2011年01月26日

下肢第五

<位置>
内股:大腿部(もも)の内側にある筋です。

             例:右の場合
             下肢第五             

<効果>
【右側】:消化器系:下痢を誘導するときや便秘のときに使用します。盲腸と関係が
            あります。
【左側】:泌尿器系:腎臓の調整として使われることが多く、オシッコの出が悪いとき、           
            頻尿、むくみ、のどの痛みのときに使用します。

その他、身体の捻れの調整点で腰痛のときにもよく使用します。同側の側腹と関連しています。赤ちゃんの栄養状態を診る観察点でもあります。

<操作>
相手には仰向けになってもらいます。自分は相手の大腿部(もも)の外側に正座で構えます。
そして相手の足が動かないように、こちらの両膝の頭で相手の大腿部を外側から固定します。
このとき、足先を少し内側に向けた状態にして固定してください。
すると、下肢第五の線がはっきりとします。
大腿内側部に軽く手を当ててみますと“ボワッ”と腫れているような部分がありますので、そこがポイントになります。

             例:右の場合
             下肢第五

そのポイントを中心に両手の人差し指、中指、薬指を重ねるようにして、大腿内側部の筋を足の付け根の方から膝の方にかけて愉気をしながら3ヶ処ほど筋に手掌先を引っかけるような感じで弾くように押さえていきます。

             例:右の場合
             下肢第五

力を強く入れ過ぎないように気を付けてください。
これを3回繰り返し、最後に“ボワッ”と腫れている部分を、もう一度弾くように押さえます。
症状に合わせて、右足だけを行なったり、左足だけを行なったりしますが、場合によっては両足を行なうこともあります。

注意!:妊婦さん、または妊娠の可能性がある方は、強く押さえ過ぎないように気を付け
     てください。軽く手を当て、愉気するだけでよいです。



★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 11:50│Comments(0)下肢操法
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