2011年01月15日

上頸操法

<位置>
頸椎2番の3側(後頭骨の下の窪みのような処)

<効果>
脳の血行を司るとても重要な急処で、ここが硬くなりますと脳の血流が悪くなります。
左側が脳に上がる血流、右側が脳から降りる血流に影響します。
症状としては、頭痛、頭重、頭が疲れやすい、頭の働きが悪い、ボーっとする、
目の疲れ、立ちくらみ、めまい、乗り物酔い、イライラ、あるいは気分の落ち込み、
などのときに使用します。

<注意>
血圧の高い人にこの操法を行ないますと、脳の血流の変動により瞬間的ではありますが、めまいを起こすことがありますのでご注意ください。


<操作>
【正座編】
相手には正座で坐ってもらいます。 こちらは相手の後ろで蹲踞の姿勢で構えます。
両手の親指を頸椎2番の両側の3側にそれぞれ当て、親指以外の他の4本指は相手の上顎部を左右から包むように顔の両側に添えておきます。
指が相手の鼻に入ったり、目に当たったりしないように注意してください。
そしてこちらの両肘内側で相手の両肩を左右から挟むようにして押さえ固定します。
頸椎2番の3側を押さえている親指を支点として、親指以外の4本指で支えている顔を
顎が上向きになるようにしながら首を反らせていきます。
この動きで上頸の処がはっきりとしてきて、親指がピタっと処に収まっていきます。
左右のうちどちらが硬いかを感じ取りながら、左右の感覚が揃うように愉気を行ないます。
型がきまって上手に気が通りますと、自然と相手の腰に伸びるような動きが起こります。
上頸の処が弛んで左右の処が揃ってきましたら、反らした顎・首を元の状態に戻して
あげてください。

             上頸操法              

【仰臥編】
相手には仰向けで寝てもらいます。 こちらは相手の頭の上の位置に正坐をして構え
ます。
そして両手の人差し指・中指・薬指の三本指を上頸の左右の処にそれぞれ当てます。
両肘は両膝の上に乗せた状態にします。
以上が構えになります。
指や手や腕に力を入れないように注意しながら少しだけ処を押し上げてみてください。
柔らかく持ち上がるような感じがあって、左右均等の感触でしたら問題ないのですが、
処が硬かったり、持ち上がりづらかったり、左右どちらかに骨の出っ張りを感じたりする
ことがあります。
この異常状態を観察しながら、左右の感覚が揃うように愉気を行ないます。
このままの状態で愉気を続けても十分弛みますが、さらに手首を支点として相手の顎を上向きにするように首を少し反らせていきますと上頸の処がさらにはっきりとしてきて
弛みやすくなります。
無理に首を反らせようとしますと逆に相手が緊張してしまうことがありますので、そうならないように注意が必要です。
気が通ってきますとしだいに処が弛んできて、また指が自然と上頸の処の中に入って
いきます。
その弛み具合に合わせて指の当て方を微妙に変えながら、さらに気の通る角度を探っていきます。
上頸がうまく弛んできますと、相手の顎が上がって、首が反り、喉を上に突き出すような状態になります。
上頸が弛んで左右の処が揃いましたら、反らした顎・首を元の状態に戻してあげてくだ
さい。

<自己調整編>
自分で自分の上頸を弛める方法です。
正座をします。正座が苦痛の方はイスに坐ってでも構いません。
顔を少しだけ下向きにして、頭の後ろで両手を組みます。
親指だけは組まずに指先を下向きにして、他の4本指だけ組みます。
手のひらの部分は軽く後頭部に添えておきます。
そして、両手の親指を上頸の左右処にそれぞれ当てます。
その状態を保ちながら、ゆっくり首を反らせ、顎を上げていき、顔を上に向くようにしていきます。
すると親指が自然と上頸の処に入っていきます。
親指で押すというより、顔を上に向けることによって、上頸を親指に乗せていくような感じです。
そこで愉気をします。
強く押さえ過ぎないように気を付けてください。
顔を上に向けて愉気をしていますと、自然と口も開いてきて、頭の緊張が弛んでくるのがわかると思います。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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