の間で生じてしまう温度差が喧嘩の原因になってしまうのかもしれません。
冷静に話し合えば歩み寄れるはずです。
我慢のあげく感情的に爆発してしまう前に、不安に思うこと、して欲しいことなどがあったら、その今の素直な気持ちを相手に伝えるように心がけましょう。
心身の変化や赤ちゃんのことを話すと、徐々にお互いを理解できて、男性も赤ちゃんへの関心が増すのではないでしょうか。
妊娠・出産は、新しい家族をつくる大切なときです。
お互いに思っていることを率直に話し合って、新しい家族を迎えるための心の基礎固めをしていきましょう。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 07:29Comments(0)妊娠中の過ごし方

2012年02月23日

妊娠中の性行為(特別編)

 前回、『妊娠中の性行為』というタイトルで整体の視点からみた妊娠中の性行為に対する考えを述べましたが、今回は現代医学の視点では、『妊娠中の性行為』をどのような捉え方をしているのか参考までに調べてみました。
妊娠中の性欲は、一般的に妊娠初期には減少して、妊娠中期には高揚し、妊娠後期になりますと減退する傾向があるようです。
整体の視点からみた、控えめにしていただきたい時期と楽しんでいただきたい時期という意味においても、性欲の波と一致するようなので、本能の要求が高まりやすい妊娠の時期というのは、性の欲求も身体の自然の営みに沿っているようです。
妊娠初期はつわりや倦怠感、乳房の痛みなどでその気にはなれず、性行為に集中できないという理由もあるでしょう。
妊娠中期になりますと肉体的、精神的にも余裕が出てきて性的関心がよみがえってくる人が多いようです。
そしてお腹が大きくなる妊娠後期には痛みや不快感を伴ったり、出産への精神的な緊張から性的関心がしだいに減少していく人が多いようです。

さて、まず素朴な疑問として
妊娠中に性行為をしてよいのか? お腹の赤ちゃんに悪い影響はないのか? 
というところが心配な点です。
「性行為をしたくても、お腹の赤ちゃんが心配で楽しめない、子宮に刺激が伝わって流産や早産の原因になるのではないか?」
という不安を抱えているご夫婦は多いと思います。
お腹に赤ちゃんがいるとなれば、いろいろと心配になるのは当然なことです。
ですが実際のところ、性行為が流産や早産につながることはないと言われています。
『妊娠初期は胎盤がまだ安定していないので控えるべき』という考え方もありますが、性行為が直接流産や早産の原因になることはないようです。
ですが、やはり注意していただきたいことがいくつかあります。
その注意点を簡単ではありますがまとめてみました。


<妊娠中の性行為を安全に楽しむための注意事項>
【清潔にする】
雑菌への感染などを防ぐ為に性行為前には手洗いや入浴を行なって清潔を心がけてください。

【身体を冷やさない】
身体が冷えますとお腹が張りやすくなり、子宮が緊張しやすくなりますので、身体を冷やさない為の環境作りを心がけ、そして長時間裸のままでいないようにも注意しましょう。

【コンドームをつける】
精液の中には陣痛を促す成分と同様の「プロスタグランディン」という成分が含まれていて、子宮を収縮させることがわかっているようです。
また、子宮内に精液と一緒に雑菌が入ってしまいますと、卵膜が感染を起こして破れてしまうトラブルも考えられます。
最近では、早産や破水には細菌感染が関わることがわかってきました。
通常、膣の中にはデーデルライン桿菌(かんきん)という乳酸菌が棲んでいて、他の細菌や病原菌が繁殖しないように膣内の環境を守っているのですが、前期破水を起こしたり、そうした兆候があった人の膣を調べると、このデーデルライン桿菌が少なくなっていて、他の雑菌が増えているというケースが多いようなのです。
雑菌には、クラミジアや淋菌など、性交渉で感染するものも含まれます。
1回の射精での精液では、早産・流産に至るだけの量ではないようですが、頻回の性交により早産しやすい状態になることがあると言われています。
すべての雑菌が早産・流産の原因として結びつくわけではないと思いますが、万全を期す為に、妊娠中の性行為には必ずコンドームをつけましょう。

【体位について】
妊娠中に行なう性行為の体位に関しては、いろいろなことが言われていますが、絶対にこうしないといけない、という決まりは特にありません。
ですが、妊婦さんが苦しくならないように工夫しながら優しく行なって、なるべくリラックスできる体位を心がけてください。
お腹を圧迫しない、お腹に負担をかけないことが、妊娠中の性行為の基本です。
ご主人さんの体重が妊婦さんのお腹に乗るような体位はやめましょう。

安全な体位の例として、
例①:妊婦さんは、身体を横向きにして寝ながら膝を少し曲げます。
   そして、後ろからご主人さんにアプローチしてもらいます。
   お腹は圧迫されることなく、抱き締められる安心感もあって、妊婦さんにとって楽な
   体位です。
例②:ご主人さんが仰向けに寝て、妊婦さんが上に座る体位も、妊婦さん自らが深さを
   調整できて、お腹に負担をかけないのでお勧めです。

【深く挿入しない】
深い挿入は、お腹が張る原因になります。
男性が深く挿入しすぎないようにゆっくりと浅く挿入し、深さをコントロールしてあげてください。

【乳首への刺激は控えめにする】
妊娠中期以降は、乳首への刺激はホルモンの影響で子宮収縮を起こしやすくするため、赤ちゃんへの影響も考えて激しくならないように注意することが大切です。
また、外陰部もあまり刺激しすぎないようにしましょう。

【激しい行為は避ける】
妊娠中は性器全体が充血していて、傷つきやすい状態なので、優しい性行為を心がけてください。
器具を使うことはやめましょう。

【長時間の性行為はしない】
長時間の性行為による膣内への挿入は、子宮を収縮させることがありますので挿入の時間は控えめにしてください。
そして、疲労を感じない、疲労が残らない程度の時間で性行為を終えてください。

【異常感を感じたらすぐに中止する】
性行為の途中で、お腹の張りを感じたり、出血があったりした場合はすぐに中止してください。

【安静の指導を受けている場合は控える】
切迫流産や早産、感染症などのリスクを抱えていて、医師から安静などの指導を受けている方はなるべく控えてください。
また、以前に流産や早産を経験されている方は注意が必要です。

【妊娠初期の性行為は注意する】
妊娠初期は、受精卵が着床したばかりの不安定な時期、とりわけ、性器周辺の粘膜が充血していて、ちょっとした刺激でも出血しやすく、流産の可能性もあります。
この時期はなるべく膣を刺激しない方がよいです。
したがって、胎盤が完成する妊娠16週頃までは、激しい性行為は控えるようにしてください。

【妊娠後期の性行為も注意する】
妊娠後期も、初期と同じような注意が必要です。
出産に備えて、膣も子宮も柔らかくなっていて、破水や感染が起こりやすくなっています。
そこに性行為によって刺激が加われば、子宮収縮→破水→早産となることも考えられます。
激しい性行為は控えるようにしてください。
膣はとても充血していて出血を起こしやすいです。
粘膜を傷つけないように気を付けましょう。
時間は短めに。そして、お腹が張ってきたらすぐに中止してください。
乳首への刺激も子宮収縮を招きますから、この時期は避けなくてはなりません。
もし出血があった場合は、医師に相談してその後の性行為が安全かどうかを確認してください。
子宮内からの出血でなければ、妊娠経過に影響は出ないことがほとんどですが、ご自身ではどこからの出血か確認できないと思いますので、もし出血が見られたら性行為はすぐに中止してください。

【臨月に入ったら行なわない】
臨月(36週から)になりますと、赤ちゃんが下がり始め、子宮口も開いてきます。
このとき性行為を行ないますと破水や陣痛を誘発する可能性がありますので性行為はしないでください。


<よくある疑問>
【男性性器の挿入が赤ちゃんを傷つけないか不安】
赤ちゃんは子宮と羊水に守られていますので問題はありません。
また子宮口の粘液が膣との間を遮断しているので男性性器の挿入によって赤ちゃんを傷つけることはありません。
男性性器が当たる感じがするのは卵膜というもので、この膜も男性性器でつついた程度では破れません。
ですが、基本はなるべく奥に当たらないように浅くし、深く挿入しないことです。

