2009年05月22日

子供さんにぜひ整体を!

子供さんの身体を観察していますと、大人と同様に子供さんも歪みをもっています。

そう言いますと、『まだ子供なのに!?』と思われる方がと多いと思います。

どの時点で子供さんの身体に歪みが生じるのか?

可能性としては胎児のときまでさかのぼります。

お母さんの骨盤・肋骨に顕著な歪みがありますとお腹の中にいる赤ちゃんにとっては
成長とともに居心地の悪い空間となります。

母胎の空間を制限され、赤ちゃんの行動範囲・姿勢が制限されるのです。

すると、お腹の中での身体の成長に悪影響が起こり、歪みが生じることが考えられ
ます。

そして、次に出産です。

お母さんの可動性の悪い骨盤そして伸縮性の悪い子宮から出てくるときに、赤ちゃんは大変な思いをすることになります。

同時にお母さんも大変な思いをするのですが。

この出産状況によって子供さんの頭の形に歪みが残ることがあります。

お医者さんは『赤ちゃんの成長とともに治りますよ』と説明してくださるのですが、実際はなかなかそうはいきません。

極端な歪みは軽減されますが、歪みはそのまま残ります。

逆に、頭の形のきれいな大人は少ないです。

みなさん歪んでいます。

驚くぐらい歪んでいる方がいらっしゃいます。

私としては、赤ちゃんの時点で頭の歪みを整えていただきたいので、お母さん達に歪みを整える為に愉気をお教えするのです。

頭の形が悪いと寝ているときに不安定になり、赤ちゃんは頭が大きいのでその不安定が首から全身へ歪みが波及しやすいのです。

それから、お母さんの抱っこの仕方や寝かせている寝具などによっても身体は歪みます。

そして成長とともに部屋でくつろぐときにいろんな姿勢をとりますが、子供はお父さんや
お母さんのくつろぐ姿勢を真似するものです。

お父さんお母さんの姿勢が悪いとごく自然に子供さんも悪い姿勢をとるようになります。

その他、学校でのクラスでの席の位置によっても歪みます。

過剰なスポーツによっても歪みます。

歯の生え変わりの影響で身体が歪むこともあります。

歪む要素はたくさんあるのです。

お母さんは、観察力が必要です。

子供さんの顔色はいかがですか?

声の調子はいかがですか?

感情の状態はいかがですか?

姿勢はいかがですか?

足を引きずって歩いていませんか?  

食べ物を噛むときにいつも同じ側で噛んではいませんか?

そして、できるだけ子供さんに触れてあげてください。

頭が歪んでいたり、緊張していたり、熱があったり、首・肩・背中・腰・腕・足が異常に
緊張して張っていたり、いろいろ気付くことがあると思います。

自覚症状をもっていてもそれが当たり前になっているせいか、またはどう伝えたらよい
のかわからないせいか、お母さんやお父さんに伝えずに我慢している子供さんも多い
のです。

そんなときに整体は、子供さんの身体を観察し、調整しながら、子供さんの身体の状況をお母さんやお父さんにお伝えすることもできます。

大人になるまでの成長期の過程に身体を整えておくことはとても大切です。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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