2009年05月23日

病気とは学びの機会

”病気とは学びの機会”というタイトルをつけてしまいましたが、病気で苦しんでいる方には不謹慎な表現に聞こえてしまうかと思いますが、整体の病気に対する考え方として
どうかご了承ください。

私たちの身体の中で、日々様々な自律調整作用が行なわれ健康を保持しようとしているわけですが、考えてみますと私たちが恐れている病気にも意味があることに気付くのです。

異常の積み重ねが病気に成長して現れるのですが、その蓄積された悪いものが表面に出てきたという意味では病気自体は悪いことではないのです。

問題は大きな病気に成長してから表面化するか、小さな病気のままで表面化するか、
それは普段どれだけ自律調整作用を通して身体と対話できているかによるのです。

鈍い身体ほど病気がなかなか表面化せずギリギリになって表れ、気が付けば生命の
維持に影響するほどの病気に発展していることがあります。

身体の自律性を高め、病気を小さな状態で外へ出し、自分の身体の状況をよく観察
(内観)し、身体と対話することです。

どうしてそのような病気を引き起こしたのか?

食べ過ぎ、飲み過ぎ、筋肉の使い過ぎまたは運動不足、頭の使い過ぎ、ストレス、
目の使い過ぎ、眠り過ぎなど・・・

何が悪かったのか?

身体は様々な症状で表現しながら危険信号を発しています。

薬を飲んで落ち着いたからといってそれでおしまいではないのです。

それでは同じことを何度も繰り返してしまいます。

なるべく、同じ過ちを繰り返さない為に病気から学びを得なければいけません。

やはり、病気とは身体と心にとって学びの機会ともいえるのです。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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