【オーガズムの影響】
子宮の血液量が増える、生殖器が充血するオーガズムによって子宮が収縮することが考えられます。
子宮が収縮するようなレベルまで感じるのはあまりよいことではありませんが、オーガズムによってお腹が張ったとしても、流産までの心配はありません。

【性行為中の胎動】
性行為の動きにつられて、眠ってしまう赤ちゃんが多いようです。
また逆に元気になって、よく動く赤ちゃんもいることでしょう。
赤ちゃんからの「苦しい」というサインではないようです。


<ご夫婦へのアドバイス>
妊娠中の性行為は、回数より内容を優先にすることが大切です。
楽しむこと、感じることよりもお互いの絆を確かめ合う行為として考えましょう。
ご夫婦のうちのどちらかが、『妊娠中の性行為はお腹の赤ちゃんが気になって気が進まない』ということもあるでしょう。
『万が一のことを考えると不安』、これはみなさんが思うことです。
それによって、性欲が満たされないことで相手を攻めるようなことはしないでください。
特に妊娠中である女性の気持ちの方を尊重してあげてください。
男性の性欲処理を妊娠中の女性に強要することはよくありません。
必ずしも性行為ではなくて、お互いの身体に優しく触れたり、抱きしめたりといった他のスキンシップの方法で、心の満足の方を優先させながら楽しむのもよいのではないかと思います。
性行為が原因で夫婦仲がうまくいかなくなってしまうと、お腹の赤ちゃんも悲しみます。
お腹の赤ちゃんにとって、もっとも嬉しいことはママとパパの仲が良いことなのです。
高まった性欲でどうしようもないときは、お互いに相談をして、納得できる解決策と方法を話し合いましょう。
妊娠中に限らずですが、お互いの気持ちを理解し、いたわり合うことが大切です。
妊娠中に夫婦が仲良くスキンシップすることは、赤ちゃんにとってよい影響を与えるとも言われています。
妊娠中の性行為には、いくつか注意しなければならないことがありますが、それがわかっていれば問題はありません。
妊娠生活は長い結婚生活からみれば、ほんの一瞬の期間です。
このときを楽しみながら大切に過ごしましょう。
この期間のお互いをいたわる過ごし方、やりとりが、これからの育児生活、そして長い結婚生活にとって、実り多いものになることでしょう。


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Posted by 心羽 at 13:38Comments(0)妊娠中の過ごし方

2012年01月11日

妊娠中の性行為

 妊娠中の性行為は特に問題はありません。
流産を心配する方がいらっしゃいますが、特殊な行為をしない限り心配はありません。
妊娠中の性行為は、かえって母体の骨盤の可動性が良くなり、スムーズな出産に向けての子宮と産道の準備体操にもなります。
妊婦さんにとっては、頭の緊張が弛みやすくなり、出産を控えた諸々の過剰な心配も治まり、気持ちも穏やかになることでしょう。
ですがそれでも、控えていただきたい時期というのがあります。
妊娠3,4ヶ月目頃は自重し、5ヶ月を過ぎたら安心です。そして10ヶ月を過ぎてからの行為は控えてください。
したくない方は無理にする必要はありませんが、性欲が高まって悩んでいる方は、お互いを大切にした思いやりのある性行為であれば大丈夫ですので安心して楽しんでいただきたいと思います。


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Posted by 心羽 at 11:38Comments(0)妊娠中の過ごし方

2011年08月06日

身体の勘を優先し、本能を愉しむ

 妊娠、そして出産を迎えるにあたって本や雑誌などを読んで知識をたくさん詰め込もうとしている妊婦さんがいらっしゃいますが、あまり知識をたくさん詰め込み過ぎて自分の頭を大きくしてしまいますと、妊婦さんにとっての大切な勘というものを鈍くさせ、お腹の赤ちゃんの要求や母体の要求を読みとれなくしてしまう場合があります。
知識はほどほどにして、あまり頭を忙しく働かせ過ぎないようにして、知識よりも『勘』を磨くことの方を優先させましょう。
整体の立場としては、身体の勘を優先にさせた生活を送ることをおすすめします。
つまり、身体の要求に沿った生活を送ることが大切なのです。
たくさんの知識によって頭を緊張させてしまいますと、それがスムーズな出産を妨げてしまうことがあるのです。
動物たちは、事前に妊娠・出産の知識を教えられていなくても、スムーズにお産を進ませることができるものです。
妊娠・出産が自然の営みである以上、妊娠・出産の智恵は私たちの身体の中にもともと既に備わっているといえます。
その既に備わっている知識に任せた方が問題がなく、妊娠生活を快適に過ごすことができ、出産をスムーズに終えることができるのです。
自分の身体に備わっている大切な智恵を、世間一般的な考えとは合わないという理由で無視してしまうことのないようにしましょう。
情報過多の現代社会に生きている私たちは、身体が本来持っている大切な智恵を、つい忘れてしまいがちです。
実際、妊娠しますと頭で考えた予定通りにはなかなかいかないことに気付くものです。
ですが、身体が本来持っている智恵、直感、要求というものを実感しながら行動していますと、妊娠中はどのように過ごせばよいのか、本能の勘によって自然と見えてきます。
身体が求めていることに身を委ねてみましょう。
本能の趣くままに過ごすのです。
『これをやってみたい・あれをやってみたい』という感覚が湧き上がりましたら、理論的・科学的・一般的な常識の考えは横に置いておいて、まず動いてみることです。
気分が良く、身体も心地よい感じでしたら、それは身体が喜んでいる証拠です。
気持ちの悪いこと、やりたくないこと、食べたくないもの、それらは拒否して構いません。
妊娠中は本能的な身体になっているので、その感覚は普段よりも理解しやすいはずです。
本能的な感覚にしたがって過ごしていけば、身体は自然と整ってきます。
ですが、一般的な常識とは違うからということで、身体の勘に逆らった過ごし方をしている妊婦さんが多く、それによって逆に体調をくずしている人が多いのです。
つまり、それは身体の訴えを無視しているからです。
私たちの身体は実にたくさんの信号を出していて、それらのすべてが、私たちを元気にするための大切なメッセージとなっているのです。
また、身体の要求に沿った生活をしていますと、気持ちも自然と赤ちゃんに向いてきて、赤ちゃんの要求をそのままお母さんである自分の欲求として感じられるようになってきます。
そうなってきますと、妊婦さんにとっての体調管理がとても楽に感じられるようになってきます。
赤ちゃんにとっての必要なものが、自分の欲求として感じられるようになってくるからです。
赤ちゃんにとって必要なものが欲しくなってきますし、赤ちゃんにとって嫌なことはお母さんもしたくなくなります。
今、何をすることが身体にとって一番良いのか、今まで頭に詰め込んできた知識が不要に感じられてくることでしょう。
身体の要求に身を委ね、赤ちゃんとの意思疎通が感じられてきましたら、あとはそのまま自分の思いのままに生活すればよいのです。
赤ちゃんの要求に沿って、赤ちゃんの要求に答えながら日々を生活していきますと、赤ちゃんとの意思疎通が更に深まり、やがてはその感覚が、そのまま子育ての勘につながっていきます。
妊娠中に自分の感覚に従うということは、子育ての勘づくりにつながっていくのです。
その感覚が妊娠中から身についていますと、産後、赤ちゃんの要求が、おっぱいが欲しいのか、オムツを変えて欲しいのか、身体の体勢の違和感なのか、眠たいのか、それとも抱っこして欲しいのか、何となくでもすぐにわかるようになります。
赤ちゃんの要求が読みとれるようになるのです。
妊婦さんには、ぜひ、この機会を通して、身体の勘というものを養って、本能の趣くままに過ごすことを愉しんでいただきたいと思います。
本能を愉しむということは、頭で考えるやりたいこととは違います。
妊娠・出産関係の本が世の中にたくさんありますが、その知識はとりあえず横に置いておいて、自分の心・身体の感覚で、今、何をしたいのか?何を食べたいのか?何が欲しいのか?を感じ取るように過ごしてみてください。
『**を食べなくてはいけない』とか、『**体操をしなくてはいけない』とか、『**時間以上歩かなければいけない』とか、あれをしなければいけない、これをしなければいけない、という自分を縛り付けてしまうような考え方では、頭だけでなく、骨盤を縛り付けてしまい、骨盤の可動性をも失わせてしまいます。
本能に任せて身体の欲求の趣くままに過ごしてみましょう。
それにはまず、きちんとした目標をもたないことです。
目標をもつとしてもゆる~く、計画はアバウトに立てることがポイントで、そのときの気分で判断するようにしてください。
いい意味で適当に!
自分のペースで一つ一つのことを丁寧に楽しみながら過ごすようにしましょう。
案外、その方が物事がスムーズにいったりするものです。
出産後は育児が待っていますが、子育ては思い通りにはいかないものです。
それが原因で悩み込み、ノイローゼになるお母さんもいます。
お母さんのもっているもともとの性格も影響しているかもしれません。
ですが、妊娠期間中に身体の勘を優先し、本能を働かせ、自分を縛り付けず、あるがままを受け入れる心を養っておきますと、育児の悩みが原因で心の病にまでなることはありません。
育児生活を心穏やかに過ごすには、妊娠中の過ごし方が大きく影響してくるのです。


