2011年06月18日

四つん這いで歩く

 妊婦さんにぜひお勧めしたいのが、室内を四つん這いでハイハイしながら歩くことです。
背骨の本来の自然なカーブができて、骨盤の可動性が良くなります。
大きくなってきたお腹の赤ちゃんに圧迫されている内臓の緊張も緩和され、お腹が楽になります。
妊娠中の便秘も、四つん這いの姿勢をとりますと腸の圧迫を軽減してあげることになりますので便秘の改善にもつながります。
また四つん這いの姿勢は、お腹まわりの筋肉が弛んで子宮が最も拡がりやすくなり、お腹の赤ちゃんにとって動きやすい自由で楽な状態となるのです。
赤ちゃんの動けるスペースが拡がることによって、回転しやすくなり、逆子も治りやすくなります。
お腹の張りが気になって、なかなか散歩ができないときには、ぜひ室内でこの四つん這いで歩くことをお勧めします。
四つん這い歩きは、体重を4点で支えるので腰の負担を軽くし、腰痛予防にもなりますので、妊婦さんにとって安心してできる運動です。
四つん這い歩きのコツですが、左右の腕を前後に動かしながら、背骨を使ってしなやかに、お尻を左右に揺らしながら、左右の骨盤を前進させるように歩きます。
あまり詳しく説明しますとわかりにくくなってしまいますが、踏ん張りながら頑張ってたくさん歩くよりも気持ち良く歩く感覚の方を大切にしてください。
手首が疲れない範囲で、もし手首が痛くなったら逆効果ですので、やりすぎない程度に、気持ちの良い程度で終えるようにしてください。
昔からよく妊婦さんは床で雑巾掛けをすると良いとされていますが、諸説はあるかもしれませんが、おそらくそれは掃除をすること自体が良いのではなく、四つん這いの姿勢で動き回ることが良いのではないかと思います。
昔から、予定日が近づいても生まれそうにない妊婦さんには雑巾掛けが勧められてきました。
それは、四つん這い歩きで骨盤の可動性を良くすることが目的だったのです。
ちなみに、四つん這いで歩く動物には難産が少ないと言われています。
また動物が出産してすぐにお乳をあげられるのは身体にきちんとその準備ができているからで、その理由は日頃から四つん這いで歩いていることがおっぱいに刺激となって、お乳を出やすくしていることが考えられます。
ですから、できれば四つん這いで歩くときはノーブラの状態がよいということになります。
おっぱいを揺らしながら、ぶらぶらさせながら歩くことで授乳に向けての体づくりとなっているのです。

            四つん這いで歩く


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