2010年05月14日

合掌行気法

 合掌行気法とは、愉気の感覚を養う基礎的な訓練法で、合掌した手に意識を集め、「気」に敏感な手を作る為のイメージを用いた呼吸法です。

合掌といいましても、手の形のことで、特別宗教的な意味はありません。

手を合掌の形にすると集中しやすく、雑念が浮かびにくくなるのです。


正座で座ります。(正坐の難しい方はイスでも結構です)。

背筋を伸ばし、軽く顎を引いて、手首・肘・肩の力を抜いて、上体の力を抜きます。

イメージとして、上体の重さが下腹(腰)にストンと納まる感じです。

眉間にシワを寄せたりなど、顔を緊張させないようにしてください。

そして、息を整え、心を穏やかにします。

顔の前で両手を合掌し、その合掌した手を肩に力が入らない、みぞおちの弛む楽な高さまで下ろしていきます。

合掌を構えるとき、その姿勢をずっと維持していても疲れない高さ、腕や肘の無駄な力が抜けて、身体全体がまとまりやすくなるような高さがありますので、しっくりとくる合掌の位置を探ってみてください。

両掌の間を2,3cmほど離します。

薄目で両掌の間を見つめます。

すると左右の掌が互いにだんだんと近づいてきます。

あるいは、吸う息によって左右の掌が互いにだんだんと近づいてきます。

少しでも互いの掌が触れましたら、後は意識的に掌全体を合わせて合掌の形にしてください。

左右の掌はあまりピッタリとは合わせ過ぎず、イメージとして紙1枚が通るか通らないかくらいの間を開けて、両掌を合わせます。

その方が、手と手をピッタリと合わせるよりも気感をつかみやすく集中しやすくなります。

ここで目を閉じます。

漏気法を行ないます(漏気法は合掌行気法の始めと終わりにひとつの区切りとして行ないます)

両掌に意識を集め、掌で呼吸を繰り返します。

掌で息を吸い込んで、掌で吐いていきます。

そのつもりになって呼吸をします。

合掌した指先から腰(お腹の下:丹田(へそと恥骨の中間))まで管が通っているようなイメージを持ち、その中に息を吸い込んで、そして息を吐いていきます。

実際には鼻から息を吸い込んで、鼻から息を吐いていきます。

呼吸は、普段の呼吸よりも少しゆっくりとした速度で行ないます。

そのまましばらく呼吸を続けます。

すると掌にいろんな感覚が起こってきます。

温かい感じ、ピリピリとした感じ、モヤモヤとした感じ、掌に蟻が這うような感じ、磁石の同極同士を近づけたときに起こるような反発するような感じ、逆に引き寄せ合うような感じなど、いつもには感じられない感覚が掌に生じます。

それが気の感覚です。

その感覚にしばらく意識を集めながら呼吸を続けます。

合掌行気法を終えるときはまた漏気法を行なって、片目ずつ眼を開けながら左右の掌を離して下ろし、静かに鼻から息を吐いてください。

いきなり両目を開けますと軽いめまいを起こすことがあるので、年の為に片目ずつ開けるようにしてください。

これが合掌行気法です。

1日に5~10分間くらい続けると良いでしょう。

合掌行気法の訓練をしばらく続けますと手の薄皮が脱皮したように剥けることがあります。

そうして徐々に敏感な掌に近づいていきます。

また合掌行気法を行ないますと、手の感覚が敏感になるだけでなく、全身の感覚も敏感になります。

さらに、左右の脳の働きが統合されて、頭の働きも良くなります。


★お付き合いくださり、ありがとうございました・・・感謝していますface02

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