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Posted by 心羽 at 12:45Comments(0)妊娠中の過ごし方

2011年07月14日

おたふく風邪の後始末

 耳下腺炎、つまり『おたふく風邪』のことですが、整体では『おたふく風邪』を生殖器の発育を促す大切な変動であると捉えています。
子供の頃に罹ったおたふく風邪の経過が不十分で中途半端であったりすると耳下腺部が硬くなっているか、または極端に弛み過ぎている場合があります。
そういう場合、耳下腺部によく愉気をしておいてください。

            
おたふく風邪の後始末になります。
野口整体では、おたふく風邪が中途半端な状態で身体に残っていますと胎児が未熟のままで生まれたり、出産が難産であったり、出産後にお母さんが蓄膿症や喘息になることがあるといわれています。
大人になってから耳下腺炎をやった人は、胸椎5番から上の椎骨が突出していて、胸椎5番から下の椎骨の1側に過敏が出ていることが多いです。


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Posted by 心羽 at 13:48Comments(0)妊娠中の過ごし方

2011年06月18日

四つん這いで歩く

 妊婦さんにぜひお勧めしたいのが、室内を四つん這いでハイハイしながら歩くことです。
背骨の本来の自然なカーブができて、骨盤の可動性が良くなります。
大きくなってきたお腹の赤ちゃんに圧迫されている内臓の緊張も緩和され、お腹が楽になります。
妊娠中の便秘も、四つん這いの姿勢をとりますと腸の圧迫を軽減してあげることになりますので便秘の改善にもつながります。
また四つん這いの姿勢は、お腹まわりの筋肉が弛んで子宮が最も拡がりやすくなり、お腹の赤ちゃんにとって動きやすい自由で楽な状態となるのです。
赤ちゃんの動けるスペースが拡がることによって、回転しやすくなり、逆子も治りやすくなります。
お腹の張りが気になって、なかなか散歩ができないときには、ぜひ室内でこの四つん這いで歩くことをお勧めします。
四つん這い歩きは、体重を4点で支えるので腰の負担を軽くし、腰痛予防にもなりますので、妊婦さんにとって安心してできる運動です。
四つん這い歩きのコツですが、左右の腕を前後に動かしながら、背骨を使ってしなやかに、お尻を左右に揺らしながら、左右の骨盤を前進させるように歩きます。
あまり詳しく説明しますとわかりにくくなってしまいますが、踏ん張りながら頑張ってたくさん歩くよりも気持ち良く歩く感覚の方を大切にしてください。
手首が疲れない範囲で、もし手首が痛くなったら逆効果ですので、やりすぎない程度に、気持ちの良い程度で終えるようにしてください。
昔からよく妊婦さんは床で雑巾掛けをすると良いとされていますが、諸説はあるかもしれませんが、おそらくそれは掃除をすること自体が良いのではなく、四つん這いの姿勢で動き回ることが良いのではないかと思います。
昔から、予定日が近づいても生まれそうにない妊婦さんには雑巾掛けが勧められてきました。
それは、四つん這い歩きで骨盤の可動性を良くすることが目的だったのです。
ちなみに、四つん這いで歩く動物には難産が少ないと言われています。
また動物が出産してすぐにお乳をあげられるのは身体にきちんとその準備ができているからで、その理由は日頃から四つん這いで歩いていることがおっぱいに刺激となって、お乳を出やすくしていることが考えられます。
ですから、できれば四つん這いで歩くときはノーブラの状態がよいということになります。
おっぱいを揺らしながら、ぶらぶらさせながら歩くことで授乳に向けての体づくりとなっているのです。

            


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Posted by 心羽 at 17:15Comments(0)妊娠中の過ごし方

2011年03月16日

健康な母体を育てる

 母体を愉気で整えておきますと出産が軽くなります。
出産が軽くなるだけでなく、妊娠中の病気も起こしにくくなり、風邪などをひいてもすぐに経過しやすくなります。
整体の考えでは、病気自体が身体の自律的な調整プロセスですので、よほど身体が乱れていない限り、病気で胎児や母体を壊すようなことはしないはずなのですが、次にご紹介します椎骨の弾力性が保たれていれば、たとえ風邪をひいて熱が出ても、咳が出ても、鼻水が出ても、少々の病気に罹っても、経過しやすくなります。
ご主人さんかどなたかご家族の方に愉気をしてもらうとよいでしょう。

後頭部~首(特に頸椎4番)
 後頭部から首にかけては腰の力と関連するところで、この処の愉気によって骨盤の
 可動性が良くなります。

胸椎4番
 妊娠期間中は、心がとても繊細になりがちで、精神的に不安定になりやすくあります。
 この処に愉気をしますと心にゆとりが出てきて落ち着いてきます。
 また出産時に呼吸が楽になります。

胸椎7番

胸椎9番
 肝臓系:母体の解毒機能を司ります。

胸椎10番
 腎臓系:身体の大掃除として活躍するのが腎臓です。妊娠中は2人分の排泄を担う
 ことになります。

胸椎11番

腰椎3番
 分娩・妊娠に関するポイントの一番主体となる椎骨です。
 お臍の真後ろがちょうど腰椎3番になりますので、お臍の後ろあたりに手を当てて
 愉気をします。
 流産を防ぎ、保ちやすくなります。
 また、この腰椎3番が捻れていますと骨盤の左右の弾力に差が生じてしまい、出産に
 時間がかかってしまう傾向があります。
 もうすぐ出産を迎えるときはこの腰椎3番に丹念に愉気をしておくとよいでしょう。

腰椎4番 
 骨盤の開閉運動を司ります。

仙椎2番
 この椎骨も妊娠中の急処として重要なポイントです。
 つわりや腰痛、肩凝り、頭痛など、妊娠中の症状はどんな場合でもこの椎骨に愉気を
 するとよいです。
 これで全身のバランスが回復し、弾力が出てきます。


以上が妊婦さんの重要な椎骨になります。

これらの椎骨を愉気で整えておくとよいでしょう。
妊婦さんには正座をしてもらい、後ろ側からこれらの椎骨を両手の親指で左右から軽く挟むように押さえ椎骨の状態を観察します。
捻れている椎骨は、左右どちらかが極端に盛り上がっていて緊張しています。
右上と左下、あるいは左上と右下というように、斜めの方向に硬さを感じるときもあります。
それらの硬直またはズレを整えるように椎骨を両手の親指で左右から軽く挟むように押さえながら愉気をします。
このとき、妊婦さんの身体を強く押さえ過ぎないように気を付けてください。

              
これらの椎骨が整っていれば、母体にどんな変動があってもとりあえずは安心です。

大人になって罹ると重くなるといわれる、麻疹、水疱瘡、耳下腺炎(おたふく風邪)、風疹などは他の病気と比べて警戒が必要ですが(特に妊娠初期の場合)、8ヶ月を過ぎていれば心配はないと整体では考えています。

妊娠中の身体はとても特殊で、普段でしたら何でもないようなことが思った以上に刺激となって影響を受けてしまうことがあります。
過剰な心配もよくありませんが、上記の椎骨に愉気をして日頃から身体を整えておくとよいでしょう。


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Posted by 心羽 at 18:15Comments(0)妊娠中の過ごし方

