2009年04月04日

母体と胎児は一心同体

母胎は受胎と同時に胎児の要求と重なった要求を感じるようになります。

例えば、食べ物にしても、すっぱいもの、辛いもの、苦いもの、子供の頃によく食べていたもの、今まで食べたいと思ったことがないようなものまで欲しくなることがあります。

それから、食欲の量も急に減ったり増えたりと変動することも多々起こります。

受胎がわかりましたらその日から、母胎の要求を中心とした生活を営むことが大事になります。

母胎の食べたいときに、食べたいものを、食べたい量だけ食べるのです。

栄養やカロリーに捉われることなく、要求するものを要求するだけ食べる。

動くことに関しても一緒です。

ここで勘違いしないでいただきたいのは、妊娠も後期に入ってきますと動かないで部屋でゴロゴロしながら食べてばかりいる方がいます。

このとき、母胎が本当にそのように要求しているのか?

ただ、面倒で動きたくないだけなのか?

その判断を誤りますと母胎・胎児の要求とは違ってきます。

身体の”勘”を優先にするということが大切になります。

よく患者さんから”勘”というのがよくわからないと言われます。

でも、患者さんのお話を聞いてみますとみなさんはちゃんと勘を感じとっているようです。

ただ勘とは別に生じてしまう欲求に負けてしまうのです。

要求と欲求とは違います。

参考になるでしょうか???(まだ説明が足りないかな)

それから、妊娠期間は旦那さんも母胎の要求を尊重してあげてほしいです。

食べることも、動くことも、性欲においてもそうです。

受胎中、こうして育った赤ちゃんは溌剌としていて、表情も豊かになります。

胎児は母親と直結しているものと思ってください。

母親が怒れば、その怒った血液が胎児にも流れていくのです。

例えば、興奮すると副腎からアドレナリンが分泌されますが、そうしたホルモンなどを介入してそのときの感情の波が胎児に影響するのです。

ですから、いつも怒ったり泣いたりしている母体はお腹の赤ちゃんによくないのです。

ですが、怒ったら胎児に影響すると考えて、悔しいのに一生懸命に我慢しているのもよくありません。

もし、腹が立っているのでしたらそれを抑えてはいけないのです。

我慢をすれば怒りは消滅してしまうように思っているかもしれませんが、抑えた感情は鬱積して内攻し、油断をすると他の時に飛び出すことがあります。

怒ることは鬱散になり、泣くことはショックに対する調整運動になりますから、妊娠中は溜めないで、丈夫なご主人、お母さん、お父さんにどんどん八つ当たりをして発散しましょう。

鬱滞しないようにすることは、生まれてくる赤ちゃんにとってとても大切なことなのです。

妊娠中に鬱散しておかないと、その抑えつけた不満・感情が赤ちゃんに八つ当たりしないとも限らないのです。

特に妊娠中から出産後は感情のブレーキがナイーブな状態になっているので八つ当たりしやすいのです。

我が子の為に、八つ当たりは妊娠中に他のご家族にやっておいた方が安全無難なのです、、、ご主人!なんとか耐えてください!


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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