2009年07月25日

出産のコツ①

分娩するおよそ8時間位前になりますと骨盤が開いてきて、しだいに子宮口が開いてきます。

子宮口が開いたというとすぐに生まれてくるかのように思ってしまうのですが、実はまだそうでもなく、ここで自分の思い込みで力みを起こしたりして痛みを起こしたり、無理に生もうとすることがあります。

本当は子宮口が開いてもおよそ10時間位は間があります。

このとき仙椎2番に圧痛があるのですが、それが消え、仙椎4番に過敏が出てきたときが、もうすぐ出産というタイミングなのです。

その感覚をなんとなくイメージしておいて、あまり早く産もうと焦らないことです。

焦らないということが大切です。

周囲に赤ちゃんが生まれるのを今か今かと期待して待っている人がいますと、つい気張ってしまい、焦ってしまうことがあります。

それが難産につながってしまうことがあるのです。

周囲の人たちの気遣いも必要ですね。

時が来れば自然に生まれるときに生まれるとのんびりした気持ちでいた方がよいです。

本当は周囲に公言せずに内緒で出産にのぞんだ方が楽かもしれません。

しかし、現実にはなかなかそうはいきませんよね。

せめて、急がないこと、焦らないこと、気張らないことです。

子宮口が開いた、おりものがあって破水した、と言われると”もう直ぐ”と思ってしまいますが、直ぐのときもありますが、直ぐではない場合もよくあるのです。

過剰な羊水を捨てているのかもしれません。

破水した”、”子宮口が開いた”というのは言葉の綾で、その言葉で過剰に気張り過ぎないようにしてください。

気張るのは”もう直ぐいよいよ!”というタイミングのときです。

それが楽なお産のコツです。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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