2011年01月27日

白砂糖は摂らないこと

 野口整体では、
妊娠中は母体の要求に応じて食べたいものを食べたい量だけ食べるというのが妊娠中における食事法の鉄則になっていますが、実はひとつだけ禁止しているものがあります。
それは「白砂糖」です。
白砂糖は、代謝されるときに体内のカルシウムを一緒に外へ排出してしまうのです。
子供を産んだら歯が虫歯だらけになったという人の話を聞くことがありますが、そういう人は白砂糖をたくさん摂り過ぎた人なのです。
もっとも、妊娠して野生の勘が働き、身体が本能的な状態になれば、多くの場合は自然と白砂糖を使った甘いものが食べたくなくなるものなのです。
それでも白砂糖のものが食べたいと思ってしまう妊婦さんは身体の野生の勘が鈍っているのかもしれません。

                                   
白砂糖には中毒性があり、普段から白砂糖を使った食品を摂取している人は身体の要求の感覚が麻痺している可能性があります。
母体の要求からくる欲求と、中毒からくる欲求を混同しないように気を付けないといけません。
妊娠しますと白砂糖に対する味覚が変わってくることが多いのですが、黒砂糖・てんさい糖・ザラメ・蜂蜜に関してはあまり味覚に変化は起こりません。
なので、甘いものを摂りたいときは黒砂糖・てんさい糖・ザラメ・蜂蜜を使うことをおすすめします。
特に蜂蜜などは少量でも十分に甘味を感じます。
食品から摂る分には良いものでも、精製されたもの、特にその純度の高いものを中毒からくる欲求と混同して摂ることは身体に良いことではありません。
白砂糖などは精製されたものの代表といえます。
妊娠中は、お腹の赤ちゃんの分のカルシウムも摂らなくてはいけないのに、逆にカルシウムを捨ててしまう白砂糖を食べてしまいますと、赤ちゃんの骨を細くさせ、自分自身の骨も脆くさせ、骨粗鬆症の大きな原因をつくってしまうことになります。
さらに白砂糖の摂取はミネラルを大量に消費し、肝臓に負担をかけ、体細胞の機能を鈍化させます。
「甘いものは、疲れをとって体力を回復させる」と一般的に言われていますが、白砂糖以外のもので摂るように努めましょう。

ネットで『食品に含まれる砂糖の量』についての記載を見つけたので参考にしてみてください。

【食品に含まれる砂糖の量】
『カンコーヒー』・・・・角砂糖 5・6個
『コーラ350ml 』・・・砂糖 約35g(コーヒーに入れるスティック4~5本分)
『オロナミンC』・・・・・砂糖 約19g(スティック2本分)
『ヤクルト1本』・・・砂糖 約10.5g
『ミルミル』・・・・・・・砂糖 11・5g
『ポカリスエット』・・・砂糖 22.5g
『ショートケーキ』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 角砂糖9個
『チョコレート(ロッテ紗々さしゃ)』(砂糖39,7g)・・・・・・・・角砂糖13個
『キャンディー林檎とカルピス1本』(砂糖39,6g)・・・・・・・・・角砂糖13個
『のど飴。これは健康にいいです。』(砂糖39g)・・・・・・・・・・・角砂糖13個
『プリン』(砂糖21グラム)・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・角砂糖7個
※ジュースは、添加物・冷たさ、炭酸飲料は炭酸で甘さをあまり感じなくさせています。
資:食教育「砂糖の授業」より
                                  

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Posted by 心羽 at 18:12Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年12月16日

話しかけの際の注意②

『既に子供さんのいらっしゃる妊婦さんへ』

 もうすぐ自分に弟や妹ができる子供さんは、心が不安定になりがちです。
自分に弟や妹ができることに期待感を抱く子供さんもいらっしゃいますが、多くの場合、今まで親の愛情を一身に受け、自由に思いのままに行動できたことが、そうはいかなくなるかもしれないという今までになかった不安を経験するようになってきます。
お母さんがお腹の赤ちゃんに話しかけをしているのを見るのは子供さんにとってちょっと辛いはずです。
お母さんは子供さんの赤ちゃんがえりを防ぐために、お腹の赤ちゃんに話しかけを行なう際はこんなふうに話しかけてあげてください。

        「お兄ちゃんのお気に入りの飛行機のシャツ、かっこいいね。」

            「お姉ちゃんが書いたお花の絵、上手だね。」

            「お兄ちゃんと一緒にご飯を食べましょう!」

             「お姉ちゃんと一緒に散歩に行こうか!」

つまり、話しかけの内容に子供さんを登場させてあげるのです。
すると子供さんに孤立感を与えずにお腹の赤ちゃんに話しかけが行なえます。
それもなるべく子供さんが良い気分になれる言葉を使ってあげてください。
『上手だね』『かっこいいね』『かわいいね』などの単語を多く使うとよいでしょう。
子供さんにとっても嬉しく、お兄ちゃんお姉ちゃんとしての自覚を自然と高めていくことにもなります。
決して、このような内容の話しかけ方はしないでください。

            「お兄ちゃんのなのに、ママに甘えてダメね。」

         「お姉ちゃんなんだから、一人でお片付けして欲しいわね。」

             「赤ちゃんの真似して恥ずかしいわね!」

上の子供さんを孤立させてしまうような話しかけ方はしないように注意してください。
お母さんが自分自身に照らし合わせて感じてみれば、注意するにもどういう言葉が
ふさわしいのか、きっと理解できるはずです。
上の子供さんを登場させてあげる話しかけを行なっていますと、今度は子供さん自ら
話しかけに参加してくるようになってきます。

             「この車の絵、お兄ちゃんが書いたんだよ!」

              「お姉ちゃんのお人形かわいいでしょ!」

                「一緒におやつを食べよう!」

                 「一緒にお風呂に入ろう!」

お腹の赤ちゃんもお兄ちゃんやお姉ちゃんとお話できるのはとても嬉しいはず。
子供さんが話しかけを行なうとお腹の赤ちゃんが喜んで胎動で表現することはよくある
ことです。
世代の近いお兄ちゃんやお姉ちゃんが自分に話しかけてくれると嬉しくてジッとしていられないようです。
こうしてお腹の中にいるうちからお兄ちゃんやお姉ちゃんにも話しかけをしてもらうことに
よって心を通わせておきますと赤ちゃんが生まれてからの兄弟間のコミュニケーションが
とてもスムーズで、お兄ちゃんやお姉ちゃんに不安を与えるようなことにはなりません。


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Posted by 心羽 at 16:37Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年10月28日

逆子

 妊娠初期は、お腹の赤ちゃんもまだ小さく、お腹の中でコロコロと動き回っているので、この時期に頭が上を向いていても特に心配する必要はありませんが、妊娠も後期に入り、自然と下がるはずの頭が、この時期になっても下がらずに逆子の状態でいますと医師から帝王切開の可能性を告げられることがあります。

どうして頭が下がらないのでしょうか?

逆子の原因として西洋医学では、母親の子宮の形状異常、子宮筋腫、前置胎盤、子宮の中の羊水が多すぎて胎児が安定できず、頭を下にすることができない、などが考えられるそうです。

