2009年03月16日

偏り疲労

仕事や運動などで身体を使い過ぎますと疲労が生じるものですが、この”疲労”、
身体全体が疲れたように感じるかもしれませんが、実はそれは錯覚で本当は部分的な
疲れであることが多いのです。

この部分的な偏った疲労を整体では『偏り疲労』と呼んでいます。

この偏り疲労が不調の原因になっていることが多いのです。

首・肩が凝っただけでも、全身が疲れたように感じるのです。

例えば、目の使い過ぎで疲れが生じてくると首・肩が張ってきて頭がボーッとして
眠くなります。

するとつい、睡眠をとって疲れを解消しようとしますが、本当は目の部分的な疲れなので、眠らずに目の疲れだけをとればよいのです。

目の疲れがとれるまで眠ってしまいますと他の疲れていない元気な部分が逆に弛み
すぎてたるんでしまい、力を失ってしまうのです。

するといざ身体を動かそうとしても思うように力が入らなくなる。

長時間眠っても目覚めが悪く、なんだか身体がだるい・重い、頭がボーッとする、
ということになるのです。

こうして慢性疲労の状態を自分で気付かないうちに作っているのです。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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この記事へのコメント
そうなんですかぁ。
奥が深いですねー。
Posted by わかばかんわかばかん at 2009年03月18日 13:57
こんにちは!

そうなんです、整体の視点からみた疲労観です。
Posted by 心羽心羽 at 2009年03月26日 16:29
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