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2011年10月16日

上肢第四調律点

<位置>
肘の少し下の外側の凹みのある処。
手首をグルグルと動かしますとコリコリとした太い筋が動く処です。
「腕の三里」ともいわれています。

          例:右の場合
                
            
<効果>
消化器系の急処。 口の中の異常:口内炎、舌の荒れ、歯痛などにも効果があります。
感情が何かに執着して動けなくなっているとき、この処に愉気をしますと執着心からの解放をスムーズにしてくれます。
上肢第二調律点と対応していて、上肢第二調律点があまりに硬く分厚くなっている時には、上肢第四調律点に愉気をして弛めてから、上肢第二調律点に愉気をしますと気が通りやすくなります。

<操作>
相手には正座で坐ってもらいます。
そして、両方の上肢第七調律点を中指で触ってみて、鈍く感じる側の腕を対象とします。
ここでは、右側を例にして説明していきます。
こちらは蹲踞の姿勢で、相手の右横に構えます。
こちらの右手で相手の右手首を屈曲させて、相手のお腹の高さぐらいに合わせ、相手の右肩に力が入らないようにします。
このとき相手の手首と肘が水平になるように高さを合わせてください。
次に、こちらの左手の親指以外の四指で相手の右前腕内側を下からこちら側に引き寄せ持ち上げるようにしながら、上肢第四調律点が上を向いたところを左手親指で押さえます。
そして相手の右手首を手前に捻りながら、上肢第四調律点の押さえている親指に自然と力が集まるようにし、愉気をします。
左手の力で親指に力を入れ過ぎないように注意してください。気が通りにくくなります。

      例:右の場合
          
          
この型を決めるコツは、相手の右手首の屈曲、右前腕の引き寄せ、そして右手首の捻りです。
そうしますと自動的に上肢第四調律点に気の通りやすい形ができるのです。
親指はただ当てているだけでよいのです。

この上肢第四調律点の型が相手に対して上手にとれますと相手の胸椎8番・腰椎2番に響いて、自然と腰が伸びるような動きが起こります。
その動きによって胸椎8番・腰椎2番が調整されます。
ですが、あまり難しく考えずに“おおよそ”の型でも大丈夫です。
ジーッとしばらく愉気を続けていますときちんと気は通っていきます。


【自分で行なう場合】
親指を上肢第四調律点に当て、ゆっくりと息をしながら愉気をします。

        例:右の場合
                      


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 17:43Comments(0)上肢操法