では、整体では逆子をどのように考えているのかといいますと、

整体では、母体の腰椎2番という椎骨が捻れて可動性のない状態にあると、逆子になりやすいといわれています。

ですが、腰椎2番が捻れるとすぐに逆子になるというわけではなく、そこに様々な条件が重なることで逆子になるようです。

その様々な条件とは・・・



①お腹の環境が窮屈で居心地が悪い

これは背骨や骨盤の歪み、それによって生じる子宮の緊張によって起こります。

骨盤に歪みがあって子宮が硬いということは、つまり赤ちゃんの過ごしている部屋が傾いていて、部屋の壁が赤ちゃんを圧迫しているということなのです。

ちょっと深刻な表現になってしまいましたが、赤ちゃんの身体の成長につれて子宮の中は更に居心地の悪い空間となっていきます。

そこで赤ちゃんは居心地の悪い空間の中で、居心地の良い姿勢を探そうとするわけです。

その結果、逆子になってしまうと考えられます。

また、妊娠中期の時期に逆子の状態で過ごしているうちに、骨盤の歪みによって頭を下げたいのに下げられないという状況になっていることも考えられます。

これらの場合、背骨や骨盤の歪みを整え、子宮の緊張を弛めてあげますと、その場で動き出して定位置に戻ってくれることが多いです。

本来の定位置が本当は赤ちゃんにとって楽な位置なのです。

環境さえ整えてあげれば赤ちゃんは喜んで元の位置に戻るのです。


②お母さんの打撲や怪我による衝撃

お母さんの打撲が原因で逆子になることがあります。

たとえば、妊娠中のときに雪道などを滑ってお尻を打ったりすると、お腹の赤ちゃんはびっくりしてパニック状態になり、クルリと位置を変えてしまうことがあるのです。

お母さんにとっては打ったのがお尻であっても、赤ちゃんにとっては頭になります。

打撲の衝撃と驚きから避けるように位置を変えてしまうのも無理はありません。

肉厚の温かい子宮で守られているとはいいましても打撲の衝撃は身体の中を浸透していきますので、赤ちゃんにとってはかなりの影響になるのです。


③お母さんの心境が影響する

お母さんとお腹の赤ちゃんは肉体だけでなく、心理的にも一心同体です。

お母さんが何かに対して驚いたり、心を痛めたりすると、それがきっかけとなって逆子になることがあるのです。

たとえば、打撲までいかなくても転びそうになったり、ホラー系の映画を見たり、テレビで残酷なシーンや悲しい場面を見たりするとお腹の赤ちゃんも一緒に心理的に影響を浮け、場合によっては逆子になることがあるのです。

それから夫婦喧嘩もいけません。

お腹の赤ちゃんにとって目の前でお母さんとお父さんに喧嘩をされることほど辛いものはありません。

どちらかが大きな声で怒鳴ったり、叫んだり、泣いたりしたら、お腹の赤ちゃんは恐怖と心配で、お腹の中で落ち着くことができず、位置を変えてしまうことがあるのです。


④赤ちゃんの性別の告知による両親の心理の変化

このケースも実際、多いのではないかと思うのですが、医師の検診によってお腹の赤ちゃんの性別が伝えられたとき、その性別がお母さんやお父さんの望んでいた性別ではないことがあります。

『男の子が欲しい』、『女の子が欲しい』、それぞれあると思いますが、たとえ希望していた性別ではなくても、すぐに気持ちを切り替えて、お腹の赤ちゃんを愛してあげてください。

どうしてかといいますと『本当は男の子が欲しかったのに』『女の子じゃなくてガッカリ』という気持ちもすべて赤ちゃんに伝わっているのです。

お腹の赤ちゃんにとってこんな惨めなことはありません。

心が素直で優しい赤ちゃんは、『自分は望まれていないんだ』『生まれてはいけないんだ』と思い、自らへその緒を首に巻いたり、逆子になったりすることがあるのです。

できれは、妊娠が判った時点で、男の子でも女の子でもどちらでも構わないという大らかな気持ちでお腹の赤ちゃんを愛してあげて欲しいです。

お腹の赤ちゃんは、自分がお母さんやお父さんの望んでいる性別ではない場合、それが医師からお母さんお父さんに伝えられるまで、『もし本当のことがわかったらどうしよう?』と日々をビクビク心配しながら過ごすことになります。

そういうストレスを赤ちゃんに与えてはいけません。

とにかく、望んでいた性別ではなかったとしても、すぐに気持ちを切り替えて、お腹の赤ちゃんを愛してあげてください。


⑤下腹部や足の冷え

下腹部や足の冷えは、下腹部の血流を悪くし、子宮を硬直させて、胎児にとって居心地の良くない空間となります。

冷えの部分がお母さんにとっては下腹部や足であっても、お腹の赤ちゃんにとっては頭になります。

冷たくて、硬直した子宮は赤ちゃんにとってとても不快なはずです。

その居心地の悪い下腹部を避けるために逆子になっている場合も考えられます。


⑥お母さんの呼吸が浅い

お母さんの呼吸が浅いということは、肺の下にある横隔膜が下がりにくく、上腹部に余計な空間を作ってしまうことになります。

これも結局は背骨や骨盤の歪みが原因になるのですが(特に首・肩・背中が凝っている方は注意!)、お腹の赤ちゃんは新たにできた空間に身体の位置を変え、逆子になることがあるようです。


⑦眼や頭の神経的な疲れ

眼の疲れ、頭の疲れ、これらの症状も子宮を緊張させ、骨盤の空間を狭めてしまうことがあります。

眼や頭を過敏に働かせることをやめて休養し、心を穏やかにして、温かく柔らかい子宮作りを心がけましょう。



<操法>

妊婦さんには正座をしてもらい、愉気する人は後ろから腰椎2番を観察し、左右の1側のうち、どちらが硬直しているかを調べます。

次に、愉気をする人は妊婦さんの左側に正座をします。

そして、右手の掌や指を腰椎2番の左右1側の硬直側に当て、左手を臍に当てます。

つまり、お腹の赤ちゃんを両手で挟むような状態になります。

右手で腰椎2番の動きを感じながら、両手を合わせるような角度を探し出し、そのつもりになってしばらく愉気をします。

両手が合わさったような、ひとつにまとまるような感じになりましたら、

お腹の赤ちゃんに向かって「逆さになっているから元の位置に戻ろうね」と話しかけをします。

声を出さなくても、心の中で呼びかけるだけでも通じますが、実際に声に出して話しかけてあげるとよいでしょう。

お腹の赤ちゃんと気が通じ合いますとその場でクルリと元の位置に戻ります。

そのときにクルリと変わらなくても翌日~数日で元の位置に戻ることもありますので慌てないで焦らないようにしてください。


<補助的な操法>

頭部第4に愉気をするとよいでしょう。

骨盤の歪みを整え、子宮の緊張を緩和させてくれます。

子宮の緊張が緩和されると、お腹の中にゆとりができるため、お腹の赤ちゃんの動く空間が確保されます。

また、腹筋もリラックスしている時は柔らかく、そして緊張しなければならない時は力強く、という弾力性を取り戻し、出産の時にとてもいきみやすくなります。



自分でできる方法として以下のことを積極的に行なうとよいでしょう。


【話しかけ】

お腹に手を当て、じーっと愉気をしながら、またはナデナデしながら、お腹の赤ちゃんに話しかけてあげてください。

大げさに話しかける必要はありません。

『逆さになっているから頭を下に戻してね』と穏やかに普段どおりの口調で話しかけるだけでよいのです。

お腹の赤ちゃんに気持ちを向けながら、お腹に向かって話しかけてあげてください。

テレビを見ながらとかではいけません。

きちんとお腹の赤ちゃんに気持ちを向けて欲しいのです。

上記の操法を行なわなくても、話しかけを行なうことによって、それだけで逆子が改善することもあります。

もしお腹の赤ちゃんに悲しい思い、寂しい思い、嫌な思いをさせていると感じたら、まずはお腹の赤ちゃんに『ごめんね、安心してね』と謝ってください。

そして、次は楽しいコミュニケーションを心がけましょう。

お腹の赤ちゃんが楽しくなるように、家族のこと、食事のこと、天気のこと、景色のこと、何でも話して聞かせてあげてください。


【散歩】

散歩をすることを心がけてください。

時間を気にせず、お母さんの気持ちの良い速度で散歩をするのです。

お母さんにとっての気持ちの良い速度というのは、お腹の赤ちゃんにとっても気持ちの良い速度なのです。

なので、ウォーキングのように歩いてはいけません。

散歩なのです。季節を感じながら、道端の植物を眺めながら、鳥のさえずりを聞きながら、散歩をするのです。

同時に話しかけをするとよいでしょう。


【目の温湿布】

目の温湿布を行ないますと、目の疲れや頭の緊張が弛み、子宮も柔らかくなって骨盤の可動性も良くなってきます。


【冷えに気を付ける】

足湯などで冷え対策を行なってください。

クーラーの冷えやフローリングなどの床下からの冷えにも気を付け、服装や部屋の空調管理に気を使ってください。

下腹部や足の冷えが改善しますと、子宮の中が赤ちゃんにとって心地よい空間になります。

温かくてやわらかい子宮を保つよう心がけましょう。


【注意!】

逆子を治すために、お腹の上から赤ちゃんの頭をグイグイと押し込むように下げるようなことはしないでください。

お母さんの焦る気持ちも分かりますが、お腹の赤ちゃんからすれば理由があってその位置になっているのです。

赤ちゃんの気持ちを無視して、それを強引に動かして矯正しようとするのは母体にもよくありません。

難産の原因にもなります。

上記のことを、まず試していただきたいと思います。
  


Posted by 心羽 at 19:32Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年09月08日

お腹の赤ちゃんに気持ちを向ける

妊婦さんに最も心がけていただきたいこと、それは『お腹の赤ちゃんに気持ちを向ける』ということです。

「そんなの簡単!」と思われますか?

