2011年02月07日

腹部第三調律点

<位置>
へそから指を平行において3本分下の処。
(へその位置が分かりにくいときは、相手に教えてもらってください)
丹田と呼ばれる処です。

              腹部第三調律点
              
<効果>
生殖器の機能と関連があります。 その他、腎臓や腸の排泄機能にも関連しています。
ここは気力が充ちて固く弾力のある状態が理想で、「実」の状態でなければいけません。
息を吸うときは長く上に上がり、そして吐くときは短く下に下がらない。吸っても吐いても、そこを押さえると押し返してくる、ゴムボールを押しているような弾力を感じる、これが正常な腹部第三の状態です。
この腹部第三が「実」の状態で充実していれば、少々の異常が身体に起きても自分の体力で自然に経過することができます。
逆にここが弛んでいますと、腰が抜けた、老衰した、自信が無くなったことを意味します。

<操作>
相手には仰向けに寝てもらいます。自分は相手の右側に蹲踞の姿勢で座ります。
両手の人差し指・中指・薬指の3本を重ねて立てるようにして腹部第三を相手の吐く息に合わせて押さえ愉気をします。
弾力性を感じながらへその方向に向けて愉気してください。
すると相手の呼吸が少しずつ深く変化してきます。
と同時に腹部第三に弾力性が出てきて充実した感じが出始めてきます。
ある程度、充実した感じが得られましたら、相手が大きく息を吸う瞬間がありますので、その吸う速度に合わせてゆっくりと手を放していきます。
 
        腹部第三調律点              

これは一人でもできますので、ぜひお試しください。
仰向けになって、腹部第三の処に両手を重ねて当てます。
ちょっと押さえるようにしながら、手を当てている腹部第三に息を吸い込んでいきます。
そのときに胸や鳩尾のあたりで吸わないように、つまり胸や鳩尾のあたりが動かないように、腹部第三だけが動くように意識しながら息を吸い込んでいき、ゆっくりと吐いてきます。
吸うときも吐くときも、鼻呼吸で行ないます。
すると腹部第三に充実した感じ、押さえるとちょっと反撥してくるような張りが出始めてきます。
整体では、腹部第一の緊張が抜けていて、腹部第三に力が集まっている状態を“整体”であるとみています。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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Posted by 心羽 at 12:01│Comments(0)腹部操法
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