2010年05月12日

愉気とは

 野口整体では、相手の身体に手を当てて気を送ることを「愉気(ゆき)」と呼んでいます。

愉気は特別な人にしかできないものとよく思われがちなのですが、決してそういうことはありません。

ちょっとした訓練さえすれば誰にでもできるもので、実は皆さんも普段からも無意識にやっていたりするのです。

頭が痛むと自然と頭に手を当てます。

お腹に痛みがあれば無意識にお腹に手を当てます。

身体のどこかをぶつけても、思わずそのぶつけた処に手を当て、押さえ、さすったりします。

痛みに限らず、身体のどこかに異常感が生じれば、自然とその処に手を当てるものです。

無意識についその処に手を当ててしまう、もともと人間には身体の悪い部位に思わず手がいくという本能があるのです。

野口整体の創始者である野口先生は、著書「愉気法」で愉気のことを「人間が考えてつくったものではなく、本能」と書いていますが、誰しもが、肩が痛ければ肩に、腰が痛ければ腰に、お腹が痛ければお腹に、自然に手を当てた経験があると思います。

手を当てる行為とは人間の本能として備わったものなのです。

本能的に自然に手を当てたことで、なんとなく痛みが軽減したという経験のある方はたくさんいらっしゃると思います。

また、悪いところに手がいくという本能は他者にも働きます。

小さい子供が転んで頭を打ったりして、お母さんがその打った処に手を当てて、なでなでしてさすってあげ、それまで泣いていた子供がしだいに元気を取り戻していく光景をよく目にすることがありますが、原点はそれと同じことなのです。

ですから、愉気をあまり難しく考えないことです。

普段から誰でも日常的にやっていることなのです。

愉気はそれを技術化したにすぎません。

決して特別な能力や、専門の人にしか出来ないというものではありません。

また、手を当てたからといって、自分のエネルギーみたいなものが減ってしまって身体がフラフラになってしまうというものでもありません。

とても自然なもので、日々の暮らしの中で日常的に行なうことができるものです。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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