でも一番大切なことなのです。

妊娠に関する本をたくさん読んでいろんな知識を身に付けても、この『お腹の赤ちゃんに気持ちを向ける』ということを忘れてしまっていては、その知識の吸収は中身のない努力、お母さんだけが空回りしているように、私には見えてしまいます。

妊娠中の基本は、『お腹の赤ちゃんに気持ちを向ける』、これが妊娠生活の土台となってほしいのです。

お腹の赤ちゃんはいつもお母さんに気持ちを向けてもらうことを望んでいます。

気持ちを向けてもらうとお腹の赤ちゃんはとても安心するのです。

次にご紹介する『話しかけ』を日頃からしてもらって、お母さんから気持ちを向けてもらっている赤ちゃんは、私が手を当てて気持ちを向けていきますと「トントントン、トン!」と胎動で表現してくれて、お腹の中でとても幸せに過ごしている様子が伝わってきます。

しかし、あまり気持ちを向けてもらっていない赤ちゃんは、閉鎖的な感じで、あまり楽しそうではありません。

緊張しているのか、私が気持ちを向けても返答がなく、なんだか消極的で閉ざしている印象を受けてしまいます。

コミュニケーションに慣れていないせいもあるでしょう。

ぜひ、お腹の赤ちゃんに気持ちを向けて語りかけてあげてください。

きっとお腹の赤ちゃんは嬉しくなって、お母さんの気持ちに応えて動き出すことでしょう。

妊娠中も産後も、お腹の内側にいるか外側にいるかの違いだけで、赤ちゃんの存在、そして赤ちゃん自体の認識はほとんど変わらないのです。

どうか、お腹の赤ちゃんと楽しい妊娠生活を送ってあげてください。

お母さんに気持ちを向けてもらいながら幸せな胎児生活を過ごしてきた赤ちゃんと、あまり気持ちを向けてもらえずに寂しく過ごしてきた赤ちゃんとでは、生まれてきてからの人格にも大きく影響してきます。

気持ちを向けてもらいながら愛情を受けて生まれてきた赤ちゃんは、とても穏やかで表情も愛情に満ちています。

そうではない赤ちゃんは、なんだかビクビクしていて、いつもそばにお母さんがいないと不安な様子、ちょっと離れただけでもすぐに泣き出してしまいます。

育児は妊娠中から始まるということをどうかご理解ください。

それが親としての自覚を育てることにもつながり、生まれてきた赤ちゃんを大切な我が子として心から愛情をもって迎えてあげられることにもつながるのです。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 13:15Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年08月12日

妊娠中のむくみ

 妊娠中に身体がむくむことがあります。

むくみが気になる方は、ぜひ次のポイントに愉気を行なってみてください。

自分でもできる操作ですが、できればご主人やどなたかご家族の方に愉気をしてもらえるとよいです。

①左右どちらか片側の側腹が硬くなっていますので、その硬直を弛める為に愉気を
 行ないます。

 まず妊婦さんには正座で坐ってもらい、こちらは妊婦さんの後ろで正座をして構え
 ます。

 そして左右の側腹に手を当て左右どちらが硬いか、側腹の中でもどの部分が硬いかを
 観察します。

 お腹の赤ちゃんを驚かせないように軽く手を触れるようにしてください。

 そしてそのまま左右の側腹に手を当て、左右の柔軟性を揃えるように、硬直の処を
 弛めるように愉気をします。

 妊婦さんの呼吸の息の入り方が左右均等にゆったりと深く入るまで行なうとよいで
 しょう。

 このとき、お腹の赤ちゃんも気持ちが良いのでしょう、いろいろと動いてくれます。

②次に仰向けで寝てもらい、足の内股(大腿内側部)に両手を重ねて大腿上部から
 大腿下部へ向けて、3ヶ処ほど愉気をしながら押さえていきます。

 3ヶ処というのは一応の目安で、正確には大腿内側部に軽く手を当ててみますと
 “ボタッ”と腫れているような部分があるのです。

 そこが、愉気のポイントになります。

 そのポイントに愉気ができるとよいのですが、あまり触り慣れていない方はわかり
 にくいと思います。

 わからない場合は大腿内側部を3ヶ処ほど愉気をしながら押さえてください。

 くれぐれも力を入れないように気を付けてください。

 軽く手を当てる程度で大丈夫です。

 これは両方の足を行ないます。

③最後に、また正座をしてもらい、後ろ側から両耳の後ろの耳下腺部に人差し指・中指・
 薬指を左右それぞれ当てて愉気をします。


以上です。

これらのポイントに愉気を行なっていますと、数分もしますと足の先までムズムズと痒くなったりすることがありますが、

しばらくしますとムズムズが落ち着いて足が軽くなってきます。

普段からむくみやすい方は、あらかじめこれらのポイントに愉気を行なっておきますと、むくみにくくなります。


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Posted by 心羽 at 18:39Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年07月20日

妊娠中の歯科治療について

 妊娠中の歯の治療は、できれば避けた方がよいです。
歯を削る際の振動や歯の噛み合せの変化によって母体に負担がかかります。
抜歯となりますとさらに母体に与える影響が大きくなります。
歯の刺激は、頸椎4番の動きを硬直させてしまい、すると股関節の動きも悪くなって骨盤を捻れさせてしまうことがあるのです。
もし歯科を受診されるようでしたら、その前に整体でも歯の痛みに対する処置法がありますので、ぜひ「症状別処置方法」の歯痛をお試しください。
それでも、どうしても痛みが治まらないようでしたら、歯医者さんによく相談して、なるべく刺激が強くならないように治療してもらってください。
歯科治療の後は、母体のケアとして、脇の下に温湿布をして弛め、側腹に愉気をしておいてください。


私が定期健診でお世話になった歯医者さんの待合室で見つけた記事なのですが、近年、歯周病が母胎に影響を及ぼすといわれているようなのです。
その内容によりますと、
『早産をしたお母さんは健常な赤ちゃんを出産したお母さんに比べて歯周病にかかっている率が高い』というのです。
ネットで調べますと関連記事が出てきましたので簡単にまとめてみました。
歯周病にかかった妊婦さんが低体重児(未熟児)を出産する割合は、歯周病に罹患していない妊婦さんと比べて約7.5倍と高く、歯周病が重症であるほど比率も高いといわれているそうです。
これは、喫煙、飲酒による割合よりも、かなり高い確率なのだそうです。
そのメカニズムとしては、次のように考えられています。
口腔内が歯周病に感染して歯周病菌が増えますと、免疫のバランスが崩れ、免疫を担当する細胞から「サイトカイン」という情報伝達物質が血中に出されるのですが、このサイトカインが歯ぐきの血管から過剰に出て、血中の濃度が高くなってきますと、妊婦さんの場合、母体に出産のスイッチが入ってしまうのだそうです。
本来、出産のスイッチの役割を果たすのは他の伝達物資なのですが、サイトカインがそのような働きをしてしまい、子宮筋を収縮させ、陣痛を促してしまうのだそうです。
歯周病治療をした妊婦さんは、しなかった場合に比べて低体重児出産のリスクが約5分の1に減少するというデータもあるそうです。
お母さんに、虫歯や歯周病がありますと、生まれた後の赤ちゃんの口腔内にも悪い影響をおよぼすことも分かっています。
整体では、妊娠中の歯科治療は母体に影響を与える恐れがあるため、あまり好しとはみていませんが、妊娠中でももし口腔内に異常を感じたら無理をせずに歯科を受診した方がよいかもしれません。
できましたら、妊娠する前から歯科検診を受け、もし歯周病や虫歯があれば治療をして、口腔内のケアをきちんと行なっておくとよいでしょう。


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Posted by 心羽 at 15:39Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年06月01日

男の子でも女の子でも同じ愛情を

 『男の子が欲しい』、『女の子が欲しい』、妊娠を希望されている方にはそういう気持ちがあるかもしれません。

人それぞれの理由があって、そういう希望はあってもよいと思います。

ですが、もし妊娠がわかりましたら、その希望はどうか無くしていただきたいのです。

性別の希望は関係なく、赤ちゃんが宿ってくれたことをただ喜んであげてください。

妊娠生活が進んで、お腹の赤ちゃんの性別がどちらかわかって、自分が望んでいた性ではなくてもどうか残念に思わないでいただきたいのです。

『女の子が欲しかったのに、何だ、男の子かぁ』とガッカリしないことです。

どうしてかといいますと、その感情はたとえ口に出さなくても、すべてお腹の赤ちゃんに届いているからです。

お父さんお母さんのそういう気持ちに気付いたお腹の赤ちゃんは、赤ちゃんながらも心に深い傷を負ってしまいます。

お腹の赤ちゃんが、『僕は違う、僕は望まれてはいないんだ、生まれてはいけないんだ』と自覚してしまうと、逆子になったまま動かなくなってしまったり、自分でへその緒を首に巻いたりすることがあるのです。

また男の子として生まれた赤ちゃんが、成長して思春期になってから、女性に憧れたり、女性の真似をしたり、逆に女性を毛嫌いしたりなど、コンプレックスとなって現れることにもなりかねません。

男の子が欲しくても、女の子が欲しくても、「私たちの子供になってくれて、本当にありがとう」と心から感謝の気持ちを伝えてあげましょう。

そして無事に健康に生まれてくることを想い、お腹の赤ちゃんと楽しくコミュニケーションをとるように心がけてください。

お腹の赤ちゃんも、緊張したり、リラックスしたり、怒ったり、喜んだり、笑ったりと既に人間的な感情をもっています。

お父さんお母さんに会いたくて、お父さんお母さんの子供になりたくて、さまざまな難関を乗り越えてやってきてくれた存在なのです。

たとえ自分の欲しかった性の赤ちゃんではなくてもすぐに気持ちを切り替えて愛情をたっぷり注いであげてください。

お腹の赤ちゃんはお父さんお母さんを幸せにしたくてやってきてくれたのですから。


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Posted by 心羽 at 10:21Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年05月27日

快適な胎児生活を過ごさせてあげる

 理想的な出産とは2つのタイミングを合わせることにあります。

それは、お腹の赤ちゃんが生まれようと思った時とお母さん側の母体の出産準備ができた時です。

この2つのタイミングが合わさることが安産につながります。

まず赤ちゃんにとって良いタイミングで産まれてきてもらう為には、10ヶ月間に及ぶ胎児生活を快適に過ごさせてあげることが大切です。

では、どんなことをしてあげると赤ちゃんは喜んでくれるでしょうか、または楽しんでくれるでしょうか。

その答えは今まで書いてきた記事の中にたくさんありますが、つまるところ、お腹の赤ちゃんが最も求めているものはお母さんの愛情なのです。

お母さんの気持ちがいつもお腹の赤ちゃんに向いていることが赤ちゃんにとって嬉しいことなのです。

お腹の赤ちゃんに寄り添う気持ちがあれば、他の必要なことも自然にみえてくることでしょう。

赤ちゃんとの出会いは出産から始まるのではなく、受胎のときから始まっています。

宿ってくれた命に感謝して、快適な胎児生活を過ごすことができるように心がけていきましょう。


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Posted by 心羽 at 14:34Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年05月22日

赤ちゃんの体が育たない-低出生体重児

 低出生体重児とは、生まれた時の体重が2,500g未満の赤ちゃんのことをいいます(一般には未熟児とも呼ばれています)。
お腹の赤ちゃんが大きく育たない理由は何でしょうか?
どうしてそのようになるのか、はっきりとした原因は分かりませんが、整体の立場としてぜひ妊婦さんには日頃から心がけていただきたいことを説明してきたいと思います。

低出生体重児で生まれてくる赤ちゃんは呼吸中枢の発達が不十分で酸素欠乏になりやすく、酸素不足になるといろいろな障害が起こる恐れがあるため酸素吸入が行なわれるそうです。
そして、小さい未熟児の場合、ブドウ糖液や食塩水、アミノ酸製剤や脂肪乳剤を静脈内に点滴注入して栄養と水分を補給します。 
つまりこれだけの栄養素が母体に不足していたということがいえると思います。
母体には栄養があっても、胎盤に問題があって、うまく赤ちゃんに栄養が行き渡らなかったのかもしれません。
真実はわかりませんが、お腹の赤ちゃんが栄養不足になっていること自体には変わりありません。
まず赤ちゃんを宿しているお母さんには、食事の摂り方に関心をもっていただきたいと思います。
妊娠中の食事のところでも書きましたが、仕事が忙しくてきちんとした食事を摂れないのも問題ですが、何をどのくらい食べたらいいのかと本やインターネットでいろいろと調べて、頭であれこれ考えながら食べるのも問題です。
あまり頭で考え過ぎますと、赤ちゃんの身体が求めているものに気付くことができません。
お腹の赤ちゃんが必要としている栄養、それは、お母さん自身の身体が要求するもの、食べたいものなのです。
つまり胎児の要求イコール母体の要求なのです。
偏食になっても構いません。
無性に食べたいものを食べたいだけ食べるのです。
シンプルではありますが、これがとても重要な妊娠時の食事法なのです。
産婦人科の検診で、妊娠中に太りすぎると産道の周辺に余分な肉が付いてしまい、それによって出産時に影響が出るというなどの理由で体重を厳しく注意されることがありますが、それも栄養不足の原因になっているのかもしれません。
確かに、あまり太りすぎますとさまざまなトラブルを起こす原因になります。
脚がむくんだり、尿にたんぱくや糖が出たりなど、痩せたタイプの人よりいろいろなリスクが出やすい傾向にあります。
ですが、最近では痩せた妊婦さんが増え、その影響か未熟児の出産率が高まっているといわれているのも事実です。医師の診断に従うことも大切ですが、子宮内が栄養失調になりそうなダイエットは気を付けなければいけません。

また、食事以外で赤ちゃんにとって大切な栄養は何だと思いますか?
それは酸素です。
身体を成長させるには酸素が重要なのです。
低体重出生児で生まれてくる赤ちゃんは呼吸困難の状態であることが多いようです。
整体では呼吸器の状態を胸椎3・4番でみますが、ここは汗の急処である胸椎5番とも関連しています。
みなさん、汗をかいていますか? 汗をかけますか?
夏の時季に汗をかかない人、あるいは汗をかけない人は、発汗による皮膚呼吸を停滞させ、それによって胎児への酸素を不足させていることが考えられるのです。
特に呼吸器系の弱いお母さんの赤ちゃんはお腹の中での成長が遅れるといわれています。
食事の栄養も大切ですが、生命の維持、また発育において酸素の量が母体に保たれていることがとても重要です。
呼吸器系を鍛える意味を込めて夏の暑いときにきちんと汗をかくことをお勧めします。
効き過ぎた冷房は要注意です。
これから妊娠を希望される方は特にそうです。
化粧を気にして汗をかきたくないという気持ちも分かりますが、健康面も考慮していただきたいと思います。
発汗ができないということは、身体にとっては負担をかかえやすい状態にあります。
痛みを伴うわけではないので実感をもつことができませんが、ホルモンの分泌が悪くなって、将来、婦人科系の問題で悩むことにもなりかねません。
夏は嫌がらずにしっかりと汗をかくことを心がけましょう。
夏にしっかりと汗をかいて、汗をかける体質にして、呼吸器の働きを活発にしておくことが胎児の発育に必要なのではないかと整体では考えます。

また低体重出生児の特徴として、低体温になりやすく感染に対する抵抗力が弱いということも挙げられます。
最近では低体温の人が増えてきているということでテレビや雑誌などでもよく話題になりますが、私からの提案として、妊婦さんやこれから妊娠を希望される方は、もし風邪などをひいた場合、熱が出た場合、薬を飲まずに風邪をひききっていただきたいと思います。
一般的に、風邪をひいて熱が出ますとすぐに薬を飲んで熱を下げようとしますが、そのようなことを当たり前のように習慣的にやっていますと発汗できない体質になり、低体温の身体になってしまいます。
すると免疫力も下がり感染に対する抵抗力も下がってしまいます。
親がこのような身体では生まれてくる子供の体質が心配です。

そして最後に耳下腺炎、つまり『おたふく風邪』のことですが、整体では『おたふく風邪』を生殖器の発育を促す大切な変動であると考えています。
子供の頃に罹ったおたふく風邪の経過が、不十分で中途半端であったりすると胎児が未熟のままで生まれることがあるといわれています。
整体では、妊娠中に耳下腺の状態を確認し、耳下腺部が硬直していたり、逆に弛み過ぎていたりする場合、愉気をして整えることをします。
そうしますとおたふく風邪の後始末になるのです。
こちらをご参照ください。 「おたふく風邪の後始末」

以上、お腹の赤ちゃんが大きく育たない理由を整体的に述べてみました。
妊娠というのは自分の生活態度を改めて見つめ直す機会でもあります。
妊娠中の飲酒や喫煙など、自分で気を付けられる部分はなるべく自己管理していきましょう。
特にタバコなどは、母体の血管が収縮し、赤ちゃんに十分な血液が送られなくなります。
血液の量が不足すれば、脳の発育にも影響がでます。
それから、疲労を蓄積させないことも大切です。
これから生まれてくる赤ちゃんの健康な身体づくりのために、なるべく身体の自然性を育む生活を心がけることが大切です。


 
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Posted by 心羽 at 09:58Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年05月07日

ぜひ、ご主人も話しかけを!

 お腹の赤ちゃんへの話しかけは、ぜひご主人にもやっていただきたいのですが、男性はどうしても女性と比べて赤ちゃんを身ごもっている実感がないので、話しかけを勧められても困ってしまう方が多いです。

奥さんのお腹を触っているときにお腹の赤ちゃんが動いたりすると、つい気持ちが悪いと感じてしまうのが現状のようです。

実感がないのに声をかけるのはなかなかやりづらく、また奥さんの前でお腹に向かって話しかけるというのはなんだか滑稽な感じがして、照れくさいということもあるのでしょう。

それでもやっていただきたいと思います。

お腹の様子のことを聞いてみたり、今日あった出来事を聞かせてみたり、何でもよいのです。

最初は何を言ってよいか分からず、照れくささも感じながらも、とにかく自分の子供さんに話しかけを続けていきますと、いつの間にか自然と話しかけができるようになります。

その頃には父親としての自覚が生まれ、奥さんに協力する気持ちも出来上がってきます。

妊娠中からご主人にも我が子に話しかけを行なっていただきますと自然と潜在意識がそういう方向に向かい、奥さんは母親として父親となるご主人の協力がスムーズに得られ、そしてご主人は父親として素直に我が子への愛情が育っていきます。

そこで提案なのですが、妊娠中からお腹の赤ちゃんに愛称をつけてあげるとよいです。

男か女か分らないですから、どちらでも通じるものを考えてつけます。

例えば、「ミーちゃん」「ポンちゃん」「まるちゃん」「モモちゃん」「ルルちゃん」など、なんでもよいので気に入った愛称をつけてあげてください。

出産経験のある方で、妊娠中にお腹の赤ちゃんに気に入った愛称をつけて、結局、生まれてからもそのまま同じ愛称で呼んでいるという方もいらっしゃいます。

この愛称をつけた話しかけは、特にご主人に実感をもってもらうために極めて有効な方法です。


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Posted by 心羽 at 18:04Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年05月01日

お腹の赤ちゃんへの手当て

 妊娠初期は、母胎の変動が激しいので、母体を中心に愉気をしますが、お腹の赤ちゃんの頭の形がはっきりとしてきたら、お腹の赤ちゃんにも愉気を行なっていきます。

初めのうちは、お腹の赤ちゃんはまだ手掌の中に入る大きさなので、お母さんは自分のお臍を中心に手を当てて愉気をしてください。

だんだん成長して大きくなってきたら、お臍の少し下、赤ちゃんの頭の位置に手を当てて愉気をします。

お母さんは自分のお腹の左右に手を当てて触ってみてください。

お腹の左右を触り比べてみますと膨らみに左右差があるのが分かると思います。

膨らんで硬さのある側が赤ちゃんの背中で、頭は下を向いているのが普通の状態です。

この頭の部分に軽く手を当てて、手から温もりを伝えるように愉気をします。

特に後頭部に愉気をするとよいでしょう。

整体では、人間の生きる元は後頭部がその主体で、心臓や肝臓や胃や腎臓などそれぞれの器官がきちんと成長するかしないかは後頭部の状態で決まるとみているのです。

ですから、お腹の赤ちゃんへの愉気は、後頭部が愉気の中心となります。

後頭部に愉気をしていますと180日を過ぎた赤ちゃんでしたら、手足を動かし、その場でグルグルと元気に動き出します。

よく動く赤ちゃんは丈夫な子供になることが多いのですが、なかなか反応しないときは、もしかしかするとお母さんの気持ちが少し赤ちゃんから離れていたり、他のことに夢中になっていて赤ちゃんのことを忘れていたりしているかもしれません。

そんなときは、お腹に手を当てながら『ごめんね』と話しかけをしながら気を送ってあげるとよいでしょう。

赤ちゃんも動きで応えてくれます。



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Posted by 心羽 at 13:33Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年04月27日

愛情をもって日々を過ごす

次にお話しすることは、お母さんに対してプレッシャーを与えてしまうかもしれませんが、妊娠時のお母さんの生活態度や何かが起きたときにそのときのとった行動が、お腹の赤ちゃんの思考・行動に影響を与えているというお話です。

お腹の赤ちゃんはお母さんとの交感を通じて実に様々なことを吸収していきます。

家事をテキパキとこなすお母さんの子供は、物事をテキパキとこなす子供さんになります。

本が好きでたくさん本を読んでいるお母さんの子供は、活字の好きな子供さんになります。

とは言いましても赤ちゃん自身にも感受性が既にあるので、お母さんの行動スタイルと同様の行動スタイルに赤ちゃん自身も必ずしもそうなるかというとそうではありませんが、お母さんの思考・行動を吸収し、産後のこれからの自身の思考・行動に反映させていく大切な時期であるのです。

お腹の中で赤ちゃんは、お母さんの思考と行動を見て感じとっています。

ぜひお母さんには、お腹の赤ちゃんの手本になるような日々の過ごし方をしていただきたいと思います。

家の中であまり動かないでテレビを見ながらお菓子を食べてばかりでは、子供さんも生まれて大きくなってから、そういう態度を自然にとることが多くなってしまうかもしれません。

つわりで苦しいときはお腹の赤ちゃんも心配するので無理しないでいただきたいですが、この時期からお母さんの思考性・行動性が伝わっていると思ってください。

そして何よりも私がお母さんに望むことは、愛情をもって日々を過ごしていただきたいのです。

子供さんの愛情を育てるのはこの時期から始まっています。思いやりの心、親切、優しさ、寛容、慈悲、友愛の心をもって生活を送っていただきたいです。

いつも不平不満を言って、旦那さんに文句ばかり言っているような生活態度では、生まれてくる赤ちゃんはどのような性格になってしまうでしょうか。

赤ちゃんが生まれてからの子育てが楽しく過ごせるか、それとも大変な思いをするか。

妊娠するということは、お母さん自身の人生を見直す好機とも言えるのです。


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Posted by 心羽 at 17:23Comments(0)妊娠中の過ごし方

2010年04月20日

話しかけを始める時期

 赤ちゃんの脳細胞は、妊娠3~5ヶ月で何千倍にも増え、妊娠6ヶ月目で完成するそうです。

この脳細胞が形成されていく時期からお腹の赤ちゃんへの話しかけを始めていただきたいと思います。

妊婦さんの中には、『話しかけの大切さはわかっていても、妊娠3~4ヶ月からもう話しかけを始めるのは抵抗があってしたくない』と言う方がいらっしゃいます。

経験のある方はすぐに納得されると思いますが、それは、もしも流産してしまったら、話かけをして愛情を注いだ分、悲しみが何倍にも深くなってしまい、立ち直れなくなってしまうからなのです。

そう考えますと、話かけを始める時期は、妊娠5~6ヶ月からがよいでしょう。

お腹の赤ちゃんは、お母さんから気を向けてもらうことを、お話してもらうことを心待ちにしていますので、時期が来たらぜひ積極的にやっていただきたいと思います。


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